材木屋さんの雄叫び
82:
匿名さん
[2005-08-24 19:15:00]
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83:
匿名さん
[2005-08-24 19:50:00]
自分に都合の良いときだけフェノ−ル系樹脂っていうのもなぁ、
そんで「いやな感じがつきまとう」って、もうちょっと論理的な ことを言って貰わないと・・・ |
84:
匿名さん
[2005-08-24 23:37:00]
集成材の接着剤の寿命は、半永久的である。
と断言する人もおり、 こればっかりは、経年してみないとわからない。 あ、 不良品や、施工に問題があってダメになった集成材を持ち出すのやめてね |
85:
国産材
[2005-08-25 12:42:00]
フェノール系の接着剤は既に80年を越える使用実績がありますから、まず、問題は無いと思います。
耐水性の高い接着剤ですから、高温多湿による劣化等も無いと思います。 イソシアネートは使用実績が浅いので、これはあと50年くらい経年してみないとわからないというのが事実です。 私は別に何が何でも無垢材でなくてはとは思っておらず、「当社は集成材で行く!」という住宅メーカーやプレカット工場にはチャンと国産材の集成材を供給できる体制を作るべきと考えております。 間もなくスギとベイマツのハイブリッド集成材とコストダウンを追及したスギの柱の供給が本格的に始まりますが、それはそれで無垢材とは住み分け出来ると思っています。 |
86:
円山きんぐ
[2005-11-09 13:17:00]
木材関連で情報を得ましたので、スレします。
品確法施行後に木材の含水率を減らすため強制乾燥が行われています。 強制乾燥施設の周囲には、カメムシ等の昆虫が集まり、強制乾燥により、何らかの集合フェロモンが材から発散されているのではないかという疑念を持っています。 また、強制乾燥を行うことで、木材の艶が失われるようにも聞いています。 強制乾燥材の弊害について、ご存じの方教えてください。 |
87:
よーそろ
[2005-11-09 14:51:00]
初見ですが、たいへんためになるスレですね。
ところで金属イオンの効果についてですが、「オリゴディナミー」というのがあります。 「極微動作用」とか「微量毒作用」と訳されてるもので、銀や銅などのイオンがバクテリアの繁殖を防ぐ作用のことです。 酢の中に銀のスプーンを入れておくと腐らないというアレのことですね。 ですから銅によって材を腐りにくくするということは間違いなくあると思うのですが、それがシロアリに効くかというと??? 詳しいこと分かり次第知りたいです。 |
88:
国産材
[2005-11-15 11:27:00]
シロアリは銅(銅イオン)に弱いか?の件、大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ようやく、専門に研究している先生とコンタクトが取れましたので、レス致します。 やはり、「シロアリは銅(銅イオン)に弱い」というのは迷信だったようです。 (以下、転載) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 銅板や銅製品の効果はシロアリに関しては報告がないですが、直接銅製品を食害することはなくても、銅製品が接している木材は食害します。 例えば「柱の下部を銅で巻いたりする」のは神社の鳥居でもよくみられます。京大・藤井義久助教授の報告では、京都の伏見稲荷の鳥居では、その銅で巻い た部分の内側の木材が腐朽し、かつシロアリに激しく食害されていたとのことです(なお藤井先生のお仕事は、表面からは見つけにくいシロアリ被害を様々な 器械で非破壊的に検出するというもので、伏見稲荷の鳥居は現場物件の一つです。)。 土台の下に銅板を置くのも同様で、シロアリを寄せ付けない効果は望めません。 玄関の柱や鳥居の柱脚部を銅板で覆うのは、掃除の時や、人が通るときに、物理的に傷つくのを防ぐ目的が大きいと思います。 |
89:
国産材
[2005-11-15 11:38:00]
木材業界では「強制乾燥」と言う言葉は使わず、「人工乾燥」と呼んでいます。
温度によって低温乾燥、高温乾燥と分けていますが、何度以上が高温なのかは意見が統一されておらず、大体、100度が分かれ目かなと思います。 100度を越える高温乾燥では木材の周囲が先に乾き硬くなり、内部が後から乾くことで隙間が出来る「内部割れ」と呼ぶ現象が起こることが多々あります。 柱など縦に使用する場合には内部割れは強度に影響は無いとの報告もありますが、継手・仕口の加工部分の強度低下を心配する研究者も多いです。 内部割れなど木材に負担をかけない乾燥温度は70度以下と言われていますが、今度は外側に干割れが生じ、見た目が悪いという問題が出て来ます。 こちらは「干割れ」ですから、実験でも強度への影響は全く無いので、「見た目」だけの問題と言えます。 御指摘の「木材の艶がなくなる」というのは70度でも起こります。天然乾燥か、50度以下の超低温乾燥なら木材の油分などは抽出されないので、艶がなくなることはありません。 50度以下の超低温乾燥器は現在、東京の奥多摩の森林組合に第1号機が設置され、稼動中です。 |
90:
ニアピン
[2005-11-16 07:55:00]
疑問があるのですが、
強制的に乾燥させた木材に雨などの水分が付着した場合、 その水分は吸着されるのでしょうか? 木材も繊維の塊ですから、 強制的に乾燥させた場合、 スポンジのように水分を吸い取りやすくなるようなイメージがあります。 宜しければ教えていただけないでしょうか? |
91:
国産材
[2005-11-16 12:54:00]
木口面は水を吸いやすいですが、側面は多少の雨程度でしたら表面が濡れるだけで、天気が回復すればすぐに乾きます。
乾燥させた木材の方が水は吸いやすいですが、それは人工乾燥も天然乾燥も同様です。 雨などの水分だけでなく、梅雨から夏の多湿の時期は空気中の水分も吸いますますが、湿度の低い時期になれば逆に排出します。 問題は冒頭に書いたように表面ではなく木口から吸い込んでしまった場合で、床上浸水に見舞われると毛管現象で柱は水を吸い込みます。 こうなると簡単には乾きませんので、水害にあった後、すぐに内装を張り替えてしまうより、しばらく柱を露出させ放置した方が良いです。 スギやヒノキ、ヒバなどの芯材部が腐りにくいのは抗菌成分を多く含むためだけではなく、油分があり木口からも水を吸い込みにくいからだと思います。 野ざらしにした柱の端材を雨上がりに見ると、スギ、ヒノキは赤身から乾くのに、ベイツガやホワイト・ウッドは芯までグッショリ濡れているため、表面から乾きます。 それを考えても油分を抜いてしまう温度の高い乾燥は疑問を感じています。 |
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92:
円山きんぐ
[2005-11-21 16:25:00]
国産材さま、皆様
建築士にとって、外材と同程度の価格であれば、国産材を使用する如何は、含水率の信用性如何のようです。 無垢材を使用した場合に、ある程度の割れや狂いは、木の性質を考えれば仕方のないことと思います。 木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか? ここらがハッキリすれば、人工乾燥材以外の国産材も使いやすくなるのではないでしょうか。 どの程度の割れが瑕疵となるかは、程度問題で難しいところとは思いますが、ご意見をお聞かせ下さい。 先日、西川材を見てきました。 中目材(中途半端な太さの木)を避けて効率的に生産する必要から、スギ40年、ヒノキ50年の短伐期としているとのことです。ヒノキはもう少し赤味が入るとbestですが、それでも十分です。 価格も外材に毛が生えた程度です。 仕入れに困るぐらい売れても決して不思議はないと思うのですが...... |
93:
国産材
[2005-11-22 17:25:00]
>木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか?
これは難しい質問ですねぇ。床が6/1000以上傾いたら瑕疵(欠陥)だと言われていますが、そうすると3.6mで2.16cm。もしも片側の梁がこれ以上縮んだら瑕疵となります。 尺(30cm)の未乾燥の梁の場合、最悪、その程度の収縮が起きる可能性はありますが、片方の梁だけ縮むことはなく、全体が下がるから6/1000は傾かない… とは言っても7%も縮んだら、やっぱり問題ですよね。含水率15%以下の木材を使用した集成材でも、過乾燥状態になると105㎜角が102㎜程度になることがあります。それを考えると無垢材の場合には5%以下なら勘弁してくれいと言いたいところではあります。 表面の割れは殆どの場合、強度に影響はありません。但し、梁で斜め45度以上の角度で入っていた場合には強度に影響があると言われています。古い民家や社寺仏閣の梁はバリバリに割れていますが問題とされることはありませんし、萩市に新しく出来た博物館も地元のマツ材を使用した梁はウヘェ…っと思うくらい割れていますが、市の担当者は「これが無垢材だと言う事を来場者に知って欲しい」と涼しい顔で言っておりました。 |
94:
円山きんぐ
[2005-11-22 18:42:00]
ありがとうございます。
床の6/1000は地盤沈下でもない限り、収縮のみでは起こりにくいように思います。 木材は湿度に併せて絶えず呼吸しているわけですから組み立ての際に、乾燥している状況であれば緩く、湿度が高ければきつく組み立てることで、仮に乾湿による収縮の最大値が6%であれば、標準からはそれぞれ3%の範囲で収まることになります。 無垢材が使われる機会が少なくなると、こうした調整ができる大工が次第に減っていきます。 今住宅はプラモデル化し、組み立てやすさからkd材嗜好の大工も多いとか。 この状況で無垢材の消費を増やすには、湿度による収縮を標準からの収縮となるように材の湿度に応じたプレカットが必要となります。 そうは云っても、プレカットも刃先の状態によって誤差があるので、無垢材の使用と大工の腕はセットとなります。 割れについては、強度、狂いに問題がなければ、木材の性質を消費者に理解してもらう説明次第ということですね。 45度の角度の割れに問題があるのであれば、木目が45度以上とならないような木取りをすることが大切ということになりますね。 |
95:
匿名さん
[2005-11-22 20:11:00]
うちでは、無垢よりも狂いや強度の面で集成材がお勧めだと工務店に言われました。
実際はどうなのでしょうか? |
96:
円山きんぐ
[2005-11-22 21:05:00]
木材需要拡大のため関連スレを貼り付けします。
漏れにお気づきの方は加えてください。 集成材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14275/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13569/ 無垢を推奨する会社はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ シロアリ・虫等はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14935/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13649/ 建築中の木材(水濡れ等)の疑問はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14809/ 無垢のフロ−リングはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14249/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ 外回りの木材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14198/ 薪スト−ブはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14240/ |
97:
円山きんぐ
[2005-11-22 21:13:00]
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98:
国産材
[2005-11-24 14:38:00]
無垢材か集成材かは、似た樹種であれば好みの問題です。腐り易い樹種は集成にしたからといって腐りにくくなるわけではありませんので、一階の柱などには腐りにくい樹種を使うべきです。
ようやくスギやヒノキの集成柱も入手できる環境が整いつつありますので、狂いを気にするなら集成材、本物の木らしい良さを求めるなら無垢材ということで良いのではないかと思ってます。 但し、集成材は原料の板を人工乾燥させるので、木の艶や香り成分は飛んでしまいます。抗菌成分も抽出してしまうので、腐り易くなるのではという説もありますが、まだ検証はされていません。 無垢材を薦める大工さんの方が腕は良い、とは言えるかも知れませんが、逆説的に「集成材を薦める大工は腕が悪い」とまでは言い切れません。 |
99:
???
[2005-11-24 22:56:00]
逆説的かもしれないが、檜のムク材ってそんなにいいものだろうか?
データはないけどヒノキチオールのアレルギーは意外と多いです。 シックハウスやアトピーの隠れた原因だと思う。 だれか研究してくれないかなあ。 |
100:
国産材
[2005-11-25 10:53:00]
確かにヒノキや青森ヒバの香りにアレルギー反応を示す人は増えています。当社では無垢の内装材展示場を作り、無垢の羽目板やフローリングを貼りたいという人にはなるべく家族連れで来て頂き、見たり触れたり匂いをかいだりして納得してもらってから売るようにしていますが、アレルギー反応を示さないかも大切なポイントです。
ただ、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンのように全ての人に害を与える化学物質ではありませんので、シックハウスの原因というのは間違いだと思います。 森林総合研究所の宮崎先生は木の香りの研究では第一人者で、12月13日(火)の午後5時から東大の一条ホールで講演会があります。この件について質問してみてはいかがでしょうか。 |
101:
匿名さん
[2005-11-25 11:29:00]
ヒノキチオールのアレルギーの人にとってはシックハウスの原因
じゃないのか? あいかわらず偏ってんな w |
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得ません。って、あんたも国産材と同種の人間だな。