材木屋さんの雄叫び
62:
国産材
[2005-08-08 11:02:00]
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63:
国産材
[2005-08-08 12:04:00]
あ、そうそう。素材にこだわり過ぎと他のスレで言われた私としては、大変なことを書き忘れた。
スギ、ヒノキでも白太(しらた)と呼ばれる辺材部は腐り易いので、最低でも断面の80%以上は赤身(芯材部)を条件とする必要があります。 本当は100%赤身が望ましいですが、そうすると値段がハネ上がりますので。 ツーバイフォー住宅メーカーは大きなところでも1万棟まで行きませんから、「当社はスギのツーバイフォー部材を使い、それをウリにする!」ということなら、十数社の大手製材工場と提携すれば十分供給可能だと思います。 もっとも根太の2×10は、スギよりもベイマツの方が強度が高いので、そこまで無理に国産材にする必要はないとは思いますが。 |
64:
匿名さん
[2005-08-08 12:15:00]
貴方は素材にこだわりすぎなんじゃなくて、人の話が理解できないだけでしょ。
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65:
国産材
[2005-08-08 16:41:00]
人の話が理解できないのと、樹種を選ぶ大切さを理解できないのとでは、後者の方が消費者への不利益は大きいと思います。
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66:
匿名さん
[2005-08-08 16:58:00]
人の話が理解できない人が、樹種を選ぶ大切さを啓蒙するのも、同様に
消費者への不利益は大きいです。 あなたの書き込み内容は、ソーラーなんとか工法の松○某と同じで やりかたが非常にまずいと思いますよ。 |
67:
匿名さん
[2005-08-08 21:00:00]
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68:
国産材
[2005-08-09 12:55:00]
丈夫で長持ちする木造住宅を建てるにはキチンとした設計、施工が大切なのはもちろんですが、使用する木材の選択も重要な要素です。
昭和40年代の住宅ブームで沢山の住宅が建てられましたが、戦後植えたスギ、ヒノキなどは十分に成長しておらず木材需要を賄いきれなかったため、代替品として外材が大量に輸入されました。 ところがそのような時代が長く続くうちに、木材を選ぶことへの関心がどんどん薄れ、売れる木材、使い易い木材が良い木材だとでも言うような風潮になってしまいました。 昭和40年代に建てられた住宅が40年経ち、建て替えの際に解体してみると、柱や筋交い、土台などか激しく腐朽している例が多数見られ、やはりベイツガの方がスギやヒノキよりも腐るのが早いことが明らかとなったにも関わらず、その反省に立ち腐りにくい樹種を選ぼうということにはならず、さらに腐り易い樹種を使っての家づくりが行われているのが現状です。 戦後に植林された国産材が十分に成長した今、住宅建築に携わる人たちはもちろん、家を建てる施主の皆さんにも使用する樹種への関心を高めて頂きたいと心から願っています。 |
69:
匿名さん
[2005-08-09 13:51:00]
国産材さんのかたをもつわけではないけど
やり方がまずいというのはどうところなのでしょうか. どういう内容が場違いなのでしょうか. 「材木屋さんの雄叫び」というコーナーで自称材木屋が 他人を誹謗中傷せずに自己の主張を多少過激にしているだけに見えますが. 私は銅イオンとシロアリの関係の情報を心待ちにしています. |
70:
匿名さん
[2005-08-21 10:46:00]
地域材による住宅を建てるネットワーク型のグループは、各地に誕生しているが、「性能をちゃんと担保しています」
と言える組織は非常に少ない。「狂ったり、反ったり、ヒビ割れたりすることがあるけど、これは無垢材の宿命。 なんとか我慢して地元の業者を助けるために協力して欲しい」というレヴェルで、規模は、ニッチ狙いから脱却していない。 日本の山林と製材のシステムに基本的な欠陥です。 |
71:
国産材
[2005-08-22 12:00:00]
私も、お施主さんが求めているのは「地元の木で建てた家」なのであって、地元の木が欲しいのではないのだから、まず、シッカリとした家づくりをすることが基本で、それに地元の木が使われているという認識でないとダメだと主張しているのですが、まだまだ「地域材を売りたい!」ということが全面に出過ぎていますよね…
割れなどについても、説明して納得してもらうことは必要ですが、我慢してくれというのは間違いです。 この「基本的な欠陥」を直すことは出来るのだろうかと、日々、悩んでおります。 |
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72:
匿名さん
[2005-08-22 13:07:00]
在来木軸は、戦後の物資がなかった時代に考案された羽子板ボルトと筋違いによる耐震性の低い
木造住宅の時代は完全に終焉したのである。その細い芯持ち材の育成を前提に考えていた林業は 存立の基盤を失った。 これからは、乾燥した精度と強度の高いランバーが求められている。気密性能が1平方センチ以下 を求められた時、ビルダーは好むと好まざるとにかかわらず集成材を選択するしかない。 |
73:
匿名さん
[2005-08-22 22:26:00]
http://homepage3.nifty.com/net-forum/honnne/honnelink/20050803.htm
ほしいものがほしいときに手にはいる。 質が云々以前に、商品として当然備えていなければならないものです。 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。 上リンクの続編を読むと光明が見えなくもなく。 |
74:
匿名さん
[2005-08-22 22:34:00]
筋交いなんか使うなよ。
だからあんたは、家造りは範疇にないんだよ。 |
75:
匿名さん
[2005-08-22 22:42:00]
>今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる
>学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。 孤軍奮闘?学者や学識経験者?軽いイローゼだね。 ホワイトウッドでぐぐってみたことある? あんたヘンを通り越して薄気味悪いよ。ホント一回心療内科行ってみない?冗談で言ってるんじゃないよ。 |
76:
匿名さん
[2005-08-23 01:06:00]
カナダツガE120ってどうなんでしょう?
ダグラスファーより釘の保持力が強いようですが。 |
77:
国産材
[2005-08-23 10:52:00]
「匿名さん」という名前が多くて誰にレスをつけているのかワカラナイ状態で、「軽いイローゼ」になりそうですが、カナダツガE120の話。
E120というのはヤング係数120の意味で、ヒノキに匹敵する強度といううたい文句ですが、JASで定められたEいくつの表示をするためには1本1本測定しなくてはなりません。 カナダツガの場合、サンプルを測定した結果なので、中にはE120より強いものもあるし、弱いものもあります。 カナダツガもスギと同様、乾燥しにくい樹種ですが、集成材にシェアを奪われ壊滅的な打撃を受けているため、カナダツガ・パートナー協会を作り、懸命なPRをするとともに、乾燥への取り組みを強化しています。 乾燥すると暴れが生じるため、135ミリに製材したものを乾燥させ、それを120ミリ角に仕上げているので歩留まりも悪く採算は良くないとのことで、「ここまでして日本に売らなくてはならないのか!?」との声もカナダの製材工場からは聞こえてきます。 また、腐りやすい腐りにくいの話をすると石つぶてが飛んで来そうですが、カナダツガの方がホワイトウッドより腐りにくく、レッド・パイン(欧州アカマツ)と同等との評価です。 釘の保持力は確かにスギやホワイト・ウッドよりも強いですが、乾燥すると硬くなるので、釘が打ちにくいという人もいます。 |
78:
国産材
[2005-08-23 11:09:00]
> 73 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。
「国産材製材協会」のメンバー企業全体で現在、国産乾燥材では20%を越えるシェアを持ち、JAS以上に厳格な規格で製品作りをしています。 今まではA社の一等材とB社の一等材は品質が違うということが当たり前で、これも国産材の信頼を損ねていた理由の一つですが、協会のメンバー間ではお互いに製品の融通をしあえるように規格の統一を推し進めています。 メンバーは今後も増えていくものと思いますので…と言うか、ここに入って企業努力をしないと生き残れないと言う状況になるでしょうから、少しずつではありますが改革派進んでいると思っています。 |
79:
円山きんぐ
[2005-08-23 12:38:00]
地球温暖化対策を考えた場合、無垢材で住宅をつくる必要があります。
木材を炭素ストックとする扱いについては今のところ明確になっていませんが、固定期間を長期にするには、集成材では問題があるからです。 集成材では廃材を炭として利用することもいやな感じがつきまといます。 特に耐久性があるとして積層接着に使用されるフェノ−ル系樹脂は環境ホルモンのひとつです。 無垢(心)材はその点安心ができます。国策としても重要です。説明すれば殆どの消費者が納得するでしょう。 それであっても、ビルダ−が外材・集成材嗜好となるのは、国産材は狂い易いという観念があるからです。 外材と比べ小径木であることも原因のひとつです。 外材と国産材の乾燥については、教科書的ではありませんが、外材は船輸送の間に自然乾燥が必然となっていることを見逃してはなりません。 これに対し国産材の乾燥は信用のみです。信用をこれから築く必要があるのです。 ビルダ−の方が国産材の利用に踏み込めない要因となっています。 信用のある高級木材店以外の国産材材の扱われ方は以前から申し上げているとおり惨めなものです。 広葉樹、アカマツなどは仕分けも十分にされないまま木材チップとして細切れにされているのが実状です。 NPO国産材が信用ある流通をつくり、これらの掘り起こしをする必要があると思います。 変革には過激な論も必要とは思います。 外材の腐朽については、もう少し納得できる根拠を挙げれば誤解も少なくなるのでは無いでしょうか。 明治期に造られた岩崎邸など国産材で造られた建物が未だに多く健在しています。 30年といわれる日本の住宅サイクルを国産材で見直すことができれば適ったりなのですが.. |
80:
国産材
[2005-08-24 11:17:00]
在来工法は首都圏では80%以上、全国平均でも70%以上が工場で加工されるプレカットになってしまった現状、狂いや収縮によるハネの少ない木材が求められるのは仕方の無いことではあります。
最低でも乾燥は必須条件で、以前のように未乾燥の木材でも材木屋の倉庫や大工の下小屋に半年も寝かせているうちに乾くから大丈夫という感覚ではシェアが低下するのは当然です。 タマホームが年間1万棟になったら乾燥材の供給が間に合うかどうかが問題だなどというのは木材業界にとって恥ずかしい話で、間に合わないことの方が問題なのです。 木材の欠点を大工の腕で補うという時代ではなくなった今、プレカット工場や大手住宅メーカーにも安心して使って頂ける製品を作るということが国産材にも求められています。 それが出来ない製材工場は淘汰されるでしょう。この5年間が勝負だと思ってます。 |
81:
円山きんぐ
[2005-08-24 16:23:00]
>79 3行目「・・・問題があるからです。」以降に挿入させてください(ヌケてしまいました)。 集成材でつくられた住宅は集成材の耐用年数に疑問があることから、築後数十年が経過し、メンテナンスが必要となった場合に改築よりも新築を選択せざるを得ません。木材は廃材として処分され、無垢材と比べて炭素固定の役目を果たす期間は短くなってしまいます。
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ただ、2×4、2×6までは国産ヒノキでしたが、2×8,2×10になると値段が高くなり過ぎるので、客に説明した上、ベイヒで取りました。
そこまでしたのに、それから10年足らずでその社長の会社、倒産して家も取り壊されてしまった… (T_T)
国産のスギでツーバイフォーの木材を製材していたところが1社ありましたが、最近噂を聞かないので、もう製材していないと思います。
価格的には、今のスギの丸太価格からすると、輸入材と比べてそんなに変わらずに出来るのではないかと思います。