季節が安定する頃の秋は、結婚式のシーズン。
披露宴に新婚旅行は決まり物と思いきや、
仕事の関係や諸々の事情で型通りの披露宴のみの
カップルも多いらしい。
知人は、新婦がお寺の跡取り娘、つまり御養子さまに。
厳かな式とご披露は予定通り行われたが、
急な行事の為に、新婚旅行が延期。
自分のお寺で全ての行事があってホテル泊も予定せず。
一応、敷地の中の古い庫裏を新居に決めていたので、
くだんの知人曰く初夜の儀式はそこでと思っていた。
所が、当夜寝具が伸べられていたのが、本堂!
新婦の娘はあっけらかんに、ご本尊様に見守られての初夜なんて
跡取りなら、この上ない光栄な事とやる気ムンムンだったそうな。
首尾は上々と友人は苦笑していたけど、後でボソリと
あの空間の広がりには、ビビったな。
殿様気分はかくありなん、と内輪の感想。
そのお寺代々ご養子さまが多いそうで、
更に翌日新婦に打ち明けられた話は、
大昔には本堂の周りの障子には、
小指程の小穴が沢山開けられる
恒例の行事だったとか。
世の中、ビックリ・唖然・呆然の初夜って
多そうですね。
[スレ作成日時]2005-10-31 16:58:00
我が家で迎えた『ビックリ初夜』
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