香川で家を建てるならどこの工務店・HMがいいですか。香川の工務店で実際に家を建てられた方、お知り合いの口コミ等なんでも結構です。 情報が欲しいのでよろしくお願いいたします。
[スレ作成日時]2012-04-02 09:56:55
注文住宅のオンライン相談
香川県でお勧めの工務店ありますか?(工務店スレ)
63:
購入検討中さん
[2012-05-02 00:44:13]
家を建てようと思ってますが、尾本住建ってどうなのかわかる方いませんか?ネットとか見てたら、あまり良いこと書いてないような気がしますけど。現場を見た人が、きちんとしてるって書いてた人もいましたが!どこの工務店、HMも変わらないと思いますけど。よろしくお願いします。
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65:
初心者
[2012-05-02 16:32:28]
今一戸建てを検討中です。
何社かHMを周り、一条工務店が気になっています。断熱性や全室床暖房、外壁にタイル貼りの商品がある事等が気に入ってます。ただ、予算的にかなり厳しいです。 同じ様な仕様で地元の工務店に頼む事は可能なんでしょうか? |
66:
購入経験者さん
[2012-05-03 19:48:57]
>63さん
私は 尾本で家を建て後悔しています 注文住宅で注文どうりに設計施工ができない 現場監督は資材の注文がかり 施工のことは下請まかせ 苦情は言い逃ればかり 本社の近くで尾本で家を建てる人がいないのは 会社を知っているからでしょう 100%おすすめしません 話聞くだけにした方がいいです 住所名前教えると毎週営業が来ますよ 勝手に測量されます |
67:
購入検討中さん
[2012-05-04 18:43:09]
尾本で建てて、どうゆう所がいけなかったのですか?評判は良くないって聞いてましたけど、噂ではわからなかったので。吹き付け断熱がいいと思って情報が欲かったのでありがたいです!
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68:
購入経験者さん
[2012-05-04 20:32:00]
吹き付け断熱は本当に夏涼しく 冬暖かいと思います
ほかの工務店さんでもお願いすれば出来ると思います 施工の状態が私たち素人でも判りやすいです 屋根裏 壁に決められた厚さが吹き付けられているか針金位で 判断できます 悪い施工例 私の家の床下断熱はボードでした 床下断熱用のボードは ただ入れただけ 床下で斜めに垂れ下がって断熱効果が 望めない施工です 尾本に確認すると木の乾燥で隙間が 多くなりボードが落ちたそうです 木の乾燥を考えれば ボードが落ちないように施工するべきだと ほかいろいろありますがスレッドがお勧めの公務店教えて 下さいなので |
69:
優良工務店ファン
[2012-05-05 19:56:41]
発泡ウレタン等の吹きつけ断熱について
私は>>51で、この工法を採用する工務店は研究熱心なところが多いのではと書きました。しかし、この工法自体には欠点もあり、誤解なさる方がいてはいけないと思い、再度、書かせていただきます。>>49も参照下さい。 「長所」 ・カタログ値での断熱性能は高いと思います。 ・細かいところまで発泡材が吹き付けられれば、すきまなく施工できるため、正しく施工されていれば、完成時の気密、断熱性能はかなりよいと思います。特にC値がよくなります。1は普通に切るでしょう。 ・繊維系の断熱材での施工に比較して、断熱、気密についての高度な知識、経験を積まなくても、比較的簡単に、そこそこの断熱、気密性能を発揮できます。つまり、施工が楽。 「短所」 ・施工後の加水分解により、数年で、気密、断熱性能が数割程度失われ、完成当初の住み心地からは違ってくるものと考えられます。これは、現在のウレタン等の製造技術では残念ながら避けることができません。 ・硬化後、弾力性が失われ、柱などの収縮ほかに追随できません。地震などによって、隙間が生じる可能性があり、断熱、気密性能は劣化に加えてさらに落ちてきます。 ・結露の疑いを拭えません。むしろ、可能性は比較的ある方だと思います。(後で少し詳しく書きます) ・壁工法を採っていない木造工務店ではできません。 ・熱に強いわけではありません。火災時に不利な場合があります。 ・食害に強いわけではありません。シロアリは好んで食べます。 ・費用は安いわけではありません。 ・解体時に費用がかさむ可能性があります。 「結露」 ・製品メーカーは水を通さないとしていますが、吸水するものがあります。また、吸水性がなくても、湿気は通します。つまり、結露の危険がないわけではありません。 ・メーカーは、IV地域で透湿性のない耐力面材を使用できるとしています。製品劣化によって、透湿抵抗がどうなるのか不明ですが、耐力面材の選択に不安のある工務店が多いような気がします。その場合、壁内に入った湿気が抜けず、結露の危険性はかなりあるように思えます。 ・ツーバイは、建築時の雨の降られ方によっては悲惨なことになりかねませんが、そうでなくても、ツーバイですと透湿性のある耐力面材は使えないことが多いと思われますので、建築時に問題なくても、住んでいるうちに結露しやすい環境になるでしょう。 この工法を推奨なさる方もいらっしゃると思いますが、私はこの工法が飛び抜けてよい方法だとは思えません。 私がこの工法を採用すると仮定しますと、次のようにしたいと思います。 ・耐力面材を透湿性のあるものにする (ツーバイはこの点で対象外となります) ・室内側に防湿シートを施工する ・性能劣化を見込んで吹きつけ厚を3割程度以上余計に吹き付ける (構造材が4寸以上必要になるかも知れません) ・製品によって性能に差があるように思えます。輸入品がよいかも知れません 素人考えですので、参考程度になさって下さい。 |
70:
優良工務店ファン
[2012-05-05 20:54:03]
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71:
初心者
[2012-05-06 00:50:45]
優良工務店ファンさん、ありがとうございます。
これまではHMばかり回ってたので、これからは地元工務店を見ていこうと思います。 木造の場合、軸組工法でも耐震性や断熱性に重点を置いている工務店はありますか? |
72:
優良工務店ファン
[2012-05-06 07:27:22]
>>71さん
「一条工務店について」 私は香川県にあるモデルハウスしか知りませんが、その範囲ですと。 一条のモデルハウスの床暖房は結構ムラがありました。温度の高いところと、暖房が来ていないのではないかという床部分とがあり、同じ階でも温度差があり、温熱環境は必ずしもよくないと思いました。また、太陽光との併用で目立たないようですが、ランニングコストはよく考えた方がよいのではないでしょうか。私は、一条というわけでなく、一階全床暖房自体は、とてもよいものだと認識しています。太陽光については否定的です。 断熱性能は、独自パネルで、全国規模のHMとしては優秀です。気密は不明。しかし、他のHMと比較すると優秀でも、それは多くのHMがあまりにもみすぼらしいからに過ぎません。工務店と比較して、特に優れているとは言えません。 木造でタイルというのは、通常は慎重になさった方がよろしいかと。 あと、一条についてよく言われることは、その外観や室内のセンスです。合わない人もあるかと思います。また、独自規格というか、独自製品部材が多く、選択肢が限られます。完全な注文住宅にはなりません (ほとんどのHMが同様なのですが)。後々のメンテナンスもよく考える必要があるでしょう。 「耐震性」 耐震性は、新築なさる方でよく最初におっしゃることの多い事柄です。しかし、これまで何度か書きましたが、香川県で耐震性をことさら重視するより、地盤、津波対策の方がよほど重要です。 東日本大震災で、震災地の築淺の建物はどの工法、メーカーであっても、クロスのしわ程度で、まずほとんど無事でした。香川県で予想される南海地震は、それより規模が小さいと予想されています。また、現行の建築基準法で建てられた建物の強度はそれに耐える以上の強さになります。耐震性を特に云々するのは、大手HMの宣伝やそれらメーカーの広告費をあてにするマスコミにうまく乗せられていないでしょうか。大手HMの自己宣伝は疑問に思います。耐震性が弱いから、制震装置、免震装置を使うのでは?特に軽量鉄骨メーカー。軽量鉄骨が地震に強いというのは幻想です。また、今回の東日本大震災ではRC、SRCの築淺で結構被害が出ています。木造はツーバイでなくても、今日ではかなり地震に強いことが分かりました。 耐震性をお気になさる方は、工務店選び以前に、平屋を強くお勧めします。屋根を軽くするのも効果的でしょう。軽量の屋根で平屋だと本来は圧倒的に強いはずです。 建物の構造についても、吹き抜けや大開口部をつくらないことの方が、工務店選びより重要でしょう。一階にガレージなど設置した家は耐震には構造的にかなり弱くなります。木造軸組としては、木造軸組壁工法が筋交い工法より有利でしょう。また、剛床もよいと思います。建築金物の種類も強さに影響するでしょう。金物を使わない伝統工法は柱の強度が弱いと思います。なお、耐震性をお考えであれば、タイルの選択は考えものです。 具体的な工務店ですが、このスレッドに優良としてよく名前の出るようなところはどこも問題ないはずです。それでも強いて挙げるなら、高松郷東の「リビングココイチ」は全ての建物に構造計算をしていますので、その点、裏付けを得られて安心できるかも知れません。関連して、耐震性能に影響の大きい重心や偏心率などは計算ができます。耐震性が気になる方は、完成見学会や工務店で偏心率について質問して、納得できる答えができるところを選ぶとよいかもしれません。 木造だと、軸組ではありませんが「菅組」のSE工法は地震には強いはずです。SE工法は「無印良品の家」もそうですが、こちらは建てるのは穴吹ですし、ちょっとどうなんでしょうか。「菅組」は在来工法でも定評があり、しっかりした家ということでは香川を代表する工務店でしょう。 SE工法は構造計算が必要となります。費用対効果を考えると、60坪以下の建坪の家だと過剰設備のように思えますが、地震を気になさるのであれば安心かも知れません。でも、これだと、RCで平屋とか、RCパネル工法の大成建設の方が安かったりしませんか。で、その結果のコンクリート住宅はというと、薄暗い窓の少ない、温熱環境や健康に必ず優れているとは言えない家。耐震性なら、ツーバイが最もよいでしょう。ひっくり返しても家の形を保ちますよ。でも、ツーバイには他に問題があります。その一部は少し前に書き込んだとおりです。 要するに、耐震性はよいにこしたことはないのですが、あくまでも、コストと家の住環境総体のなかでの性能の一部として考えるべきではないでしょうか。私は、軸組壁工法と剛床で建てているところなら充分かと思います。 「断熱性について」 断熱は、断熱材の性能、壁構造だけではなく、建物形状、外構、間取り、他の部材、屋根構造などと合わせて考え、建物総体の温熱環境の性能の一部として捉えるべきです。例えば、断熱材よりガラスの性能の方がはるかに重要ですし、壁面積を減らしたり、開口部の面積を減らすことが効果的です。立方体の箱の形が有利です (耐震性もよくなります)。香川では、冬季より、夏の温熱環境の方を重視した方がよいでしょう。西に窓をつけないこと。南には大きな軒や庇をつけること。棟換気、通気屋根などの屋根構造。日陰、採光を考えた外回りの植栽計画。こうした建物環境総体の計画、見通しが重要です。 従って、工務店選びは、断熱に関して、これらも含め考えることのできるところ、そうした提案のできるところ、ひいては、施主のこれらの希望をくんで計画できるところがよいでしょう。全国規模のHMはほとんど全てこの点だけですでに落第です。 香川の温暖な気候ですと、このスレッドによく出てくる優秀とされる工務店はほとんど問題ないのではないでしょうか。 ここ最近では、アンビエントホーム、アンビエントホームが代理店のR+ハウスを、断熱に関心の強い施工代理店としてあげてみました。 他で思いつくところを書いてみますと、 「吉田建設」 (牟礼) 「ゼロエネルギー住宅」提唱。建物を総体として考えることができます。バランスのよい家を建てます。 「リビングココイチ」(郷東) 部材、設備など研究熱心で、良質の住宅を提供しています。 「エヌケー建設」 (木太町) 社長さんは家造りが大好きです。吹き付け断熱に移行予定。 これらは最近完成見学会を見て、よいなと思いました。コストパフォーマンスも納得できます。というより、私としては少し驚くくらいの良心的な値段設定です。社長や社員の方々の人柄、住宅に対する情熱も好感が持てます。 特に断熱などに興味がおありでしたら、 「ファンホーム」(伏石) ファースの家 「オークラハウス」(群家) FPの家 も見ておくとよいでしょう。どちらも北海道での実績のある工法です。お値段はまあまあします。 セルロースファイバーを取り入れているところは、断熱と自然素材に強い意欲があると思います。相応の値段はしますが、中庭の平屋は、部材のレベルからはかなり安いと思いました。 「石川組」(観音寺、円座) (特におすすめです) 「中庭住宅」平屋モデルハウスいいですよ。 「菅組」(仁尾) ややコストが高いですが建物は上等です。OMは?。 「金丸工務店」「山倉建設」「ゴーホーム」ほか香川でも10社近くあると思いますが、まだ、建物を自分の目で見ていないので、何とも申し上げられません。これから勉強します。 ここで挙げた工務店の施工でも一部あったのですが、私は薪ストーブについては慎重であるべきだと考えます。工務店としては施主の希望で断れないのはしょうがないとして、薪ストーブを気軽にすすめる工務店は少し判断を猶予する必要があるかもしれません。 私は高松近辺のところしか分かりません。また、私自身が勉強中です。ほかにもよいところはあると思います。 |
73:
初心者
[2012-05-06 21:32:44]
優良工務店ファンさん、色々とありがとうございます。
挙げて頂いた工務店等をまわってみます。 出来たら、来年の3月までにと思っていましたが、自分自身まだまだ勉強不足なので、焦らずに決める事にします。 |
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74:
購入検討中さん
[2012-05-07 10:01:22]
72さん、とても勉強になります。ありがとうございます。
自分は、蒔ストーブと、太陽光を検討しているのですが、あまり良くないのでしようか?よろしければ、理由を教えて下さい。 |
75:
優良工務店ファン
[2012-05-07 17:59:08]
>>73さん
ゆっくり時間をおかけになることはとてもよろこばしく存じます。 家を建てる場合、一番大切なのは「予算」とよく言いますが、私は「時間」だと思っています。 よいお家をお建て下さい。 あと、書き落としたのですが、ドイツのパッシブハウスだったかの設計事務所が、円座の石川組i-dessin二階に入ると聞いています。お訪ねになってはいかがでしょうか。 |
76:
優良工務店ファン
[2012-05-07 18:04:42]
時間が重要であることの一部を少し書かせていただます。
「HMが契約を急ぐ理由」 いくつかあります。そのなかのひとつの理由です。 人々は、家のことをあまり知らないで、マスコミの宣伝からのイメージでHMを選ぶ場合があります。そのような方々の中には次のようなことに気づく人たちが出てきます。 1.イメージとは違うことに気づく (例:建てる家の性能がイメージと異なり、かなり貧弱なことが分かった。いかにもすぐれた技術、品質と思っていたが、普通のことだったり、今では古いレベルだった。満足度が高いと言われていたが、完成後の訴訟件数、クレームがとても多いことが判明した。断熱が優れていると言っていたのに、北海道でまるで売れていないことが分かった。保証が安心だと思っていたが、そのからくりに気づいた。北欧の住宅がそのまま手に入ると思っていたが、段ボールや製缶業者など建築の経験のない国内メーカーが出資し国内の部材を使って建てていたなどなど) 2.実際に建つ家が、マスコミを利用して作ったイメージや、住宅展示場のモデルハウスのようにはできないことに気づく モデルハウスは一階床面積だけで50-60坪。設備、インテリア家具、外構などを贅沢にして1億近い予算がかかっています。自分たちの予算で建てると、その辺の建て売りとほとんど同じになることがわかります。 3.実際に建てるのは下請け工務店であることに気づく。さらにHMの下請け工務店より、地元工務店に直接頼む方が品質が高いことに気づく。 4.HMでの中間マージンの額がとても大きいことに気づく。実際に自分の家を建てるために使われない金額をかなり負担していることに気づく。 5.設計事務所に直接依頼すると、比べものにならない高レベル (デザイン、品質) の住宅を手に入れられることに気づく など HMは、顧客がこのようなことに気づく時間の余裕を与えないため、契約、成約を急ぎます。土地を斡旋するのも早く建てさせるためです。 |
77:
優良工務店ファン
[2012-05-07 18:25:03]
>>74さん
太陽光発電について 国等がエネルギー政策から各種補助を行なっているために。香川ですとかなりの普及速度となっているようです。注文住宅、HMメーカー住宅の新規着工件数の半数以上は設置していると聞きます。 (中には8割設置というメーカーがありました。一条だとほとんど設置らしいです) 以下、私見でデメリットを書いてみます。設置なさっている方は大勢いらっしゃいます。そのような方々を不安にさせる意図で書いているものではございません。御不興の場合はお見逃し下さい。 「太陽光パネルの効率等」 現状の太陽光発電パネルの熱変換効率は15%程度と言われています。さらに、夜は使えませんし、雨などの天候の影響を受けます。夏、冬はさらに発電効率が落ちます。つまり大変非効率。メーカーやHMメーカーが出す例は、大変成績のよかった一日だけのことだったりします。こんなことは誰しも分かることですね。 「費用回収は難しい場合がある」 太陽光発電は、初期費用を回収するのは難しいか、よくて、トントンだと思います。 よく、売電の収入があると言われますが、初期費用のことやメンテナンス経費、撤去費用、足場代は計算に入れずに言っていることです。総額で言うと、ペイするか難しいところではないでしょうか。 で、このトントンというのは、他の納税者、電力利用者の負担 (設置時の補助金、買い取り価格の優遇) の上に成り立っている数値であることに気づく必要があります。つまり、環境、社会全体からみると、明らかに割に合わないコストです。 「パワーコンディショナーの騒音振動」 パワーコンディショナーの騒音振動のクレームがあるようです。設置場所、敷地の余裕なども考慮に入れておく必要があります。こうした、ファン、モーターのある製品は、一般的に言って、設置後経年するに従い騒音、振動とも増大します。(発電のために電力会社の電力を使用している点にも注意) 「雨漏り等のリスク」 屋根に設置します。屋根に設置のためのねじ穴や取り付け金具分を空け、そこをコーキングする場合、施工不良でなくても、当然、雨漏り等のリスクが増えます。特にガルバの場合、雨漏りだけでなく、錆びの問題とかどうなんでしょう。 「重量物を屋根に乗せること」 躯体の構造を強化する必要があり、このコストを見逃す方は少なくないでしょう。また、メーカーによっては、全く補強なしの場合もあり、当然ですが、地震などで不利な場合があります。 「屋根形状、建物設計の制約」 設計時に考慮する必要があります。最近の傾斜のゆるい屋根の場合、パネルだけ傾斜させるのでしょうが、建物の外観がどうなるでしょうか。 パネル部分は南に向けて太陽光を強く受けるようにします。パネル部分はそれでいいのですが、他の屋根部分は夏に温度が上がります。断熱材とか厚くする必要があるのではないでしょうか。片流れなど、北に下るよう設計するのが常識ですが、この場合、逆となります。 敷地や建物形状によっては、太陽光パネルのために、他の事柄が影響を受けることが考えられます。場合によっては本末転倒のようなことも起きるでしょう。 「屋根の塗り替え、張り替え」 太陽光装置が充分まだ機能しているのに、屋根の張り替えとかの事態も起こりえるでしょう。例えば、ガルバを10年で再塗装するとか、スレート葺き替えとか。 「技術革新の可能性」 技術革新の著しい分野であるため、数年後には全く異なった製品が出てくるかもしれません。そうなった場合、現在の装置は陳腐化します。例えば、三菱化成では、塗る太陽光発電という製品を数年内に出すことを表明しています。価格は十分の一だそうです。塗るわけですので(実際にはフィルム状) 施工費、設置費用も激変するでしょう。ただ、これは正確なところを予測することはできませんので、あくまで可能性です。 可能性の話で恐縮ですが、仮にそういうものが普及した場合、屋根の太陽光の家は古くさく見えてくるはずですし、劣った設備をコストをかけて運転するのは馬鹿げています。 「修理、保証など部品供給の不安」 現在、太陽光パネルは、中国製の品質は劣るけれども格安のパネルが市場を席巻しつつあります。全ての国内メーカーは欠損だったそうです。そのため、国内メーカーは、撤退するところが出てきています。そうなった場合の、パワーコンディショナーの供給があるのかなどメンテナンスなどに不安があります。これは、技術革新があった場合もあてはまります。 「補助金、買い取り価格の不確定要素」 国や地方の補助金は全額受け取れるとは限りません。また、補助金自体もどうなるか未知数です。 現在の買い取り価格は、政策的な配慮から実勢より高価格です。仮に多くの国民がこれに気づき、不満をもち、政府に要求して適正価格となった場合には、現状ですと、半額程度となります。さらに、その現状の電力コストがいつまで続くか未知数です(次項)。 「世界的なエネルギー需給の将来展望」 米国でのシェールガス増産などで、LNG供給が将来的に主軸となる可能性があります、というより、もうなってきています。価格下落により、ますます、太陽光発電は高コストになるかもしれません。また、オール電化自体が見直しを迫られる事態も考えられます。 「環境負荷」 損益がトントンであれば、乱暴に言ってこの装置がなくても同じなわけです。(実際にはトントンどころではないことは書きました)。その装置を作るためにかかった環境への負担はまったく無駄ということになります。太陽光発電はエコで、自然保護に自分は貢献していると思って設置する方もいらっしゃるかも知れませんが、よく考える必要があります。 「もともとの理念はどこに」 本来、環境負荷を減らす目的であった自然エネルギー利用が、実は、目先の経済原理 (環境に負担をかけるけれど、自分の出費が減るかのように見える) によって設置しているように見える場合、私には大きな矛盾に見えます。また、実際には無用な環境コストが生じていること自体、疑問に思います。 私としては、よく言ってもペイするかどうか損益分岐点付近のもので、なおかつ、上記のように不確定部分、建物への影響のあるものについては、見送りたいと判断したいものです。 |
78:
優良工務店ファン
[2012-05-07 18:43:58]
>>74さん
分けて書かせていただきます。 薪ストーブについて 72の薪ストーブについて書いたところは、実は、断熱などのおすすめ工務店として、薪ストーブをよく採用する工務店をいったん書いてから思い直してその工務店の部分を削除したつもりが、一部残ってしまいました。そのため、前後のつながりがない唐突な内容となってしまいました。お詫びします。 「薪ストーブは多くの場合使わなくなる」 工務店の方などは、よく薪ストーブを「高価な飾り」「高価な置物」と言う場合があります。薪の確保、着火の手間、ほかの理由 (後述) から、ほとんどの皆さんが使わなくなるからです。私は、冬季の外出時、煙突のある家の煙突から、煙 (正しく燃焼させていると無色透明の水蒸気となりますが、見て分かります) が出ているか注意して見ます。まず、ほとんど、出ていません。100万円から200万円する高価な飾り状態になるというのはどうも本当のようです。 「断熱などの観点から」 建物に大きな穴、しかも、煙突を開けるわけですので、断熱、気密について大変不利な状況を自ら作り出していることになります。高気密、高断熱の家とは相いれない設備です。薪ストーブでの高気密高断熱施工についてはノウハウが必要ですし、煙突など、薪ストーブ自体以外に建築コストもかかります。 また、燃焼時に水分や水素を発生させる筈です。大部分は煙突から排出されると思いますので、これがどれほど室内の結露に影響するか分からないのですが、不確定要素のように思えます。 「やけど」 本体と、室内での煙突部分が高温になります。本体も含め、やけどの危険があります。完成事例では、これは子供でなくても危険ではないか、必ずやけどするというものをいくつか見ました。お子さんのいらっしゃる家庭では慎重に考えるべきだと思います。 「煙とにおい」 完全燃焼すれば、あまり、においや煙は出ないと言われていますが、それには熟練が必要ですし、その場合でも、着火時には煙とにおいが発生するそうです。 施主は満足でしょうが、不完全燃焼の場合、隣近所には迷惑です。たき火は法令で禁止になりましたが、薪ストーブは合法的なたき火と言えなくもありません。分譲地など住宅密集地で、毎日お隣がたき火している状態を考えれば容易に理解できることでしょう。洗濯物ににおいが付着します。換気のために窓をあけることが自由にできません。室内で居ても臭いがしてきます (24時間換気のため)。煙で壁が汚れ落としにくいそうです。このため、近所などの苦情から、使わなくなる場合があるようです。 この掲示板で、「薪ストーブ」関連のスレッドを覗けば、苦情の嵐に慄然とすると思います。私は、薪ストーブはありえないという気持ちになりました。ただし、立地の条件がよく、近所に人家がない場合などでしたら、問題ないでしょう。 実際に薪ストーブをご活用の方は、立地条件もよく、完全燃焼などの技術をお持ちだと思いますので、これらの心配はないものと存じます。しかし、上記のような側面を知っていて施主にすすめる工務店はどうなんだろう、ということで72に書きました。知らないですすめる工務店は論外です。 薪ストーブの暖かさは心理的要素を除けば輻射熱であることが理由です。それであれば、私としては、床暖房をご検討なさることをおすすめしたいです。 |
79:
匿名
[2012-05-09 22:16:40]
尾OさんとO洋さんで迷ってます。
値段は尾Oさんが安いです。 家の材料は尾Oさんの方が明らかに良いのが資料でわかります。 迷うー |
80:
購入検討中さん
[2012-05-10 00:02:39]
ダイエイハウスのユーコンフォートで建てられた方おられますか?値段や仕様はどうでしょうか?
ゼロキューブは見積もりとってもらいましたが、規格住宅の割にローコストとはいえる値段ではありませんでした。 |
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