シロアリについて、みなさんどうお考えですか?
私は大の虫嫌いで(シロアリを好きな方はいないと思うのですが…)
とにかく、家を建てるときに1番最初の条件が
「シロアリの心配をしなくてもイイ家」が良いのです。
最近知ったことなのですが、鉄骨でも基礎の部分に木をつかっているところもあるみたいだし、
どうすれば良いのかわかりません。。。
木造の場合、薬を撒くんですよね?
でも、たしか5年くらいしか効果がないって聞いたような気がします。
何かおすすめの家の建て方があったら教えて下さい。
[スレ作成日時]2004-05-20 22:47:00
シロアリ
No.2 |
by 大工 2004-05-21 00:24:00
投稿する
削除依頼
束をプラジャキにして、土台は桧、栗などにして、墨を床下に敷く。か太陽光で発電して動く床下換気扇を設置する。電動で動くタイマー式は駄目です。雨の日でも空気を取り入れてしまいますし、電気代がかかります。
|
|
---|---|---|
No.3 |
大工さん、完璧・同感。俺の家はあまりシロアリは気にしてないけど。
そんなにシロアリっているの。大工さんや俺たちは国産の木材を使っているから わからないのですかねー。一般の人は、木はなんでも木って感じです。 木目・あて・ふし・含水率も関係なし。木は皆同じ値段でしょって感じです。 土台は青森ヒバもいいって三和木で聞きました。また教えて下さい。 |
|
No.4 |
大工さん、ありがとうございます。炭はいい案ですね!検討してみます。
私の知り合いの家では2軒シロアリの被害にあったお宅があったので どうも過敏になってしまって…。けっこうお金もかかったみたいだし。。。 でも、私の場合、木のこととか全然知らないので現場監督見習いさんの言うとおり 「木はなんでも木」と思っていました。(お恥ずかしいですが…) そこで質問なのですが、国産の木はシロアリがよってこないモノなのですか? 時間がありましたらまた教えて下さい。よろしくお願いします。 |
|
No.5 |
木は、値段の面から見ていくと柱サイズ1本で、タダに近いものから30万円くらいするものまで、色々あります。
当然木の種類によって、家のどの部分に使うのが適当であるかは、奈良時代から経験と失敗を繰り返し現代の 大工さんに引き継がれてきました。例えば家の土台には、栗・ひば・檜材が水湿と腐朽に強いから良いとか、松 材は横に使うと曲げに強いので梁に使用すると良いとか、檜材は、比較的軽いのに縦に使うと圧縮に強いので 柱に使うと良いとか、桐材は調湿が上手なのでたんすに良いとかです。 さて、国産の木は、しろありに強いかという大変答えにくい質問ですが、NHK プロジェクトX 東大寺 国宝 金剛力士像 1203年 運慶・快慶作 山口県産(檜材)を見て思うことですが、1203年当時、運慶・快慶が 、像を製作する際、外材が自由に手に入ったとしても、やっぱり檜で作ったと思います。 何故かというと長く なるのでまた次回。 現代の腕の良い職人さんも、いいもの作ろうとしたら、やっぱり高くても国産材使うと思います。 |
|
No.6 |
いいのは分かっているが、総檜までは予算が・・・という方が殆どだと
思いますので、総檜じゃないことを前提にした私なりのアドバイスをさせて いただきます。(材料を選ぶこと自体も重要なことです) こんなことがありましたのでご参考までに書かせていただきます。 家主さんがホームセンターで植栽の添え木に買った木がシロアリの食害に あい、建物の防蟻処理をしていない部分(ドウブチ等)に食害が拡大して いたケースがありました。防蟻処理をしていない部分は本当に弱いので 近所でシロアリの被害が出たとかの情報には注意していたほうがいいと 思います。 建築の際に気をつけたほうがいいかな、と思うことは・・・(一例として) 1. 木部を直接地面に接触させない。 2. (床下の換気のために) 基礎断熱をして、24時間換気の排気ダクトを一本床下に入れて、 床に換気ガラリをつけて床下の空気を動かし、調湿する。 (基礎断熱の断熱材には蟻道(シロアリの通り道)になってしまうものも あるので、その対策をとったものを使用する) 和室の床下が冷えやすく、湿度が集中しがちなので、ダクトは和室の 下に配置するといいようです。 3・ 上記にあるように、床下に炭を置くなのど方法のほかに、土台や柱に 塗れるタイプの物も販売されていますので、これも効果的だと 思います。 薬の効果が永遠ではないこともおっしゃるとおりですし、どの対策法に しても、100%大丈夫というものは難しいので、時々家の点検をし、 何らかの変化を早期発見して対処することが必要だと思います。 |
|
No.7 |
現場監督見習いさん、現場コーチさん、アドバイスありがとうございます。
とても為になります。ホームセンターの添え木の話、怖いですね。 家だけでなくそういうところからもシロアリの被害は拡大するんですね。気を付けます。 ちなみに、最近よく聞く「ベタ基礎」ってありますよね? そこに「シロアリの進入を防ぎます」って書いてあったんですけど、 どの程度効果的だとおもいますか? (営業マンの意見よりもコチラの意見の方が参考になったりするので…) お忙しいとは思いますが、意見聞かせて下さい。お願いします。 |
|
No.8 |
べた基礎は有効です。とにかく敷地全体を乾燥させておくことが必要です。
私の場合(三和木工務店)では、住宅の北側等の陽の当たらない部分に暗渠 排水を致しました。また、土台を東濃ひのきとして御影石基礎パッキンを敷き、 基礎コンクリートと土台が接触しないようにしました。べた基礎は、防湿・断熱 付きとし、べた基礎下に竹炭を敷き詰め、基礎下と換気パイプで繋ぎました。 床下に炭を入れないのは、基礎下が虫の住家としないためです。 |
|
No.9 |
べた基礎の方式にも色々あるかと思いますが、べた基礎は基本的に
地盤が弱いときの対処法の一つなので、べた基礎にしなくても 基礎の内部を防湿コンクリート(100ミリ厚位)で覆ってしまえば内部からの シロアリの侵入には効果的でしょうね。 |
|
No.10 |
現場監督見習いさん、現場コーチさん、またまたありがとうございます!
床下に炭を入れないで、基礎の下に入れた方が効果的なんですね。 覚えておきます!ありがとうございます。 あと、基礎内部の防湿コンクリートですね。 |
|
No.11 |
↑途中でreturnキー押しちゃいました。。。
建てる前にいろいろと教えて頂けて感謝してます。 多少高くつくかもしれませんが、一生に一度の買い物と思っているので参考にさせていただきます。 ちなみに、建てた後も何か気を付けた方がイイコトとかありますか? 定期的に業者にチェックをお願いするかもしれませんが、 自分でできる簡単な事とかも教えて下さるとウレシイです。 お忙しいのに質問責めにしちゃってスイマセン。。。 |
|
No.12 | ||
No.13 |
こんなことになったりします
http://www.ccn2.aitai.ne.jp/~kiyomi-k/index.html |
|
No.14 |
うたびさん、べた基礎下の炭の件ですが、私の住宅は、地盤調査にて
十分な数値が認められましたが、杭基礎を約6m打ちました。べた基礎 下の炭入れについては、地盤調査・地下水位等十分な検討をお願いします。 なお、基礎パッキンとともに床下換気口も装備しましたので念のため。 |
|
No.15 |
うたびさんへ
現場監督見習いさんが言っていたように、敷地全体・建物全体を乾燥 させておくことが、一番重要です。その上で対処を施しておくことが必要です。 また、念には念を入れてというお気持ちは分かりますが、いいとこ取りを しても、重複したり無駄になる部分も出てくると思うので、バランスよく対処 していくことがベターでしょう。 建築後の点検としては、 1. 時々床下を点検する。 2. 時々外壁を手で叩いてみる。(食害があれば、おがくずのような 物が、パラパラ基礎水切りの上に落ちてきたりします。 3. シロアリを見た場合は言うに及ばす、春〜初夏にかけて羽アリを 見た場合には、上記のチェックをすぐにしてみてください。 シロアリはいつまでも白くありません。成長につれ茶褐色になっていき 分家をはじめて拡散していきます。身体的特徴としては、通常のアリは 頭部・胴部・尾部(勝手な仕分けですが・・・)と、3つの部に分かれて いるため、くびれが2つあるのがはっきりと分かります。シロアリは頭部 と胴部のくびれが小さいので、くびれが一つしかないように見えます。 いずれ、○○だから完璧ということはないので、点検が重要です。 人の体と同じです。 定期的に業者にチェックさせる・・・というくだりがありましたが、施工業者の ことであれば「業者は何でも知っている!」と思ったら大間違いです。 ちょっときて「何か変なとこありませんか?あ、ないですか、じゃあまた きます。」で、家の周囲の点検もしないで終わりって感じの 点検が横行してます。分かっている人に頼むというのが重要です。 |
|
No.16 |
現場監督見習いさん、現場コーチさん、ありがとうございます!ほんとに参考になります。
いろいろな事を教えていただいたので、よく検討して家を建てたいと思います。 私の場合は、知り合いの家でシロアリが発生した際にお世話になったという業者の方に チェックをお願いするつもりでいます。 また何か質問があるかもしれませんが、その時にはまたご意見を聞かせていただけたら嬉しいです。 今回は本当にありがとうございました。 |
|
No.17 |
白蟻消毒工事を18年している者です 給排水の設備屋も平行して営んでいます
べた基礎の住宅でも白蟻の進入による食害例がありますので紹介します 進入経路は共通しています「給水管」「配水管」の外側 べた基礎のコンクリートと塩ビ管のわずかな隙間からです 最大の原因は「設備屋さん」です 配管の施工方法の違いから隙間は生じます 隙間が出来てしまうともセメントで埋めてもダメです進入してきます この場合で白蟻の被害を受けた場合新築から15年以内にトイレと風呂の 土台柱を失います もし隙間を発券した場合は樹脂でふさぐと効果があると思います また、べた基礎で配管に隙間のない家での白蟻の被害は見たことがありません |
|
No.18 |
一回打設で打ち継ぎを作らず床下に入って目視で点検できる高基礎にして、耐圧面はさや管とか通さず配管類はすべて立ち上げをスリーブで抜いて周囲を防蟻シールで塞ぎ、ターミメッシュや防蟻パッキンで土台を守る。
これで大丈夫でしょうか? |
|
No.19 |
うちは免震架台(鉄骨)に載っているし、
木材や断熱材はACQ処理しているから シロアリの心配はないなあ。 |
|
No.20 |
あるぜ?
|
|
No.21 |
シロアリのみの心配なら大手鉄骨HMで家建てれば精神的不安は取り除けると思う。
|
|
No.22 |
うちはターミメッシュしましたよ。
基礎断熱はシロアリが怖いので。 あと薬剤は使いたくないので、採用しました。 それと、薬剤は大工さんがかわいそうだと思ったからです。 |
|
No.23 |
>21
DHで10数年ほど前にDHで軽量鉄骨の家を建てましたが全て鉄ではないのでしっかり防蟻処理を標準で行っていました。 現在は基礎の工法も変わっているので肪蟻処理をするのかどうかわかりませんが・・・ |
|
No.24 |
>23
なるほど、躯体が軽量鉄骨でも床材や断熱はシロアリの食料や居住空間になりうるという事ですね。 勉強になります。 参考までに防蟻処理は物理的な対策なのですか、それとも薬剤等によるものなのでしょうか? ウチはトヨタの軽量鉄骨なのですがベタ基礎ではなく布基礎で床下は虫のワンダーランド なので夏場は怖くてもぐれません。 |
|
No.25 |
9月に建築予定の家は、基礎は基礎外断熱でシロアリが心配でしたが、下記の断熱材を使用する予定です。
http://www.afmjapan-logistics.com/pg.html |
|
No.26 |
白蟻はコンクリートも入りますよ。ウレタンも好きです。ベランダの防水が切れて、水が回るとベランダから侵入しますよ。白蟻は水分が無いと入りません。もちろん、結露も十分湿気の元です。冬でもそれなりに温かい家なら、土の中に帰りません。
|
|
No.27 |
鉄道ヲタクの父が庭に持ち込んだ線路の枕木にシロアリがいて、
ある日突然玄関に羽虫が大発生。 業者さんにお願いして床下に薬をまいて換気扇をつけてもらったんだけど、 作業の途中、出窓下の土を掘ってそこに入るのが好きだった愛犬が薬害で死んでしまった…。 |