耐震診断して耐震補強する場合の目標値、Is0.6とは、震度6強の地震が来ても
ぺちゃんこに押しつぶされる壊れ方はしないというだけで、大地震によって
修理不可能な痛み方をする可能性もあるそうです。
それは、現在販売されている耐震マンションも同じだそうで、建築に対する
耐震強度とはその程度のものだそうで、震度6強でも軽微な被害ですむのは
4階までの壁の多いRC低層マンションと免震建物ぐらいだそうです。
その程度にしか強くならないのであれば、耐震補強って意味無いように
思えませんか?
[スレ作成日時]2012-03-18 08:41:38
耐震補強は意味がないか?
22:
匿名さん
[2012-03-25 11:15:58]
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23:
12
[2012-03-25 15:00:13]
>>22
具体的にどのような工法でしょうか? 例えば一部屋が10m2として、7階建RCだとすると、崩壊に伴って上の層から部屋を守ろうとすると 100tクラスの荷重に耐えなければなりません。 鉄骨の牢屋みたいなやつなら実現可能ですが・・・・・。 ついでに、1階の柱が一番頑丈とのことですが、この手の地震荷重に対する強度は 個々の部材に発生する力によって決めているため、絶対的には断面が大きくても 相対的に断面が不足することがあります。 ですので、1階の柱が一番上部というのも迷信に近いと思います。 |
24:
匿名さん
[2012-03-25 17:41:37]
>23
1階の柱が一番丈夫でないと、上の荷重には耐えられません。 だから、どんな建物であっても、一番下の柱が一番丈夫に出来ているのです。 上階になるほど、荷重に耐える必要がなくなるのは当然のことなので、上階に丈夫な柱を作りわざわざ荷重を無駄に増やし、建築コストを上げるようなことをすることはしません。 10㎡つまり6畳大くらいの部屋だとすると、2階以上にある一部屋分の荷重は、スラブだけで6トンくらいですし、梁や柱などが絡んでいる側だとすると、2階の一部屋だけでも15トンくらいでしょうから7階建てだとすると6階分の約100トンが真上にあることになりますが、倒壊する場合、真上から真下に落ちることはありません。 建物の途中から折れて倒れるように崩れていくのが普通です。 しかも、コンクリートが割れて崩れながら鉄筋が曲げられながら崩れますので、1階に上階の荷重はかからず、倒れた地面に向かうのです。 木造の戸建が実験で倒壊する映像がありますが、RC造があのような壊れかたはしません。 阪神大震災で幾つかの建物が倒壊しましたが、それをみても明らかです。 今は地震力に対して、各々の部分で決めるような設計はしませんよ。 建物全体で解析するのです。 |
25:
12
[2012-03-25 17:59:01]
>>24
http://biomassr.com/sub15.html 阪神大震災では、いっぱい層崩壊しています。 確かに、1階の柱が圧壊して道路にこけた建物もありますが、層崩壊も多かったです。 この場合、該当階にはそれより上の荷重がそのままかかると考えても問題なさそうな気がしますが・・・・。 >今は地震力に対して、各々の部分で決めるような設計はしませんよ。 >建物全体で解析するのです。 今も昔も変わらず建物全体で解析して、個々の部材の応力に応じて断面を決めています。 |
26:
匿名さん
[2012-03-25 19:47:19]
昔の構造計算では、柱や梁単体での地震力解析もありましたよ。
なぜなら、昔は手計算でして、全体で計算できるような計算機(コンピューター)がなかったからです。 建物が崩れますと、真下に崩れているようにみえたとしても、上階の柱や梁、スラブなどが斜めになり力を他に分散することのほうが多いのです。 運悪く、全てが真下に集中するという、達磨落としのような崩れ方はしません。 実際に建物を崩した実験を行い解析をしたことがあるのなら理解できるのですが、知らない場合、理解するのは難しいでしょう。 |
27:
入居済み住民さん
[2012-03-25 21:55:30]
このスレには専門家が多い様なので失礼します。
コンクリートの圧縮力と引っ張りに対するたわみとは関連するのでしょうか? 柱としてのコンクリートの圧縮力に関しては、東北地方太平洋沖地震で東北新幹線の大径の単柱式橋脚がかぶりコンクリートが剥がれ、主筋内部のコンクリートもやや破壊されたため、主筋がはらみだし段て落としになった被災をしていたようです(ラーメン連続高架橋の柱の剪断破壊は別として。) http://www.jreast.co.jp/pdf/restore.pdf しかも郡山駅の高架橋柱が被りコンクリートが剥がれ主筋内部のコンクリートがやや破壊され主筋が曲がっている。 これらの画像を見るとM9.0が如何にも想像を絶する巨大なものか? と思ってしまいます。 |
28:
匿名さん
[2012-03-26 14:48:44]
コンクリートとは、骨材を固めただけのものですので、圧縮にしか強度を発揮しないと考えていいのです。
引っ張りに対しての強さは僅かで、たわみと言うのは、おそらく曲げのことだと思うのですが、曲げに対しての強さも持ち合わせていません。 引っ張りや曲げに対して強さを発揮するのは鉄筋や鉄骨です。 鉄筋コンクリートの柱などは、柱内部に鉄筋を効果的に配筋し、コンクリートは被り厚さで鉄筋が錆びないように保護すると共に、鉄筋には持ち合わせない圧縮強度を提供します。 鉄筋は配筋の最外周に細い鉄筋で、コンクリートが割れ難いように、また、コンクリートが割れても崩れ難いように、鉄筋の外周を蒔くように細い鉄筋を巻いています。 これにより、コンクリートが崩れても鉄筋が膨れて内部のコンクリートが外に出ないようにし、脆くなっても崩れ難いようにしています。 砂場のさらさらの砂を、両手で包み込むようにすれば、砂が外にこぼれませんが、指を開くとそこから砂がこぼれていくのと同じ理屈です。 地震の怖さは、マグニチュードより、震源地から距離と揺れ方と揺れる時間のほうが密接です。 阪神大震災はマグニチュード7.3で東日本大震災はマグニチュード9.0と言われていますので、地震のエネルギーとして比べますと東日本大震災は阪神大震災の500倍以上のエネルギーの地震です。 しかし、阪神大震災は直下型の断層地震で、東日本大震災はプレート型の広範囲にわたる連動地震です。 更に、東日本大震災では、日本地図を書き換えないといけないくらい、土地が東へ引っ張られ沈下しました。 阪神大震災はピンヒールで踏まれた感じ、東日本大震災は人がぶつかってきたような感じと考えて下さい。 |
30:
匿名
[2015-03-09 21:39:42]
先週、テレビ番組にて柱にチューブバンドみたいな伸びる布を巻き付けて耐震補強をしてました。コストは、安く済むらしいですが、1階がピロティのマンションには向いているのでしょうか?
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31:
匿名さん
[2015-03-09 21:58:45]
伸びる布ってSRFですか?
伸びると言うほど伸びるわけではないですが。 向いているかいないかと言えば向いていますが、1階全てがピロティというわけでもないでしょうし、耐震補強も1階部分だけで終わらない場合が多いですよ。 |
32:
匿名さん
[2015-03-09 22:01:14]
これはまた古いスレを引っ張り出しましたね。
しかも、質問しても意味の無い事がわかり切った事を書くのは、レスしたくて我慢できない依存症か、妄想性障害かも知れません。 ご自愛下さい。 |
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RC造だからこそ、1階でも有効で安価な個別で対応できる補強があるのです。
かえって高層階のほうが倒壊したときに、高いほど大きくなる加速度で地面に衝突した時には相当な力が加わりますが、1階の場合、上にのしかかるタイプの荷重ですし、地面と言う強固で変形しずらく倒壊しない強い味方があります。
建物で一番頑丈な柱もあります。
地面と巨大な建物全体を支えている基礎から直接出ている柱の一番強い部分がありますので、これらを利用するのです。
文章では上手く説明できませんが、ダンボールとかハニカムとかピラミッドと同じように一部屋を補強するだけです。
それも、部屋全体ではなく、四隅全部でなくていいのです。