地熱、地中熱利用の家に興味があります。基礎部分から地面の熱を直接反映させるタイプと、地下にパイプを埋め込んで空気(ジオパワーの例)または水(旭化成)を循環させて、利用するタイプがあるみたいです。実際に住まわれているかたがあれば、その効果、設備費、ランニングコストなどの情報をお願いいたします。
[スレ作成日時]2006-09-01 20:32:00
地熱、地中熱について
2:
匿名さん
[2006-09-22 15:53:00]
知りません。
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3:
匿名さん
[2006-09-22 16:47:00]
考えましたが、施工の不安定さ、コスト、メンテナンスの問題、水か流れ込んだらどうなる?カビの問題は?
などなど、問題がつきないので、却下しました。 |
4:
エコ
[2006-10-05 20:23:00]
レスありがとうございます。たしかに、地中のパイプのやつは耐久性や、メンテナンスが気になっています。ジオパワーの人はパイプの耐久性は30年以上といってましたが、なにしろこのシステム自体あまり普及してなくて、長期の耐久性などは未知数だろうと思います。故障したとき交換したりできるのか不安材料が多いですね。やはりまだ冒険的要素が多いのでいまのところ、見送ろうかと思っています。
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5:
ice
[2010-01-16 03:48:28]
アイヌの方々が住まわれていた住居を研究し、地面が蓄える熱を効率的に活用していたという事実を発見し、現代の建築に生かそうとしているグループもあります。
http://www.chinetsu.jp/cise01.php 薪暖房しかない時代になぜ極寒の蝦夷の地に住むことができたのか、私たちはもう一度謙虚に耳を傾けてみる必要があるようです。 地中熱を活用した住宅は中国が圧倒的に建築棟数が多いのだそうです。日本ではパイルを埋めるにしても、掘削費が非常に高くついてしまうためどうしても経済合理性が損なわれてしまうようです。光熱費ゼロにわざわざしなくても暮らせてしまう現代、敢えてゼロエネルギーの家をつくろうとするインセンティブはあまり感じなくても済むようになってしまいました。明治時代、役所からアイヌに与えられた板張りの住宅がいかに寒かったか、人間がいかにして退化してゆくのかよくわかる物語です。ちょうど、靴や服を活用するようになってから体そのものが退化していった過程に重なります。 冷暖房に頼らない住宅を追求してゆくと地中熱の活用を避けて通ることはできません。太陽光、太陽熱などは二次的な手段なのです。工業用水のくみ上げが社会問題化して以降、逆に地下水位の上昇で建物にひずみが生じている現代、地中熱とならんで地下水の冷暖房への応用も合わせて検討されてゆくことでしょう。 効率的な住宅になっていないのは、単に消費者も、供給者も住みよい家を本気でつくろうと思っていない、ただそれだけです。 いろいろな制約に迫られて、10年後の住まいはもっと頭を使った住宅に進化してゆくことは間違いありません。 半導体メーカーなど産業界をあげてすそ野が広まる太陽光発電と比べ、推進業界が乏しいのが一番の問題点でしょうか。穴を掘るだけでなんとかなってしまうというようなモグラのまね程度では業界は潤いませんからね。ただ、地道に研究を重ねている日本の企業のなかから世界標準を打ち立ててゆく独創的な企業が現れることを個人的には非常に期待しているところですが、さて・・・。 |
6:
匿名さん
[2010-01-16 08:48:56]
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7:
匿名さん
[2010-01-16 08:56:20]
地熱利用は面白いけど、その効果のほどは不快な温度環境を緩和する程度で
快適な環境にするにはちゃんとした冷暖房設備が必須です。 そうなると結局は冷暖房設備のランニングコスト削減にしか効果が無いから 初期コストが下げられない以上は普及はしないでしょうね。 ランニングコストが膨大な大規模な建物の場合は効果が出る可能性はありますが 化石燃料が枯渇でもしないかぎり一般住宅では望みはないでしょうね。 地中熱の世界ではアイヌのチセは過大に評価されているようですが、石器時代の 横穴式住居(洞窟)は、文字通り完全な地中熱住宅ですから冬の温度的には かなり優れています。この手の地熱住宅は夏に温度が外気より低いため湿気が 溜まりやすく衛生環境としては劣悪なのが廃れた最大の理由でしょうから (アイヌは夏にはチセには住んでいなかったようですし・・・) 現代でこの地熱利用を復活させる場合は、夏の除湿(潜熱除去)は必須ですので コスト効果を出すのはかなり厳しいでしょうね。 |
8:
匿名さん
[2010-01-16 09:06:33]
>薪暖房しかない時代になぜ極寒の蝦夷の地に住むことができたのか、私たちはもう一度謙虚に耳を傾けてみる必要があるようです。
リンク先の文書を読むと、チセの環境を快適性を上がているのは地熱利用よりも薪暖房から でる輻射熱のほうが遥かに大きいですよ。 これを読む限り、薪暖房=薪ストーブを普及させたほうが地熱利用よりもいいんじゃ ないでしょうか? |
9:
入居済み住民さん
[2010-01-16 09:53:13]
ウチは地熱利用してます。
塩ビのパイプを地下5mぐらいまで埋めて、 第3種換気の力で引っ張るという単純な構造です。 夏場、外気温が30度ぐらいでも入ってくる空気は20度以下になって、 高熱費の節約になってます。 |
10:
匿名さん
[2010-01-16 12:03:30]
>9さん。
冬はどうですか?床下から温風が出るのですか? |
11:
入居済み住民さん
[2010-01-16 12:56:03]
9です。
冬は、太陽熱利用です。 南側の壁面の通気層の空気を利用します。 日が当たると壁面は60度ぐらいまで温まるそうです。 通気層の空気が温まるとセンサーが感知してファンが作動して、 その空気を床下に送り込み基礎を温めます。 |
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