住宅関連ニュース「六会(むつあい)コンクリート」についてご紹介しています。
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匿名 [更新日時] 2022-05-25 02:38:56
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藤沢市の生コン業者が、溶融スラグをコンクリートの材料に使っていたため、分譲中のマンションなど2棟が工事停止中。神奈川県内の約300の物件について、調査が必要になったようです。

以下にニュースソースをご案内します。

==============================================================================
<生コン>神奈川の業者、溶融スラグを違法混入 2棟で確認
7月8日22時31分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000156-mai-soci

 国土交通省は8日、神奈川県藤沢市の生コン製造会社「六会(むつあい)コンクリート」が日本工業規格(JIS)で認められていないリサイクル資材「溶融スラグ」をコンクリートの材料に使っていたと発表した。この製品を柱などの主要部分に使うと耐久性能が弱まるが、横浜市のマンションなど2棟で使用が確認された。同省は8日、同じ製品が使われているおそれのある神奈川県内の約300の物件について、関係自治体に混入の有無を調べるよう指示した。

 溶融スラグはごみの消却杯灰などから作られ、これを混ぜた生コンは剥離(はくり)現象を起こしやすく、柱など主要部分に使用した場合は建築基準法違反になる。

 国交省建築指導課によると、六会コンクリートは少なくとも昨年7月から原材料の砂の代わりに溶融スラグを混ぜていた。製品納入前の建築主による立ち会い検査では、正規の生コンのサンプルを示すなどして偽装していたという。

 溶融スラグは砂に比べ、1立方メートル当たり約100円安いが、同社の秋山広取締役営業部長は8日、取材に対し、混入の理由について「品質が良くなるうえ、リサイクルやエコに協力できるのではないかと技術者が判断した」と釈明した。

 国交省の調べでは、建設中の横浜市栄区の分譲マンション(鉄筋コンクリート6階建て、計73戸)と、藤沢市のいすゞ自動車工場の事務棟(鉄骨造り9階建て)の2棟で、柱やはりに使用する建築基準法違反が見つかった。いずれもはく離があり、工事は中断している。横浜市のマンションは半数が売約済みという。同じ生コンを使ったとみられる約300物件の中には鎌倉市の「大仏トンネル」(約130メートル)も含まれる。

 国交省と経済産業省が所管する財団法人「日本建築総合試験所」は8日付で、同社のJIS認証を取り消した。民間調査会社などによると、同社は70年設立。資本金1億円で、従業員約40人。

[スレ作成日時]2008-07-08 23:15:00

 
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六会(むつあい)コンクリート

208: 匿名さん 
[2008-07-16 22:28:00]
>>207
北海道の実家に聞いたら、北海道でも六会コンクリのニュースをTVでやっていたそうだ。
1週間位前の話です。 細々だけど全国でもニュースされているのでは?
209: 匿名さん 
[2008-07-16 23:01:00]
県内で新たに5件建築基準法違反判明/生コン偽装問題
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijul0807460/

 生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)が砂の代わりに溶融スラグを混ぜたJIS規格外の生コンを納入していた問題で十六日、県内で新たに五件の建築物にこの生コンが使用され、建築基準法違反に当たることが判明した。同法違反の物件はこれで七件となった。

 関係自治体の調査によると、関係自治体の調査によると、新たに使用が分かったのは、▽横浜市戸塚区上矢部町のマンション「サンクタス戸塚クロスヴィラージュ」(八十九戸)▽同市栄区笠間町の「大船ハイツ(仮称)」(十四戸)▽同市泉区和泉町の介護老人保健施設エスポワール和泉(百室)▽鎌倉市岩瀬のマンション「レーベンハイム鎌倉マナーハウス」(九十六戸)▽茅ケ崎市矢畑のトピー工業工場増築工事−の五件。いずれも柱や床などの主要構造物に規格外生コンが使われた。

 このうちサンクタス戸塚とレーベンハイム鎌倉では表面がはがれるポップアウト現象も発生しており、いずれも工事を停止するとともに販売を休止した。

 エスポワール和泉は四棟のうち一棟で規格外生コンを使用。この棟でもポップアウト現象が見られ、工事を停止している。同施設を運営する医療法人社団「純正会」(東京都練馬区)によると、同施設は十二月オープンに向け入居者を募集する予定だったといい、「行政の指導に従って推移を見守りたい」と話している。

 国土交通省は十六日、「JIS規格不適合コンクリートを使用した建築物の対策技術検討委員会」(委員長・桝田佳寛宇都宮大教授)の設置を決めた。溶融スラグを混入したコンクリートの耐久性や補修方法などについて技術的に検討し、関係自治体に対して当面の是正方針などについて助言する予定。
210: 匿名さん 
[2008-07-16 23:03:00]
>>207さん
206と209の記事をアップしたものです。
共同通信で発表された影響かもしれません。ローカルニュースで初めて物件名が発表されました。
211: 建築が趣味の人 
[2008-07-16 23:41:00]
>>210
お疲れさまです。
このスレはニュースを含めて情報の集積とするのが良いですね。

で、他のスレで拾った情報です。
ポップアップ現象の要因は種々有るでしょうが、
アルミニウムが原因の場合は内部でも水素の気泡が出来、
耐力がないかも知れません。


溶融スラグの膨張抑制剤(フローリックRES)の開発・発売
http://www.hazama.co.jp/pressrelease/2008/080702.html
処理方法によっては金属アルミニウムが溶融スラグ中に
残留することがあり、その溶融スラグをコンクリート用
細骨材として使用した場合、コンクリート中のアルカリ
と反応して水素ガスによる気泡が発生し、コンクリート
が膨張することにより強度や耐久性が低下するばかりで
なく、コンクリート表面に凹凸や色むらが発生し商品価
値も下がります。このため、JISでは膨張率の上限値(2
%以下)が設けられています。
212: 匿名 
[2008-07-17 10:47:00]
■六会コンクリート(株)が出荷したJIS規格に適合しないレディーミクストコンクリートの使用による建築基準法違反の調査状況及び対応について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000023.html

国土交通省では、六会コンクリート(株)が出荷したレディーミクストコンクリートに不適切な材料使用の可能性があるとの情報提供を受け、調査を進めてきましたが、今般、横浜市、鎌倉市及び茅ヶ崎市より建築基準法違反の事実について報告がありましたので、下記のとおり公表します。

また、国土交通省に、「JIS規格不適合コンクリートを使用した建築物の対策技術検討委員会」を設置し、技術的な検討を行うこととしましたのでお知らせします。

1.建築基準法違反の有無の調査状況
(1) 国土交通省では、経済産業省から、六会コンクリート(株)のレディーミクストコンクリートの出荷先情報の提供を受け、関係する特定行政庁に対して情報提供を行い、関係物件の特定と建築基準法違反の事実確認を行うよう要請したところです。
(2) これを受け、7月8日、横浜市のマンション及び藤沢市内の事務所棟について、建築基準法違反の事実を公表したところ。
(3) その後の調査の進展により、今般、別紙の5物件について、建築基準法違反の事実について、横浜市、鎌倉市及び茅ヶ崎市から報告がありました。

2.建築基準法違反の内容
建築基準法第37条では、柱やはり等の構造耐力上主要な部分に用いるコンクリートは、JIS規格に適合するか、国土交通大臣の認定を受けたものでなければならないこととされていますが、今回問題となっている六会コンクリート(株)が出荷したレディーミクストコンクリートは、JIS製品として納入されたにもかかわらず、レディーミクストコンクリートのJIS規格(JIS A 5308)では使用が認められていない溶融スラグ骨材が用いられており、同規格に適合していないため、建築基準法第37条に違反しています。

3.特定行政庁への技術的支援
国土交通省に、「JIS規格不適合コンクリートを使用した建築物の対策技術検討委員会(委員JIS長:桝田佳寛 宇都宮大学工学研究科地球環境デザイン学専攻教授)」を設置し、溶融スラグ骨材を混入したコンクリートの耐久性、構造等安全性、補修方法等について技術的検討を行い、国土交通省から関係特定行政庁に対し、当面の是正方針等について技術的助言を行う予定です。

また、国土交通省としては、引き続き、六会コンクリート(株)のレディーミクストコンクリートの出荷先情報をもとにした建築基準法違反の有無についての調査の促進を図ってまいります。
213: 匿名さん 
[2008-07-17 13:15:00]
>193
生コンクリート組合の発表(湘南、神奈川連名で)
リンク先も早々と消されたね

2枚目で、何の証拠も示さずに、ポップアウトは溶融スラグの生石灰が問題だったとし
  また、溶融スラグは、他の会員は使用していないとしながら
3枚目で、金子コンクリートでも納入されたしていると書いてあった
(生コンとは別の製品で使用)

面白い文だったが・・・
214: 匿名さん 
[2008-07-17 13:43:00]
横浜市の発表の

六会(むつあい)コンクリート(株)が出荷したJIS規格に適合しない・・・
http://www.city.yokohama.jp/me/machi/guid/kenki/bousai/mutuai.html

この中の

(2) 六会コンクリート(株)は、平成19年7月9日から平成20年3月11日までは、直接プラントにおいて、溶融スラグ骨材を混入していたことが判明しています。
 なお、六会コンクリート(株)は、平成20年4月2日から平成20年6月30日までは、自社に納入する分について、細骨材の納入業者の骨材ヤード(千葉)で溶融スラグ骨材を混入するように指示していたことが判明しています。

最近のものでポップアウトが出ているので、「骨材ヤード(千葉)で溶融スラグ骨材を混入するように」・・・ここで、混入した他の物の可能性もありますね

Q&Aで

溶融スラグ骨材を使用したコンクリートの建築現場に、ポップアウトが生じているのはなぜですか?

現段階では、原因はわかりません。
215: 匿名さん 
[2008-07-17 16:36:00]
骨材業者に直接ブレンドの指示をしていたんですね!

会社の上層部の圧力がなければ出来ないように思えますが・・・
座間の方は大丈夫!
216: 匿名さん 
[2008-07-17 17:22:00]
同じ指示、同じ材料なら、ポップアウトも同じように出るから
おそらく違うだろう

この業者は、溶融スラグを混ぜるから、JIS規格のコンクリート用
の骨材だと思わなかった可能性はないかな?

JIS規格のコンクリート用だと知っていて混ぜれば「共犯」だけど

しかし、六会コンクリート(株)は、いい加減な会社であることには
何ら変わりない・・・いや、もっとひどいところだね
217: 匿名さん 
[2008-07-17 17:45:00]
Infoseek 検索キーワードランキング (2008/7/8〜2008/7/14)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000016-inet-inet
2位の生コン製造会社「六会コンクリート」は、日本工業規格で認められていない生コンを製造していたことが問題に。既に複数のマンションで使用されており、販売・工事停止になっている。


これだけ世間の関心が集まる事件なのですから、もっと報道して欲しいです。
218: 匿名さん 
[2008-07-17 17:50:00]
でも報道も良し悪しでマンション名とか特定されるような報道は
ちょっと考え物なので事象事実について言及報道にしてほしいものです。
219: 匿名さん 
[2008-07-17 19:17:00]
六会コンクリート(株)出荷のコンクリートで建築基準法違反 国交省
http://www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN200807170001.html

 国土交通省はこのたび、六会コンクリート(株)が出荷したレディーミクストコンクリートに不適切な材料使用があったとして建築基準法違反の事実を公表した。横浜市、鎌倉市および茅ヶ崎市からの事実報告によるもの。

 違反の具体的な内容としては、同社のコンクリートにJIS規格での使用が認められていない溶融スラグ骨材が用いられており、建築基準法第37条に違反しているとした。

 これを受け、横浜市内の(仮称)戸塚上矢部新築工事ほか2件、鎌倉市内の(仮称)レーベンハイム鎌倉岩瀬新築工事1件、茅ヶ崎市内のM-11ライン他増築工事1件、合計5物件が建築基準法違反として公表された。

 同省では、引き続き、六会コンクリート(株)のレディーミクストコンクリートの出荷先情報をもとにした建築基準法違反の有無についての調査の促進を図るとしている。
220: 匿名さん 
[2008-07-17 21:14:00]
偽装コンクリートが使われていたのは、19年7月以降というのは信じて良いのでしょうか?
その前からとなると、うちも危ないのですが・・・。
いい加減な会社の言う事をどこまで信じて良いものか。
221: 匿名さん 
[2008-07-17 21:55:00]
>>220さん

ご心配ならば管理会社に連絡して生コン業者を伺ってみてはいかがでしょうか。
私も昨年7月には完成していたので該当しないと思いながら、念のため確認してみました。管理会社がデベに確認したところ、六会コンクリートは使用していないと回答がきたので、とりあえず安心しました。文書での回答もいただきました。

ただし「偽装は六会コンクリートだけなのか?」という不安は残っています。その確認の手立ては家中をポップアウト現象がないかどうか見て回るぐらいしか思いつきませんでした。どこにも無いので、今のところ安心しています。

ただ100%安心はできません。
222: 匿名さん 
[2008-07-17 21:58:00]
出荷先の特定難航/生コン偽装、/全容解明めど立たず
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiijul0807488/
社会 2008/07/17  生コン製造販売会社「六会コンクリート」(藤沢市亀井野)が砂の代わりに溶融スラグを混ぜたJIS規格外の生コンを納入していた問題で、国や自治体が進めている出荷先の特定作業が難航している。十七日現在、六市で計二百三件が判明したが、出荷先が集中する藤沢、鎌倉、横浜の三市ではさらに増える可能性も。建築材料の配合を偽るという「前例のない不正」(県)だけに、「全容解明のめどが立たない」と担当者は頭を抱えている。

 「国土交通省から得た出荷先のリストには工事名や施工業者名、出荷の日付しか記載がない。建築確認時の書類などと照合して住所を割り出し、一つ一つ現場を特定するしかない」。横浜市の担当者はため息を漏らす。これまでに三十件を特定したものの、「まだ増えるかもしれない」。

 百十五件と最多の藤沢市では「現場名は茅ケ崎と書かれていたのに、実際は藤沢市内に現場があった」ケースさえある。鎌倉市はリストを基に三十九件の出荷先があるとみているが、現場確認が追いついていない。

 また、国交省が「出荷先は約三百件」とするのに対し、同社は「(三百件は)スラグ入りでもJIS規格を名乗らずに出荷した問題のない現場も含む。実際は百九十六件」と説明。こうした食い違いも作業の遅れを招く一因となっている。

 規格外の生コンを使用した工事現場や物件が建築基準法違反に該当するかどうかの調査にも時間が掛かっている。

 公共工事として行われることが多い道路や橋などは「建築物」でないため、そもそも同法が適用されない。マンションや住宅などは同法の対象だが、柱やはりなどの主要構造部、基礎などに規格外の生コンが使われていなければ、違法性を問えない規定となっている。

 このため、施工業者などと連携して生コンの使用部位を詳細に見極めなければならず、各市の担当者は「住民や関係者の不安をいち早く解消したいのだが…」と悩ましさを口にしている。
223: 物件比較中さん 
[2008-07-17 22:25:00]
>>215さん、

座間の小金井コンクリートはシロだったんですか?
なにか報道でもありましたか?
224: 入居済み住民さん 
[2008-07-17 22:37:00]
No.223さん
小金井の件は、過去の文書をROMってみてください。
No.193でそういう回答がされています。
但し、現在はリンクが消えてしまっているそうですが・・・
225: 匿名さん 
[2008-07-17 23:40:00]
平成20年7月9日
関 係 各 位
                                   神奈川県生コンクリート工業組合
                                          理事長 飯田 康勝

                                     神奈川生コンクリート協同組合
                                           理事長 飯田 康勝

                                       湘南生コンクリート協同組合
                                           理事長 栗原 利男


            生コンクリートの不具合のお知らせ

 拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また平素は多々ご高配を賜り厚く御礼申
し上げます。
   さて、標記の件につきまして幣組合員である六会コンクリート株式会社が納入したコンクリー
トにおきまして、 コンクリート表面にポップアウトと呼ばれる表面剥離が一部に発生いたしまし
た。お客様ならびに関係各方面の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたし、深くお詫び申
し上げます。
 また、材料の一部に JIS A 5308 「レディーミクストコンクリート」 に規定されていない溶融ス
ラグ骨材を使用し、JISマークを表示して出荷しておりました。
 以下にその詳細につきましてご報告申し上げます。
                                                   敬具

                       記
1.該当納入期間
 平成19年7月9日〜平成20年3月11日及び平成20年4月2日〜平成20年6月27日にか
けて納入した生コンクリート

2.不具合の状態
 コンクリート表面が素地の場合は、コンクリート表面に剥離または円形で20〜25mm位の大き
さのポップアウトが発生している箇所があります。  また、コンクリート表面にクロス張りをしてい
るケースでは、表面が10mm前後膨れた状態になることがあります。

3.溶融スラグ骨材について
 今回使用した溶融スラグは JIS A5031「一般廃棄物、下水汚泥またはそれらの焼却灰を溶融固化
したコンクリート用溶融スラグ骨材」の規格と同等の溶融スラグ細骨材であります。レディーミ
クストコンクリートのJISでは使用材料に該当していないためJISマークは表示はできませんが
規格外品として使用可能です。既に土木用コンクリート製品では多くの使用実績があります。な
お、溶融スラグ骨材を使用したコンクリート関係の文献は数多くあり、その中でコンクリートの
長期耐久性などを含めて問題がないことが記されております。
                                                   以上
226: 匿名さん 
[2008-07-17 23:40:00]
平成20年7月9日
関 係 各 位
                                   神奈川県生コンクリート工業組合
                                   理事長 飯田 康勝

                                   神奈川生コンクリート協同組合
                                   理事長 飯田 康勝

                                   湘南生コンクリート協同組合
                                   理事長 栗原 利男


          組合員工場における日本工業規格の製品認証取消しについて

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素より組合運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、このたび幣組合の組合員である六会コンクリート株式会社が日本工業規格の製品
認証を取消されました。
 つきましては、下記の通り経緯につきまして取り急ぎご報告申し上げますとともに、こ
のような事態が起き関係各位に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上
げます。
 また、再発防止に向けて全組合員に対し品質管理の徹底をより図ることとしておりますの
で、今後ともよろしくお願い申し上げます。
                                                   敬具

                       記

1.日本工業規格の製品認証取消しについて
   平成20年7月4日、財団法人日本建築総合試験所が六会コンクリート株式会社相
   模生コンクリート藤沢工場に対し審査を実施したところ、認証に係る日本工業規格
   に定める骨材以外の骨材である溶融スラグ骨材を使用していたレディーミクストコ
   ンクリートにJISマークを表示して出荷していたことが認められた等、品質管理
   体制が日本工業規格への適合性の認証に関する省令で定める基準に満足していない
   ことが明らかになったことから、7月8日に認証機関である同所より認証取消しの
   つうちがありました。

2.製品不良の発生について
   六会コンクリート株式会社が製造・納入したレディーミクストコンクリートの一部
   において「ポップアウト」と呼ばれる表面剥離が発生しております。原因について
   は溶融スラグ骨材に酸化カルシウム(生石灰)が残留していたことと考えられます。

3.六会コンクリート株式会社以外の組合員工場における溶融スラグ骨材の
  使用の有無について
   幣組合において、六会コンクリート株式会社以外の組合員工場における溶融スラグ
   骨材の使用の有無を調査しました結果、同社以外の組合員工場は溶融スラグ骨材を
   使用しておりません。
                                                   以上
227: 匿名さん 
[2008-07-17 23:41:00]
平成20年7月9日
関 係 各 位
                                   神奈川県生コンクリート工業組合
                                   理事長 飯田 康勝

                                   神奈川生コンクリート協同組合
                                   理事長 飯田 康勝

                                   湘南生コンクリート協同組合
                                   理事長 栗原 利男


          組合員工場における溶融スラグの使用状況調査について

 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、このたび幣組合の組合員である六会コンクリート株式会社がレディーミクストコ
ンクリートの日本工業規格(JIS A5308)に適合しない溶融スラグを使用してい
たことが判明いたしました。
 幣組合としましては、六会コンクリート社以外の組合員における溶融スラグの使用の有
無につきまして工場及び溶融スラグの製造元に対する調査を実施いたしましたので下記の
通り調査結果を報告申し上げます。
                                                   敬具

                       記

1.組合員工場に対する調査について
   幣組合員に対し、レディーミクストコンクリート製造における溶融スラグ使用の有
   無を調査した結果、六会コンクリート社以外にレディーミクストコンクリート製造
   において溶融スラグを使用している組合員工場はありません。

2.株式会社リフレックスの溶融スラグの納入実績について
   溶融スラグの製造元である株式会社リフレックスに対して同社の溶融スラグの納入
   実績を調査いたしました結果、コンクリート関連の納入先は4社であり、そのうち
   幣組合の組合員は六会コンクリート株式会社と株式会社金子コンクリートの2社で、
   その他の組合員には納入されていないことを確認いたしました。
   詳細は平成20年7月9日付の株式会社リフレックス社の文書「溶融スラグ納入先
   (コンクリート関係)について」でご確認願います。

3.株式会社金子コンクリートにおける溶融スラグの使用について
   幣組合の組合員である株式会社金子コンクリートにおける溶融スラグの使用状況を
   調査いたしました結果、同社は同社の特許製品である高流動埋め戻し材(商品名:
   スラモル)の製造に溶融スラグを使用しており、生コンクリート製造には一切使用
   しておりません。
   本件は、同社の日本工業規格の認証機関である財団法人日本建築総合試験所が平成
   20年7月8日に実施した立入検査で確認されております。
   なお、詳細については財団法人日本建築総合試験所に直接ご確認願います。
   (財団法人日本建築総合試験所の連絡先:℡ 06-6834-0581  担当 中安)
                                                   以上

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