地震で損傷の少ない工法ってなんですか?
759:
匿名さん
[2012-03-11 18:31:32]
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760:
匿名さん
[2012-03-11 18:45:21]
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761:
匿名さん
[2012-03-11 19:22:25]
>751
>一方、2x4はその構造上普通に作れば耐震等級3は必ず達成...2x4がお勧めです。 >754 >心配であれば、2×4が無難かと思います。 でも、>750 や>753 やIAU免震からすると、 http://www.iau.jp/m-taishintoukai.htm 「震度6強」で倒壊してしまうわけですよね。 住友林業の家をはじめ、その他の在来工法も倒壊するわけですよね。 震度6強以上の地震があたりまえのように想定されているなかで 現在進行形で販売・建築建されていることは、由々しき事態だと思うのですが、 国交省や専門家たちは、なぜ放置しているのでしょうか。 地震で損傷を少なくするのはIAU免震で解決済という単純明解な話なわけで、 さっさと法で規制すれば良いのに...と思うのですが、何か事情があるのでしょうか。 |
762:
匿名さん
[2012-03-11 19:27:23]
>750 >758 です。
さらに続けて、 http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf からの引用 >「木造日本風住家改良構造仕様」は,濃尾地震(1891年)の翌年に「震災予防調査会」が文部省に設置され,その後に起きた庄内地震(1894年)の調査も含めて編纂されている。「木造日本風住家改良構造仕様」(15頁)には,「足元フリー構法」が記述されており,その箇所を引用する。 >「側石巾壱尺五寸となしたるは激震の際建物の移動するとき土臺の側石又は根石の上を脱去せさる為めに殊に其巾を増加せり側石上面の地盤上に出つること多きに過くる時は震動殊に猛烈なるに際し土臺の側石外に脱去することあるも尚其損害をして軽少ならしめんか為めなり」 この「足元フリー構法」の「木造日本風住家改良構造仕様」の作成者は、中村達太郎,曽禰達蔵,片山東熊,辰野金吾です。 ご存知の通り、辰野金吾は東京駅の設計者,片山東熊は赤坂離宮の設計者,曽禰達蔵は東京・丸の内の三菱オフィス街の設計者です。 これは、日本史上最大の直下型地震である濃尾地震(1891年)、庄内地震(1894年)を踏まえて、作成されています。 では、なぜ、現在、「足元フリー構法」ではないのか。 また引用、 >佐野利器は,その後の日本の建築構造の方向性を決定づけた『家屋耐震構造論』下編(1917年)の第六章 125頁に,自分の師匠筋にあたる中村達太郎,曽禰達蔵,片山東熊,辰野金吾,大森房吉らの考えを否定し,「足元フリー構法」を「空論」と断じている >これ以降,1300年以上続いた歴史に,大きな断絶が生じたと考えられる。 >濃尾地震を(弱年のために)実体験していない次の世代である佐野利器から,現在の建築基準法に規定されている仕様の「足元固定(緊結)構法」が始まった。 >1920年市街地建築物法施行では大都市に,1950年建築基準法では全国に「足元固定(緊結)構法」が適用された。 佐野利器が「足元フリー構法」を「空論」と断じた、その理由は、 >佐野利器の時代から工学的計算が始まったが,静的計算では「足元フリー構法」「免震」は解けず,安全性能は確認できない。 結局、 >「足元フリー構法」「免震」を解析するには動的解析の登場,さらには,実大振動実験が可能になるまで待たなければならない。 ということでしょう。 (No.759さんのご指摘は、No.760さんの通りです。) |
763:
匿名さん
[2012-03-11 19:38:32]
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764:
匿名さん
[2012-03-11 19:42:15]
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765:
匿名さん
[2012-03-11 19:44:53]
昭和6年建築の建物で束石代わりに河原にある丸い石をいくつも置いて、その上に軸組みで枠を作り-それが土台となっている家に住んでいたことがある。
粗末ないい加減な作りだと思っていたが、足元フリ-工法に似ている。確かに地震があってもずれるだけだから、箱(家)が壊れない限り、命は保証される。 べた基礎で緊結された家よりも安全かもしれない。 地震でずれたら戻せばいいわけだ。 べた基礎の下に弾力素材を埋め込んだり、発泡剤を応用すれば同じような状態になるのではありませんか? |
766:
匿名さん
[2012-03-11 19:45:38]
>763
http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf は、文字が不鮮明で、読みにくい。また専門的で、長文でもあり、 こちらの方がポイントを押さえていて、非常にわかりやすい。 |
767:
サラリーマンさん
[2012-03-11 20:09:24]
現状では、礎石・石場建て構法を選択することは
なかなか難しいようですので空論かも知れませんが、 将来的に興味がありますので、よろしければ教えてください。 >707 >結局、摩擦係数がまったく違う。 >IAUさんの「転がり摩擦係数」は、1/100程度 >礎石建ての「すべり摩擦係数」は、4/10を超える場合も。 >免震性能が40倍程度違う(一条さんの「すべり系の免震」はこの間に入る)。 >だから、 >転がり免震は、「無損傷」 >礎石建ては、 「損傷」 >となる。 >この40倍の違いがあまりに大きい。 だから、 既存の主流の足元固定(緊結)構法が問題外なのと同じように、 礎石・石場建て構法も問題外なのでしょうか。 それとも、 >758 >「足元フリー構法」が摩擦係数 0.4の場合、...(略)... >つまり、地面上での地震加速度が 10,000galであろうが, >建物への入力加速度は 400galになり、 >建築基準法ギリギリの耐震等級1の建物でも倒壊しない だから、既存の主流の足元固定(緊結)構法とは異なり、 礎石・石場建て構法は倒壊しなくて良いということでしょうか。 (石と木の摩擦係数=0.3~0.4らしい) |
768:
匿名さん
[2012-03-11 20:42:09]
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769:
匿名さん
[2012-03-11 20:42:31]
>767 さんへ
>750 >758 >762です。 「倒壊させない」と「損傷させない」摩擦係数について 1.「倒壊させない」摩擦係数 >750 の通り、 建築基準法の「耐震基準」の「損傷しても倒壊させない」の「極稀地震」が300~400gal程度 なので、「足元フリー構法=石場建て」の静止摩擦係数は、0.3~0.4であれば、良いと言うことになります。 静止摩擦係数は動摩擦係数の約2倍なので、動摩擦係数では、0.15~0.2です。実は、石と木では、簡単ではありません。ここが問題です。 ただ、動摩擦係数0.3が得られるようでしたら、静止摩擦係数は0.6となり、建物本体(上部構造)を、400galの1.5倍(600gal)に耐力(耐震等級3)に上げればよいとなります。 また、動摩擦係数0.4が得られるようでしたら、静止摩擦係数は0.8となり、建物本体(上部構造)を、400galの2.0倍(800gal)に耐力(耐震等級5)に上げればよいとなります。 しかし、考えれば、このように、建物本体の耐力アップよりも、摩擦係数で努力するのが一番経済的ということになります。そこで、「すべり」から「転がり」の話です。 2.「損傷させない」摩擦係数 建築基準法の「耐震基準」の「損傷させない」の「稀地震」が80~100gal程度 なので、 「足元フリー構法=免震」の静止摩擦係数は、0.08~0.1であれば、良いと言うことになりますが、 復元材、ダンパー、そして安全率を考えると、動摩擦係数で0.01程度となります。 この動摩擦係数で0.01は、鋼球を使用すれば簡単に得られます(「転がり免震」)。安定性もあり、摩擦係数に誤差があっても、数gal程度で、実質的に問題がありません。取り扱い易いのです。 その点、「石場建て」の場合、動摩擦係数が0.3と0.4と違っても(誤差があったら)、上部構造を耐力1.5倍の耐震等級3から、耐力2倍の耐震等級5にアップというような非常に大きな問題となりますので、取り扱いにくいのです。 そのため、「摩擦係数」の取り扱い易さからは「転がり免震」になります。 ただ、「転がり免震」の問題は、強風対策です。よく揺れます。だから、風揺れ固定装置が不可欠になります。 |
770:
匿名さん
[2012-03-11 22:25:08]
2×4工法も住友林業の家も、その他の在来工法も
IAU免震を除いて、ことごとく「震度6強」で倒壊するわけですよね。 >761 >震度6強以上の地震があたりまえのように想定されているなかで >現在進行形で販売・建築建されていることは、由々しき事態だと思うのですが、 >国交省や専門家たちは、なぜ放置しているのでしょうか。 >764さんの言うとおり、後戻りできないだけなのでしょうか。 地震で損傷を少なくするのはIAU免震で解決済という単純明解な話なわけで、 足元固定(緊結)構法ではいくら耐震性能を上げたところでナンセンスということになり、 専門家の方々は何を一生懸命に研究しているのでしょうか? どうしてIAU免震を除いて誰も指摘・糾弾しないのでしょうか。 これからの家選びの参考にしたいため、 ぜひご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 |
771:
匿名さん
[2012-03-11 23:09:10]
>770
歴史的には、 「足元フリー構法・免震」は、588年の法興寺(飛鳥寺)からの歴史をもち、1400年以上です。 「足元固定(緊結)構法」は、1920年(市街地建築物法施行)から、高々90年余りです。 「足元フリー構法」から「足元固定(緊結)構法」へ転換の理由が、 佐野利器の時代から工学的計算が始まったが,静的計算では「足元フリー構法」「免震」は解けず,安全性能は確認できなかった、というような理由からでは、まことに悔やまれる。 歴史から学ぶという意味では、大転換点に位置しているのでしょう。 何といっても >日本史上最大の直下型地震である濃尾地震M8(1891年)の「震央地にても,存立せる農家ありき」 の意味は、大きい。 1891年濃尾地震非体験世代=佐野利器の『家屋耐震構造論』(1917年)から、 1891年濃尾地震体験世代=中村達太郎,曽禰達蔵,片山東熊,辰野金吾作成の「足元フリー構法」の「木造日本風住家改良構造仕様」(1896年)に立ち返れ! なのでしょう。 |
772:
匿名
[2012-03-11 23:48:39]
>747です。
ツーバイフォーがとりあえず良さそうですね。 もちろんきちんとした会社選びは必要でしょうが。 内心は在来の会社の従業員の方が信頼できるかな?というのが本音です。 一生懸命施主の立場を考えてくれます。 耐震等級3も標準で、長期優良住宅です。 しかし難しいことが分からなければツーバイフォーの方が…というご意見がありましたのでやはりツーバイフォーかなと思い始めました。 どちらにせよ見学会などに足を運び、じっくり考えたいと思います。 皆さんのように難しいことまでは理解できないでしょうが、自分なりに勉強もしてみます。 レベルの低い質問に答えて頂きありがとうございました。 皆さんが素敵なお家を建てられることを祈っています。 |
773:
匿名さん
[2012-03-11 23:54:41]
>771さん
いろいろ教えていただきまして、ありがとうございます。 ただ、私が知りたいのは、「なぜ立ち返らないのか?」ということなのです。 >地震で損傷を少なくするのはIAU免震で解決済という単純明解な話なわけで、 >専門家の方々は何を一生懸命に研究しているのでしょうか? という疑問です。 |
774:
匿名さん
[2012-03-12 05:03:06]
>772
今までの流れでは「ツーバイフォーがとりあえず良さそうですね」とはなりませんが。 ツーバイフォーより「在来工法+免震」の方が安いのではないのかな。 そのほうが、建物の損傷だけでなく、家財の破損もないですね。 |
775:
匿名さん
[2012-03-12 06:24:40]
立ち返れないのは、
この工法の安全性をこれから広く普及するのに労力を要する。 既存の工法に馴染んでいて、新たな工法に転換できる技術的な柔軟性が無い。 住宅の資材がプラモデル化しており、リモデルすること、資材の調達がめんどくさい。 |
776:
匿名さん
[2012-03-12 07:12:04]
>772
ツーバイフォーはCN釘が命ということも。 |
777:
匿名さん
[2012-03-12 07:32:03]
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778:
匿名さん
[2012-03-12 08:55:45]
やはり ネダノンしないと イケないな
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それは、基礎石の大きさ。