すでに地盤改良関係はいくつか拝見しましたが質問させて下さい。 古屋を取り壊し新築します。 建築面積の4隅と中心の計5点のレイリー波地盤調査をした結果、隅の1点のみGL-1000㎜が軟弱地盤と診断されました。 問題の地点は今回新たに擁壁造成をした付近であることから掘削・埋め戻し後の転圧不足と思われ、GLから比較的浅い地点までであること、1点のみであることからこの地点付近の再転圧で問題ないのではないかと考えていたのですが、HMからは建築面積全面のGL-1000の表層改良が必要との回答でした。
理由は軟弱地盤側に建物が傾かないようにする というものであまり納得できていないのですがこれは一般的な見解なのでしょうか?
転圧のみでは不足なのでしょうか?
問題の1点はGL-1000:17〜19KN/m2
1000-2500:29KN 2500〜:49〜KN でした。
基礎はベタ基礎の予定です。
[スレ作成日時]2008-10-02 21:37:00
地盤改良について
2:
土木屋
[2008-10-03 01:06:00]
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3:
匿名さん
[2008-10-03 21:51:00]
02土木屋さん
確かに地盤調査会社は調査、地盤保証、地盤改良工事 を全て請け負うのであらゆる面から安全サイドでの診断を出すことが予測できます。 建物を保証するHMもしかりだと思います。 再転圧してもおそらく30KNはでない可能性が高い、軟弱な1地点のみを表層改良するとそこの強度が出すぎて不同沈下になる。 やはり全面を表層改良するしか手はなさそうですね。 細かくアドバイスいただき非常に納得できました。 どうも有難うございます。 |
4:
入居済み住民さん
[2008-10-03 23:16:00]
うちもSS試験5箇所のうち、隅の2箇所が地表から深さ1mまで換算N値1.5の軟弱層でした。地盤改良が必須というHMと、砕石・転圧・ベタ基礎で十分というHMに分かれました。自分でもいろいろ調べた結果、建て替えであること、関東ローム層であることを考慮して、地盤改良なしで建てました。建てたHMの営業さんによると、表層改良は建物の周囲1mくらいまで地面をだめにしてしまい、せっかくの一戸建ての良さを損なうのでおすすめしないとのことでした。
スレ主さんの場合は1箇所のみ軟弱だとのことですので、古家を取り壊した段階で、新築建物の基礎が乗る部分の軟弱な隅の側をさらに何点か追加試験してみてはどうでしょうか。擁壁造成が原因であるとすれば実際に建物が乗る部分は健全な地盤である可能性が高いと思います。また、仮に軟弱表層が基礎下にまで存在しても、それが局所的ならばベタ基礎で不同沈下は十分防げるでしょう。追加試験の費用は数万円ですから、たった1点の試験結果が悪いだけで全面表層改良を結論付けるのは性急にすぎるのではないでしょうか。 |
5:
入居済み住人さん
[2008-10-11 12:57:00]
実績のあるアドバイス有難うございます。
局部的な強化は不同沈下の元になりうるようですが相談の上、基礎のよ堀深さや以前に古屋があったことなども考慮し部分的な補強でいけそうです。 どうも有難うございました。 |
ですから、過大設計になることだが多いのが現状です。
現状ですが、本当に擁壁工事による締固め不足が原因でしょうか。それは再転圧をやってみないとわかりませんよね。また、表面のみの転圧では1mもの深さは効果がありません。一旦掘削し、何層かに分けて埋め戻ししながら転圧していかなければなりません。
一旦乱した(掘削・埋め戻し)土は、水を含んだりして不良土になることが多いです。その場合は石灰処理で転圧すればよいのですが、そのまま埋めてしまえば軟弱地盤になってしまいます。
その後もう1度地盤調査を行わなければなりませんよね。現状での調査結果としては、建築面積全面の表層改良となってしまいます。調査会社の立場としては不確定な要素を加味することはできないのです。また、部分的な改良は、改良部のみの強度が出すぎ不等沈下の元です。
スレ主さんの言うように再転圧ですむのなら、再転圧してから再度調査すればいいのですが、その費用はあなたが負担しなければなりませんね。もし効果がでなければ無駄なお金になってしまうので、難しいですが。