最近、薪ストーブを設置する家が増えているような気がします。
屋根から煙突が出ているので、多分そうでしょう。
私も新築を計画しているのですが、薪ストーブどうでしょうか?
ちなみに日中は仕事で留守にしています。
それと、煙なんかでご近所様に迷惑をかけることはないでしょうか?
[スレ作成日時]2008-04-02 08:14:00
薪ストーブは流行ですか?
1442:
たく
[2009-02-11 00:40:00]
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1443:
たく
[2009-02-11 00:52:00]
春夏秋は冬を待つ季節さん
先ほどのコメントのとおりで、先のことは自分でもわかりませんが、ブログではなく、あえてこの掲示板でのレポートを続けたいと思います。春夏秋は冬を待つ季節さんが、薪ストーブをめぐる「常識」を覆す実験を数多く公開していらっしゃるのと同様に、私もこのご近所さんに見られているような緊張感の中で、自分なりに「住宅地での薪ストーブライフ」がどうあるべきかをじっくりと考えてみたいと思っています。 これからも貴重なアドバイスを宜しくお願いします。 |
1444:
匿名さん
[2009-02-11 07:02:00]
トムみたいな湘南では薪ストープの良さは分かりにくいよ。
一度、寒冷地で薪ストーブの家に泊まってみればいい。 普通の暖房と違って、遠赤外線効果で体の芯から温まるから。 それを体感すると、また考えも少しは変わってくるかもね。 特に女性は薪ストープを体感したら病み付きになるらしい。 寒さに弱いのかね。 |
1445:
春夏秋は冬を待つ季節
[2009-02-11 08:05:00]
No.1441 トムさま:
「モンスタークレーマー」と見られていると気になさっているようですが、どういう立場の人から見られるかで、それは全然違うので、気になさらないで下さい。 自宅周辺に煙や臭いをモクモク出している薪ストーブハウスがボコボコ建っていて、帰宅したら自宅の中まで煙臭いような状況であれば、薪ストーブを使っている人に対して意見したくなるのも当然だと思います。 この掲示板のやりとりで、薪ストーブを使っているユーザーも田舎で近所迷惑になりにくい環境もあるし、住宅地でも上手に焚いてほとんど煙や臭いを出していないユーザーもいるとご理解いただいたと思います。必ずしも全ての薪ストーブユーザーがトムさまのご近所のような状況でないことも頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。 おかれている状況から、なかなか、そういうところまで考えられないのも仕方ないとは思いますけどね。 ご近所の迷惑薪ストーブユーザーとの接点があまりないしこれからも持てないということで、現在のご近所の薪ストーブユーザーが自らの焚き方の稚拙な点に気づいてくるか、法規制されるまで、改善されるまでにはかなり時間がかかるでしょうけど、ここでやりとりしたことで、多少のガス抜きになって、普段のイライラも少しは解消したでしょうか? No.1443 たくさま: ブログではなくこの掲示板でレポートを続けるというご意思も解りました。楽しみにしています。 薪ストーブの仲良しクラブみたいなところでやるよりも、桁違いに有意義で得るものが多いと思います。 これからも、こちらこそ、よろしくお願いします。 |
1446:
たく
[2009-02-11 10:03:00]
ここが我が家の建築予定地です。(※プライバシーの問題がありますので周囲の家は写していません)
ご覧頂くとおり、極端な田舎ではありません。博多の都心から電車で30分という通勤圏内にあるベッドタウンで、どこにでもあるごく普通の閑静な住宅地だと思ってください。 ご自分の家を建てられた方はどなたも経験があると思いますが、同じ町内であっても立地条件は様々です。周辺にも売りに出ている土地は多くありましたが、それこそ目と耳と足をフル活用して探しに探して・・・・2年かけてようやくたどり着いたのがこの物件でした。 |
1447:
たく
[2009-02-11 10:04:00]
私の場合、結果的に運がよかっただけですが、ここは同—町内でも最後に宅地造成が行われたため、駅前から少し(徒歩15分ほど)離れており、100mほどで田んぼや山にぶつかるロケーションです。その分区画も町内の他地区と比べてかなり広くなっていて、我が家の予定地を含め同じブロックではどこの土地も120坪前後あります。また、6m道路に面した間口が15m以上あるため、家の中心からストレートに伸びる8m二重煙突のトップからは、両隣と10m以上、前後の家とは20m以上の距離をとることができます。
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1448:
たく
[2009-02-11 10:07:00]
コミュニティーの雰囲気は、一世代前の新興住宅地のため高齢化が進む一方、若い世代の人たちも徐々に入ってきて適度な世代の入れ替わりがあるという感じです。お隣はトラックが出入りする造園業、お向かいは脱穀機を使う農家、また、周辺には昔からの農家も残っていて、夜中に遠くの薪ボイラーから漂ってくる煙も半ば当たり前になっています。
まだ着工前ですが、今のアパートから距離が近いこともあって、すでにご近所の皆さんとは仲良くさせてもらっています。両隣はどちらもご高齢のご夫婦ですが、まだ基礎工事も始まっていない私たち夫婦に対して、「あんたたちが来てくれるんなら安心でける。来年の(町内会の)組長はもう決まりやね(笑)」と気軽に声をかけてくれるとても良い雰囲気です。 湘南とは条件が異なりますが、このような「住宅地でありながら農業や自然と共存した」環境も手伝ってか、マジョリティーではないにしろ、薪ストーブの家は決して珍しいものではありません。そのおかげで、周囲をちょっと散歩するだけで、良い事例と悪い事例の双方を容易に比較することもできます。(もちろん圧倒的に多いのは前者です) そのようなご近所の先輩ストーバーから学んだことも、今後折を見てご紹介していきたいと思っています。 |
1449:
春夏秋は冬を待つ季節
[2009-02-11 10:10:00]
No.1446 1447 たくさま:
いよいよレポートの開始ですね。早速でうれしいです。 具体的な数字を出していただいての説明ですので客観的でとても解りやすいです。 最初から「薪ストーブを導入する」という前提で土地探しをすると、諸問題がおこりにくくなりますよね。 盲点になりがちな、薪棚、薪の搬入動線などがどのように設計に盛り込まれているのか興味あります。 |
1450:
春夏秋は冬を待つ季節
[2009-02-11 10:14:00]
No.1448 たくさま:
宅地内の写真だけでは判らない周辺環境がこの写真と説明から、よく判りますね。 |
1451:
トム
[2009-02-11 11:24:00]
>No.1444 by 匿名さん
>トムみたいな湘南では薪ストープの良さは分かりにくいよ。 >一度、寒冷地で薪ストーブの家に泊まってみればいい。 >普通の暖房と違って、遠赤外線効果で体の芯から温まるから。 >それを体感すると、また考えも少しは変わってくるかもね。 >特に女性は薪ストープを体感したら病み付きになるらしい。 >寒さに弱いのかね。 最高の贅沢であることは以前にも申し上げたとおりです。 しかしながら、ここで私が焚けばまた別の被害者が出るのでやりません。 ここは専用の住宅のみですからね。数々のレポートは、皆様の環境と同列には語れないことがよく分かりましたので勉強になっております。 |
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1452:
e戸建てファンさん
[2009-02-11 11:26:00]
トムさんこんにちは
トムさんの状況を聞いていて、少し疑問に思ったのは薪ストーブの台数が多いとはいえ 海沿いで常時海風が吹いていそうな湘南地域で煙や臭気が常時気になるほど滞留するか ということです。(臭気の問題は個人の感覚の鋭敏さにも左右されるんで一概には いえませんが・・・) 1つ教えていただきたいのは、トムさんのお宅近辺はもしかして谷状または窪地状の 地形だったりしませんか?このような地形ですと地表の温度よりも上空の温度のほうが 高いという接地逆転層が比較的低い層に形成されます。本来は暖められた空気は上空に 上っていきますが、このような逆転層があるとそれ以上上れずに、低い位置に空気が 滞留します。このような環境だと排出されたガス濃度が通常より濃縮されスモッグと なる以下の例のようなケースがあるようです。 ---------------以下引用------------------------- ニュージーランドの薪ストーブに課せられている排ガス規制は、他国にはないとても厳しい水準となっています。これはニュージーランドではほとんどの家庭に薪ストーブが設置され、厳しい気候もあり頻繁に火が入れられるため、大気汚染や温暖化がとても懸念されるためです。 通常、暖房や車の排気ガスは空気より暖かいため上空へ上昇して拡散しますが、ニュージーランドのクライストチャーチなど一部の地域ではその地形から上空の空気と地上付近の空気温度が逆転する逆転層が発生するため、排気ガスが地上付近に溜まり、「スモッグ」として健康被害などを引き起こしています。 古くからの薪ストーブや暖炉を使用することで大気が汚染され、こうしたスモッグが冬に発生します。このスモッグにより数人が命を落とすなど、事態を深刻とした政府が薪ストーブに関する規制法案を強化し、現在の最も厳しいとされる排ガス規制が布かれました。 http://www.wood-stove-life.org/ma/logaire.html |
1453:
田舎で購入検討中さん
[2009-02-11 11:45:00]
たくさん
さっそくのレポートありがとうございます。 博多のベッドタウンで、閑静な住宅地で、120坪前後!! いい土地を探し求められましたね。なかなかそんな広い土地はありませんよ。 ご苦労された甲斐がありましたね。 「住宅地でありながら農業や自然と共存した」←私が現在住んでいる環境に似ています。 私のところも、商店街まで歩いて15分の閑静な住宅地でありながら、 昔からの農家もかなり残っていて、脱穀機や耕運機の音、植木を切るチェンソーの音、 畑に水をやるための機械の音とか、ついでに道路工事の音など、いろんな生活音があります。 それに加えて、田んぼの消毒の音と臭い、田んぼや畑の野焼の煙と臭いなども。 TVの音が聞こえづらくて、うるさいなって思って窓を閉めたり 臭いが移ると思って、洗濯物を慌てて取り込んだりすることはありますが その作業を見てて、大変だなぁ〜とか、お疲れ様ですと思ったことはあっても、 やめてほしいと思ったことは一度もありません。 もう今年もこの時期かと季節感を感じるというか、風物詩のようなものですね。 こういう環境だったら、薪ストーブも、たくさんのような大人の責任を持って行えばいいのではと思います。 |
1454:
田舎で購入検討中さん
[2009-02-11 12:12:00]
↑薪ストーブの被害を体験したことのない私が、ちょっと無責任なことを言ってしまいました。
反省してます。 トムさんは、たくさんのようなところでは、よいと思われますか? ご意見をお聞かせください。 |
1455:
匿名はん
[2009-02-11 12:44:00]
「たく」さんの建築予定地は、閑静な住宅地というのとは少し違うように思いました。
農村部に新しく開発された小規模住宅地という方が理解しやすいです。 「春夏秋は・・・」さんは山武だし、お二人とも、ご近所さんを気にかける必要のある住宅「街」ではありません。 |
1456:
トム
[2009-02-11 13:15:00]
>No.1452 by e戸建てファンさん
>1つ教えていただきたいのは、トムさんのお宅近辺はもしかして谷状または窪地状の >地形だったりしませんか?このような地形ですと地表の温度よりも上空の温度のほうが >高いという接地逆転層が比較的低い層に形成されます。本来は暖められた空気は上空に >上っていきますが、このような逆転層があるとそれ以上上れずに、低い位置に空気が >滞留します。 いつも物理的検証ありがとうございます。 ここは海に面した直径1Km程の平野を3方向の山で囲まれているところです。山と言っても小高い里山といった程度の高さですが、森林保護区域もあります。 海に面した薪ストーブハウスの周囲も地表面は臭いますし、山沿いの傾斜地においても斜面下部が臭うので、上昇気流といっても2〜3階建て程度の高さからの排気では、直ぐ冷されて下降するものだと思っていました。 川沿いに至っては、海からの温かい暖気が逆流しますので、北風が一定方向に吹くわけではなく、川から住宅地側に風が吹くように思われます。 平野部においては、50m程度先の地表面で臭います。50mも離れれば2階窓からはそれほど臭いはしません。 このように、平野部においては地表面を漂い、密集した建物のすきまをビル風のような気流をもって広範囲に広がるもののようです。 写真のスモッグはひどいでね。ニュージーランドの例は数として極端な例かもしれませんが、地形が盆地状であれば臭気が地表面に広がる恐れがある、ことは納得できます。 >No.1454 by 田舎で購入検討中さん >トムさんは、たくさんのようなところでは、よいと思われますか? 被害者の声を真摯に受け止めていただきありがとうございます。救われた気持ちがしております。 たくさんの環境は慣習としてOKなのではないか、と思います。 しかしながら、住宅地であり農業等をやっていない人もいる訳ですから、完璧に迷惑をかけないともいいきれないし、お互い様と思える範囲はその地域で違いますので、絶対大丈夫かどうかは部外者の私には分かりません。 気さくに話が出来る人とそうでない人がいますので、住宅地であれば苦情が来るリスクをゼロにする確証もまた取れないでしょう。 じっくり土地柄を研究された結果であるゆえ、その辺りは十分承知のうえであるとのことのでしたので、勇気あるレポートでの検証結果を見てこちらも勉強させていただこうと思っております。 |
1457:
e戸建てファンさん
[2009-02-11 13:18:00]
そういえば以前、何故かイギリスでは暖炉・薪ストーブの主燃料源が
ガスであるという調査結果がありましたが、この理由が分かりました。 http://www.osakagas.co.jp/Press/pr_life/pdf/05-14_1.pdf どうやら首都のロンドンでは、40年ほど前から石炭や薪などの大気汚染の原因となる 燃料は使えなくなって、暖炉を置いてあった場所に電気やガスの熱源 のストーブを入れているようです。(これに伴ってロンドン名物?の 霧が姿を消したというのは、ちょっと目から鱗でした) http://www.cmpk.or.jp/user/mliving/london38.htm さきほど紹介したニュージーランドのクライストチャーチでは現在では 薪ストーブ等の設置に市の認可がいるそうですし、2011年からは全面禁止に なるかもしれないというクチコミ情報もありました。 http://blogs.yahoo.co.jp/nonbirikurasu/49296159.html http://www.gekkannz.net/thats/modules/nzjoho/index.php?id=1010 http://nzdaisuki.com/bbs/detail2.php?parent_id=89308&page=2 |
1458:
トム
[2009-02-11 16:18:00]
>No.1457 by e戸建てファンさん
海外では既に先を行ってますね。 住宅過密地区でかつ盆地で焚く人が増えれば、同じようにスモッグが出る。 スモッグで喘息持ちが苦しくなるのはいけません。 社会のために、私一人ぐらいはいいだろう、という気持ちを抑えない、といけないということでしょう。 (※田舎は当てはまりませんよ。ユーザーさんは誤解がないように) |
1459:
たく
[2009-02-11 17:43:00]
皆様のコメントに感謝申し上げます。
まず補足しますが、私の住む地域は、「農村部」ではなく、間違いなく「住宅地」にあたります。そもそもこの地区には、宅地造成当初から北九州工業地帯の大手製造業や県内の大手自動車メーカーに勤めるサラリーマンが多く入ってこられ、今もこれら企業の幹部クラスの方、国立大学に通う教員、県内各地に通勤する公務員、地元ホークスのプロ野球選手など、都心部で仕事をする様々な立場の方が住んでいます。町内だけで1〜9丁目まであり、ベビーブーマー世代の私が中学生の時には、学校は大規模校と呼ばれた地域です。 今回の物件は、こういう条件に合うところを苦労して探したもので、同じ町内でも100m離れただけで環境は随分変わります。ここが住宅地ではないと言われると、日本中の大半のベッドタウンは「住宅地」の定義にあてはまらなくなってしまうでしょう。それほどどこにでもある条件だとご理解ください。(※春夏秋は冬を待つ季節さんの住所まで引き合いに出されるのはちょっとどうかと) 皆様のコメントを読んで少し驚かされるのは、「問題ない」というご意見もあれば「これはそもそも住宅地ではない」という方もいて、見る人によって適否どころか前提条件まで大きく変わるということです。きっと、ご近所のユーザーさんに対しては、もっとリアルな「感情」が入って、適否の判断はさらに大きな幅を持つことになるのでしょう。 >No.1424 by たく でもコメント申し上げたとおり、今後、土地選びから基礎、施工、煙突の配置、薪の調達や使用に至るまで、順を追って「住宅地にある薪ストーブの家」ができていくプロセスご紹介していきます。「何県か」とか、「坪いくら」「何坪以上」という尺度だけで測れないポーションが多分にあり、適否については、時間はかかりますが、それらを総合的に、ケースバイケースで評価いたければと思います。 住宅地にお住まいの方だけでなく、いろんなお立場からご意見をいただければ有り難いです。引き続き宜しくお願いします。 |
1460:
たく
[2009-02-11 18:06:00]
何度もごめんなさい。もう1点補足します。
いかに立地条件が良いとはいえ、いかにサラリーマン以外の業種とはいえ、周囲をご近所の家で囲まれている以上、「ご近所さんを気にかける必要のない地域」などありえません。ご批判も歓迎しますが、ご発言内容にはくれぐれもご注意ください。 |
1461:
匿名さん
[2009-02-11 19:00:00]
常連アンチは薪ストーブ否定のためなら何でも言うからね
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今はまだ全くの更地ですが、私の手元にある図面には、ご近所の先輩ストーバーの皆さんやプロのストーブ屋さん、ハウスメーカーさん、そしてこの掲示板の参加者の皆さんといった、本当に多くの方々からいただいたアドバイスとノウハウが凝縮されています。
リアルタイムで見ていただき、「ここはこう改善した方がいい」とか、「これはうちにも取り入れられる」とか、賛否両論のいろんなご意見をいただいて、この掲示板が「住宅地の薪ストーブライフはこうあるべき」という知恵の広場になればと思っています。
実は、私自身がこの掲示板に参加したのも、そういう情報交換の場を求めてのことだったのですが、ここ数週間は、やっぱり自分の行動で示さないと、言いっぱなしでは限界があるな、とずっと思い続けていました。
本来、こういったことに慣れているわけではないので、うまくいかないことも多いかもしれませんが、皆さんこれからも宜しくお付き合いください。