これから建築する戸建を購入しました。
建物の外壁については、オプション費をかけずに選べる仕様の範囲が下記の通りでした。
○ アイカ ジョリパットアルファ
○ ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
この選択肢しかない場合でしたら、皆さんどちらを選択しますか。
ご意見をお願いします。
[スレ作成日時]2011-09-16 00:16:41
ジョリパットアルファ VS ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
141:
匿名さん
[2011-09-23 20:07:28]
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142:
匿名さん
[2011-09-23 20:10:50]
業者ごとの得手不得手であったり施工精度となると、サイディングの方が規格品ですし、良いかもしれませんね。
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143:
141
[2011-09-23 20:34:46]
そういうつもうで言ったわけではないんですけど。
サイディングそのものは規格品ですけど、やっぱり施工精度ってあると思います。 塗り壁で精度よく施工できて、よい仕上がりになれば、その方がいいかもしれないし、 クラックだらけになるリスクがあるんだったら、サイディングの方がいいかもしれないし。 |
144:
現場監督
[2011-09-23 20:57:11]
>>139さんへ
営業さんに説明するのに何と言って説明したらよいか…という事ですかね? 基本的に私や左官業さんが良いと思っている下地は特別新しい方法ではなくむしろ昔ながらの方法です。 ですから特別に“〜工法”といった正確な名称はついていませんし木造住宅を永く手掛けている建築会社であれば一般的な方法だと思います。 おそらくその地方で呼び名が違うのではないかと思うのですが、ちなみに私の地域ではラス下地とかガラ下地で大概は話が伝わります。 論点が通気工法になっていたのでややこしくなってしまった様ですね。 ちなみにこの昔ながらの方法で胴縁を柱と下地の間に入れる事で通気層を作る事ができるという単純な事です。 〜工法というと何だか難しく考えてがちですが極めて単純な事ですね。 また>>140さん、141さんのご意見はまさにその通りだと思います。 私もそうですが新しい事、また経験の無い事には特に神経質になります。 ですが今回の質問に関しては普段から当たり前の事として行っている作業ですのでご安心を。 ちなみにインターネットで“外壁モルタル下地”で画像検索すると見つかると思います。 幅約10cm程の板が横方向の貼られているものがそれに当たります。 良く見て頂くと透湿シートと下地の間に隙間が出来ている画像が容易に見つける事ができると思いますのでその画像を見せれば説明し易いと思います。 余談ですが>>140さんの話にあったラスカットは一昔前にラス網を貼らなくても良いという事で流行ったのですがあまりに目地部分が割れてしまうので今は使う会社は少ないと思います。 デラクリートも絶対に割れない…謳い文句でしたが割れた現場があった様で問題になっている様です。 また何度も言ったかと思いますが物事に“絶対”とか“完璧”はありません。 あくまでも今までの施工した経験と結果に基づいて奨めています。 割れないとは言いませんが割れにくいのは確かですよ。 |
145:
現場監督
[2011-09-23 21:05:37]
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146:
匿名
[2011-09-23 23:13:02]
139です
現場監督さん、丁寧な対応有り難く思います 営業担当と打ち合わせしていてもメーカーのカタログや資料等の説明だけで何となくピンとこない…といった状況でした また私共が素人という事もありそれについてどう質問して良いのかがわからずにいました しかしここ何日かのやり取りを拝見させて頂き現場監督さんや左官業者さんの実際の経験や良い点、悪い点をしっかり提示してくれる姿勢は現場を経験している本物ですし営業担当には申し訳ないと思いますが通り一辺の説明よりよっぽど納得ができました 久しぶりにこの掲示板で内容のある、そして安心できるアドバイスを頂けた様に思います 本当に有り難うございます |
147:
匿名さん
[2011-09-23 23:28:32]
モルタル下地の塗り壁の場合、キーワードは「通気層」と「上塗りのモルタルに
「グラスファイバーのネット(ラス網ではありません)を伏せこむ」ことにより クラックの発生を少なくするというのがわたくしの調べた範囲では現在のベスト ではなかったかと思います。 特にモルタルの上塗り(ジョリパットの下地)の際に伏せこむネットが塗り壁の 欠点のクラックを大幅に減らすことが調べた範囲では良いらしいのです。 基本的にはこの2つをやってもらえればよいのではないかと思うのですが これをパッケージ化したものが「ラスモルIIノンクラック工法」だと思います。 ただ一部企業の特定の仕様による工法の為、ラスモルIIを得意としている (販売メニューに組み込んでいる場合や認定業者)もしくは職人さんと現場監督さん が対応できなければうまくいかないと思います。 わたくしがモルタルの上塗り時のネット伏せ込みを確認した範囲では現場監督さんに よりましては以下のやりとりのようにモルタルの下地のラス網と勘違いされてしまう ケースもありました。 「ラス網は必ずつきます、そうしないとモルタルが引っかかりませんから・・」 「いえ、ラス網ではなくて・・」 <参考資料> ●ラスモルIIノンクラック工法 施工説明書 http://www.fujikawakenzai.co.jp/data/cat29.pdf (PDF形式のためアクロバットリーダーがインストールされている必要があります。) |
148:
現場監督
[2011-09-24 18:33:47]
>>147さん
確かにそうですね。 グラスファイバーネットの活用は非常に有効的だと思います。 自分の会社でもモルタルの場合は全ての物件で部分的にですが活用しています。(サッシの角等の割れ易い箇所に) 理想は全面に伏せ込めればそれに越した事はないのですがそれはさすがに予算の都合によって…と左官屋さんから言われています。 10件中1件といった割合ですね。 数年前に一度だけラスモルノンクラック通気工法を施主さんの要望で施工した事があるのですが私の見間違いでなければ確かグラスファイバーネットを伏せ込むのは上塗りではなく下塗りの段階ではないですかね? おそらくですが上塗りでネットを入れてしまうと編目が浮き出てきてしまうと思うのですが…。 また前のコメントでこの工法はあまりお薦めしない…と言ったかと思いますが 基本的にこの工法は下地が全くの別物で胴縁と補助胴縁に直接通気ラス(フェルトと網が一体になった物)を貼っていた記憶があります。ですから手で押すと沈んでしまい、コテで塗る際にモルタルがその空洞の中に押されて入り込む為通気層自体が狭くなってしまうのでは?と疑問を感じました。 また異常に材料を消費してしまいますのでかなり高額になった記憶が…。 それ一度きりでしたのでうろ覚えですが高額の割りにはどうなのかな?といった感想です。 これは左官屋さんの受け売りですがモルタルの下地はよりしっかりしていないと必ずヒビが出るといつも言われています。 あくまで個人的な意見ですがそれを踏まえるとどうしても信用をするまでには至らないですかね。 またその物件は自分の担当ではなかったのでその後を見ていないので近々見に行って結果を報告いたします。 |
149:
匿名さん
[2011-09-24 19:58:00]
>>148さん
147です。 現場監督さん、現場の生の声は参考になります。 掲示板では現場に来ない現場監督さんやまかせっきり や丸投げが多いと書き込みがあるなか少し安心しました。 最下位の野球チームが優勝したりするのも監督さん次第 ですし家も現場監督さん次第ですね。 |
150:
左官業
[2011-09-24 21:29:32]
本当にびっくりですね。 現場監督さんでここまでしっかりした知識をもっているのは凄いと思います。 自分の仕事は単純で新しい材料でも施工方法でも実際に扱ってみて良い点は生かし、逆に悪い点は省く…といった事が自分の糧となります。
どなたかおっしゃっておりましたが「使い慣れた材料、工法…」とあったかと思いますがこれは非常に大事な事です。 実際に自分で触って施工して初めて物の善し悪しが判断できるものだと思います。 実際、職人あっても現場監督さんの様にしっかりと経験を糧として得ている人間ばかりではありません。 だから皆さんもどうかメーカーの宣伝文句や情報だけで物事の善し悪しを判断する事には気を付けて下さい。 やはりどんな詳しい知識や情報を持っていてもたった一度の経験にはかなわないと思います。 後は現場監督さんに安心して全てお任せします(笑) 情報の世界の架空の話しではなく、現場での実際の経験を正しく正確に伝える事が良い家作りに必ず役に立つ事でしょう。 |
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151:
匿名
[2011-09-25 22:20:48]
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152:
匿名さん
[2011-09-26 08:44:54]
そういえば、スレ主さんは今日が外壁の確定日ではなかったかな?
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153:
匿名さん
[2011-09-26 15:00:53]
>>151さん
自分の場合、現場監督さんより営業の人のほうが詳しくて 家は大丈夫なんだろうかとちょっと心配になりました。 マニュアル通りそのシステムの流れの中を回ってる分には 良いのですがトラブル等でちょっとでもその流れからはみ出 してしまうと途端に崩れてしまうようなもろさを感じました。 原因の根本は丸投げやまかせっきりで様々な視点や知識を 有する人を通すことによって働くチェック機能が欠如して いるのではないかと思います。 何十にもチェック体制があるはずの病院でもあの人が見てる から大丈夫だろうなどのまかせっきりや丸投げにより手術で 隣のまったく関係ない人の健康な臓器を切り取ってしまう。 なんてニュースをたまに見ます。 |
154:
匿名さん
[2011-10-03 18:27:27]
スレ主さん、その後外壁はどうなりましたでしょうか?
見ていらっしゃいましたら結果をお願いします。 |
155:
ななし
[2011-10-04 03:55:25]
スレ主です。
皆さまたくさんのご意見ありがとうございます! 随分と書き込みせずにスミマセンでした。 まず、最終的に決めた外壁は・・・ アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 通気層あり グラスファイバーネットなし コテ塗り です。 金額は+約40万円です。 通気工法もラスモスⅡ通気工法にこだわらず、施工会社が得意とする通気層の作り方でお願いし直しました。 ※>>119さんの書き込みを見て、皆さんの書き込みを読み直しました。 よく読んでみると、富○川建材工業(株)の工法を薦めていない方が多いと理解し直し、上記のオーダーにしました。 ニチハのサイディングの場合、施工会社の見積もり(>>20)間違いもあり、+40万円の予算があるのなら、、 16mm(平米単価5,700円位) マイクロガードあり ハイパーコートあり のランクまで引き上げることが可能でした。 前回書き込みをした後、アイカとニチハのショールームに各2回行き悩みに悩み抜きました。 10年ぐらいは、一見ピカピカそうなサイディング・・・ 5年ぐらいで、色んな箇所が汚れてきそうな塗り壁・・・ 毎日早朝、自転車で近所の住宅街をグルグル周り、決めなくてはならない日(返答締め切りが5日程延びました)の朝、それでも「好きだなー」と思う外壁は、やっぱり「塗り壁」だと思い、最終的に決めました。 私の建てる家は、基本、建売住宅なのでオプションを追加すると何でも相場より高くなる傾向があります。 (実は外壁以外にも相当、オプション追加しています。(汗)) 施工会社の方からも建売の基本仕様は、すごく値引きしてパッケージ化しているので、オプションにすると単純に差額という訳にはいかず、どうしても値引き率の悪い見積もり金額になってしまいます、と言われていました。 なので、私たちの場合は、値段的にはサイディングの方が経済的だったと思います。 16mm マイクロガードあり ハイパーコートなし の変更であれば、+24万円程ですみましたし。 自分の“好み”の針がサイディングに振れていたら、今回の場合は、きっとサイディングがお得だったような気がします。 しかし“好み”の針は、ジョリパットに振れました。 その感覚を大事にして最終的に外壁を決めました。 その結論に至ったのは、皆さんからたくさんのご意見をいただいたことで、だんだん頭が整理できていったことが大きいです。 本当にありがとうございました!! |
156:
匿名さん
[2011-10-04 20:37:23]
建売系でありながら施主の意向を汲んでくれる施工会社は
今時珍しく、ちょっと偉いですね。 スレ主さんも色々考えて家作りを進めている様なので きっと理想の叶う家になるんじゃないでしょうか。 |
157:
匿名さん
[2011-10-04 23:46:58]
めでたし・・・めでたし・・・(・∀・)
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158:
契約済みさん
[2011-10-27 02:16:09]
ニチハの福島工場のサイディングは放射能汚染の方は大丈夫でしょうか?
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159:
匿名さん
[2011-10-27 08:25:17]
>158
君が神奈川県を含めソレより北方面に住んでいるなら、福島の製品を心配するより自宅の屋根や雨どい、庭の放射線濃度を心配するべきだな。 福島の工場で生産されるあらゆるモノより、君の家の屋根の上の方が更に高い放射線の値である可能性の方が高いと思うよ。 |
160:
契約済みさん
[2011-10-27 16:07:26]
有難うございます。
建築予定地は西日本です。 福島のコンクリートが放射能汚染されているものがあるとの書き込みを見たので気になりました。 |
施工法が劣っても、慣れた施工法で精度の高い工事をしてもらった方が、
施工法が優れていても、はじめての施工で精度を落とすより、
良い結果になることもあります。
業者の怠慢でやりたくないというのでなければ、
業者さんとよく相談されて、慎重に判断された方がいいと思います。
工法より施工精度の方を優先すべき場合もあると思います。