これから建築する戸建を購入しました。
建物の外壁については、オプション費をかけずに選べる仕様の範囲が下記の通りでした。
○ アイカ ジョリパットアルファ
○ ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
この選択肢しかない場合でしたら、皆さんどちらを選択しますか。
ご意見をお願いします。
[スレ作成日時]2011-09-16 00:16:41
ジョリパットアルファ VS ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし
101:
現場監督
[2011-09-20 16:50:10]
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102:
左官業
[2011-09-20 21:08:55]
なかなか現場監督さんでここまで熟知している方は少ないですね。よく現場に足を運び、職人とコミュニケーションがとれている方なのでしょうね。
>>99さん かなり神経質になられている様ですが現場監督さんの言っている事は間違っていないと思います。 あなたが見た事のある通気工法は“板”(おそらく合板的な板)を使った工法ではないかと思いますがそれはかなり問題を抱えています。 絶対にお勧めしません。(しかしながらメーカーは推奨していますが…)。 見た事がないと言われると困ってしまうのですが… なかなか文章で説明すると難しいのですが、幅約10〜12cm程の長い木材が横方向にびっしりはってあるのを見た事がありませんか? さらによく見ると透湿シートとその木材の間に隙間があればそれが現場監督さんや私の言う通気工法です。よく見て頂ければ透湿シートと木材の間に胴縁(約1、5mm厚)が柱や間柱の打ち付けてあるのがわかるかと思います。 今日行った現場で建築会社の社長さんと今は通気層有と無し、どちらが割合が多いか?…といった話になったのですが社長曰く気にして見ると今は通気層を作っている方が多いのではないか…と言っていました。 確かに自分の得意先では10件中7〜8件は通気層を作っています。しかしながらあくまでも自分の得意先の中での話なので全体的な割合は私には憶測でしかありませんのであしからず。 |
103:
左官業
[2011-09-20 21:43:55]
>>100さん
塗れなくはないです…がしかし仕上がりは間違い無く悪いです。そして必ずコーキングの目地部分が割れてしまいます。 これは先ほどの話に繋がるのですが合板(3×10板、モエンサイディング、ラスカット、コンパネ問わず全ての板)の様な目地がある物の上には何を塗っても必ず目地部分が直に割れてしまうでしょう。例えその上にラスアミを貼ってモルタルで中塗りをしても結果は変わらないと思います。 これは前のコメントでも説明しましたが木造は必ず動きますし、また鉄骨系でも年数が経過すれば多少撓みますので結果は一緒なのですが動いた際にどうしてもその目地に負荷が集中してしまうからです。ちなみに私が先ほど紹介した下地であればまず一点に力が集中する事がありません。(大概、ずらしながらはる為)前にも言ったかと思うのですが、仕上げ〈モルタル〈モルタルを塗る前の下地が大事なのです。ジョリパットもモルタルも壁の強度を上げる為のものではありません。あくまでも“化粧”です。大事なのは一番下の下地なのです。またモエンの上に直にジョリパット等の仕上げ材を塗る工法がありますが専用の弾性目地材、専用のメッシュ、弾性仕上げ材を使ってもまったくの無意味です。必ず割れます。おそらく地域にも必ずあると思うのですがアクリル系の材料で仕上がっているのに縦・横に等間隔でヒビもしくは筋が浮き出ている建物を見た事がありませんか?まさにそれです。でも不思議な事に今でもメーカー側はそれを推奨しています。私には理解出来ません。 |
104:
左官業
[2011-09-20 21:50:33]
>>100さん
ごめんなさい。質問にきちんと答えそびれました。 その上に仕上げてしまうと上記の通りになってしまいます。 きちんと仕上げるなら一度サイディングを剥がして下地を作り直してから通常のモルタルからジョリパット…となるのでかなり高額になってしまうと思います。実は過去に一度、同じ様な話があったのですが話だけで終わってしまいました。おそらく金額的な問題がネックになったのだと思います。 |
105:
検討中
[2011-09-20 23:31:14]
左官業さんへ
現在、地元の中堅会社で話しが進み打ち合わせが始まったところなのですがやはり外壁をジョリパットで塗り壁にしたいと言う要望を伝えたら大壁モエン工法(間違っていたらご免なさい)を薦められました。 担当の営業さんからは今はこの工法が主流でメーカー側の責任施工だから安心して良いと言われました。 ちなみに通常はこの会社の物件の殆んどはサイディングとの事なので営業さん自体も初めてのケースらしくメーカー側に色々確認をしてくれている様なのですが左官業さんから見てこの工法はどうなのでしょうか? 営業さんの言う通り今はこの工法は主流なのでしょうか? またもし左官業さんが薦める工法をお願いしたい、となった時に営業さんにどの様に伝えれば理解して頂けるのでしょうか? |
106:
入居済み住民さん
[2011-09-21 01:07:33]
うちはモエン大壁工法にジョリパットで3年たちました。大手HMですが、塗り壁の場合の推奨工法でした。目地が必ず割れるといった書き込みもあるようですが少し大げさではないでしょうか。もちろん目地処理が最大の弱点ですからそこにヒビがはいるといった例もあるでしょうが、それは施工に問題があるとかのまれなケースではないでしょうか。ただ、夕方のいっときだけ1箇所わずかに目地の薄い影が出ます。自分の家だから気がつく程度で、気になるほどのものではありません。アイカでもこの点は免責事項として明記していますので、その程度のことは覚悟したほうがよいです。逆にそれ以上に目立つヒビとかへこみとかが生じればクレームの対象となるということです。家は東京ですが3月の震災の揺れでも外壁も含め何の問題もありませんでした。
塗り壁のクラックや雨だれによる汚れもここで書かれているほどには心配する必要はないと思います。以前の家はモルタル下地にアクリルスタッコで25年住みましたがクラックは玄関庇をささえる梁の端部に1箇所10cmほどのものがあっただけです。全体的にくすんでくるというのはありますが、雨だれによる見苦しい汚れはありませんでした。おそらく外壁だけだったら40年はメンテなしでいけるでしょう。散歩がてらいろんな家を見ていますが塗り壁でもきれいな家の方が圧倒的に多いです。雨だれで汚れているのはたいてい軒のまったくない家です。クラックが目立つのは築30年は超えていると思われる古い家に多いです。見た感じはモルタルの収縮によるものというよりは建物そのもののひずみによるのではないかと思われるものが多いですね。 サイディングのあの質感が好きになれない、目地が気になる、という方は迷わず塗り壁を選択されたら良いと思います。 |
107:
匿名さん
[2011-09-21 04:24:01]
私も>106に同意見です。
施工方法がモルタルが良いか、モエン大壁を選ぶかデラクリートでも選ぶかといった 選択の吟味は必要ですが、塗り壁には(我が家はジョリパット吹き付けです) やはり意匠として他に換えがたいものがあるかと思われます。 当方もモエンパネルを使った工法ですが、選択の理由はウチを塗装してくれた 塗装屋社長の家でも、色々な下地をやってみて、今は大壁工法に落ち着いたと 言っていたからです。 塗装屋さんの家は元々、普通の無塗装サイディングをコーキングで埋めて塗装した部分と 立派な車庫は従来のモルタルでやったそうなのですが、やはり数年でサイディング部は コーキングが痩せて目地が立ってしまったそうです。 そこで再塗装の時に、試しにモエンパネルに張り替えて施工したところ 5年近く経った今でも、特に目地が目立った感じではないそうです。 でもこの塗装屋さん、メーカー認定業者でもないそうで、更には塗装はジョリパットで なく弾性リシンを吹いているそうです。 それと我が家がメーカー認定外業者の施工だからかどうか判りませんが 一階と二階のサイディングの継ぎ目には、しっかりと目地があります。 この部分で逃げを作っておかないと、やはりひびがでやすいと言われました。 それでも家の外観には、大変満足しております。 |
108:
匿名さん
[2011-09-21 07:26:05]
意匠的に窯業系サイディングは「なんちゃって木壁」とか「なんちゃってタイル」とか
「なんちゃって石壁」やメタリック系とかストライプとかミッキーマウス柄とかあるよね。 塗り壁ではそういうのが出来ないので、面白みの面では欠けるところがあるね。 ジョリパッドで「和風」っていうと漆喰を真似て白色で金コテで平滑にするんだろうけど 普通は大変なので大半がスタッコばっかり。 一軒ぽつんと塗り壁の家があると特徴的なんだけど、塗り壁の家ばっかり建っている分譲地だと 逆に退屈になるので建物形状で特徴を持たせる必要があるね。 モエン大壁はサイディングを塗り壁下地に使うわけで、表面仕上げが 工場塗装であるか、現場塗りかの違いで、結局サイディングであることには変わりありません。 将来において趣や味の出る塗り壁をめざすなら、お金はかかるけど 外壁下地をレンガとかCBで組む事をお勧めします。付加価値として、ヨーロッパ建築みたいに 外壁彫刻があるような装飾性のある外壁も可能となります。 個人的にはジョリパットで仕上げるよりスタッコ吹き付け塗装が好き。 汚れたら軽く高圧洗浄して、上から吹き付け直せばよいだけだから。 |
109:
現場監督
[2011-09-21 08:36:49]
最近は皆さん、各々に将来的な事を視野に入れて選択する方が多いので皆勉強熱心でお客様とのやり取りで負けてしまう事もしばしばですね(笑)
また左官業さんの様な現役の職人さんに誉めて頂けると嬉しいものですね。 皆さんの意見を拝見させて頂いてひとつ間違え易い点が気になりましたので追記させて下さい。 まずは同じジョリパット(樹脂系エマルション、アクリル系問わず)等の仕上げ材には「吹き付け」で仕上げる場合と「コテ塗り」で仕上げる場合の二通りあるかと思います。 仕上げのパターンによってどちらかを選択する形になるのですがひとつ気を付けて頂きたいのが同じ仕上げ材でも「吹き付け」と「コテ塗り」の違いです。 基本的に吹き付けは塗装屋が、またコテ塗りは左官屋が行うのが一般的なのですが吹き付けの場合の寿命は平均10〜15年程度(材料は問わず)、コテ塗りの場合は何年といった寿命は正直ありません。施工しているところを見た事があればご存知かと思いますが吹き付けはその名の通り空気圧で材料を吹き付けます。コテ塗りはコテで材料を擦りつける様に塗っていきます。 その違いだけで同じ材料でも保ちはかなり違います。吹き付けの場合はやはり年数が経過すると自然と剥がれる事がありますがコテ塗りの場合、自然に剥がれる事は殆んど見た事がありません。(下地が不安定なものだと話は別ですが…またジョリパット以外の内装材の一部の材料は剥がれる事もあるかと思いますが…) 特にジョリパットは非常に粘着性が強い材料ですので外壁の仕上げ材としては非常に優秀だと思います。 そういった理由で好みのパターンによってしまいますが同じジョリパットを使うなら「コテ塗り」をお勧めしたいです。 ちなみにコテ塗り=塗りっぱなしパターン…という事ではありません。左官屋の場合コテで材料を塗りつけた後に一手間二手間加えて様々なパターンを作ります。また吹き付けの場合は材料を吹き付けた後にコテやローラーを使って仕上げる場合もありますが材料を壁につける段階での違いが後々に差が出るのだと思います。 それから大壁工法の件ですが…結論から言うとお勧め出来ませんね。 今は時間がないので理由は後ほど… |
110:
匿名さん
[2011-09-21 09:12:03]
98&99です。
現場監督さん、左官業さん、お二人のコメントを読みながら施工見学会に参加したときの写真を見直してみました。 サイディングで多いのは、ノボパン2とかダイライトと書いてある板の上にモエン2と書いてる紙を貼り、そこに10cm幅くらいの桟木を入れて、そこに貼っている、といった方法が多いです。 中には木では無くて金物で浮かせているのもありました。 たぶん木のところに隙間が出来て、これが通気層なのだろうなぁ、というのは判ります。 塗り壁だと、板に紙を貼って、そこへデコボコの黒塗りの板に金網を打ちつけてモルタルを塗る、といったようですね。 こうした手順を覚えていたので、紙とその上に重ねる部材とに空間を作る事が、通気工法である、といった認識でコメントを続けていた次第です。 (コメントにある、胴縁、というのもその木の事ですよね?見に行った時には、桟木というような表現をしていのですね) でっ、塗り壁に起きるヒビについて自分でも調べたのですが、経年だけではなくて下地の材料の継ぎ目に沿って割れる、といった事をみかけたんです。 地震とか経年でのゆがみなどで継ぎ合わせ箇所にずれが出るらしいんですね。家そのものに殆ど影響の無い揺れやズレでも、そこに塗ってあるモルタルは数センチの薄いので、影響を受けてヒビが出る、といった事でした。 そうした事を読むとサイディングにもズレは起きるよなぁ、と思ったのですが、重ねている事や目地のシリコンにある程度軟らかさがあるので、そこで下地が受けるズレの力を吸収出来るのだろうなぁ、比較して考えた訳です。 家といっても地震・台風・火事・おやじと色々と他からの力を受ける訳ですが、建材の劣化以外にもそうした要因で外壁にヒビが入る材料について安易に使うといった事を容認はしたくないです。風雨にさらされる箇所ですし、水気は木造の家を傷める一番の原因とも聞きます。 また塗料面が破裂したような家を見ました。割れているのではなく、丸くそこだけ穴があいたように塗装面が剥がれモルタルが露出している状態です。 この症状の原因は判りません。もしかしたら職人の作業による差かもしれませんが、(空気が入っていたとか・・・)そうだとしたら、人によって保ちや精度が大きく変わってしまう。といった事になります。 建てる際に関わった職人さんの良し悪しなど、施主には判断できません。 また建築会社も、職人に悪い人はいません、としか言いませんよね。 ですが職人の仕事内容の差により不具合が出ても責任はしてもらえないと思うのです。何しろ建材メーカーが保証をうたってませんから、そうした事があっても、経年での変形や劣化、などと言われてしまうのではないでしょうか。 こうして気にする点を、神経質、とありますが、気にして当然の事と思います。 何しろ数千万円もする買い物です。その支払いに何十年も掛かって買うという物に神経を使わない、という考えの方がおかしいと思います。 素人だからと、建築会社や職人まかせにするのではなく、自分で調べてしつこく質疑を行い疑問点に納得を得る、そうした態度の施主を、しつこいとか神経質、と考えている建築業者や職人に頼みたいと思うでしょうか? 頼みたいとは思いませんよね。 方法など納得の出来る説明をしてもらってこそ、施主に安心がうまれ作業をまかせられると考えています。 買う側の施主の話を素人意見としてうやむやにされてしまうのではないか?といった不安の残る工法や建材を使う、といった事を安易に容認する事はやはり受け入れ難いです。 なので塗り壁を選ぶのであれば、不安な点が多少でも軽減される通気層がある工法が良いと思うのですが、今までの色々な方の意見を読んでスレ主さんはどうするのか、といった事なのでしょう。 |
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111:
入居済み住民さん
[2011-09-21 10:26:04]
現場監督さん、106です。うちは意匠性の観点から少し値ははりましたがコテ塗りにしました。実は今子供夫婦の家を同じHMで契約して打ち合わせ中です。同じくコテ塗りにする予定ですが、ジョリパットではなく大壁工法にエスケー化研のベルアートMOです。今は関西がジョリパット、関東はベルアートを標準にしているそうです。このHMではモルタル下地はやっていませんのでどの道大壁にするしかないのですが、参考のため大壁を勧めない理由をお聞かせください。またジョリパットとベルアートの比較などもご存知の点があればお教えください。
ついでですが、ベルアートもただのベルアート、ベルアートSi、弾性ベルアートとあり、ベルアートMOというのがどれに相当するのかといった点を営業に確認中ですが、まだ返事がありません。ベルアートMOの特徴とかをご存知の方いないでしょうか。 |
112:
現場監督
[2011-09-21 13:42:52]
>>110さんへ
おっしゃる通りだと思います。しかし作る側の意見としてはっきり言える事はどんな建築会社であれ不具合の発生する物件など作りたくありません。問題が発生して得する事などありませんから。また今は塗り壁ひとつにしても様々な工法があり、その中で予算的な問題、工期短縮、等の事などを考慮して御施主様に提案するのだと思います。中にはただ単に施工経験がなくメーカーの推奨する方法を選択する事もあるでしょうし。ちなみに見た事があるとおっしゃっていた黒い板というのはラスカットの事ではないでしょうか? ただその上に金網(ラスアミ)を貼っていたとの事なのでどうなのかな?と疑問なのですが…。通常、ラスカットを使用する場合名前の通りラスアミは貼らず目地だけ補強してモルタルを直接塗るのが普通なのですが…。もしかしたら私の知らない工法かもしれません。また胴縁については桟木でも何でも一緒です。基本的には隙間を作る為の物ですのでこれでなくてはダメという事はありません。 そして繋ぎ目に沿って割れるとおっしゃっていましたがまさにその通りです。左官業さんもおっしゃっていましたが“板(コンパネの様な形状の物)”の上に塗る結果、かなりの確率で繋ぎ目に沿って割れてしまう事が多いです。その点、コーキングは収縮性に優れているので良いと言えます。が、ご存知かと思いますが年数が経過すれば硬くなり切れてしまうという欠点があります。また塗装面の剥がれについては吹き付けは寿命があるというのは先にお話ししましたがそれを過ぎると非常にもろくなります。そうすると小さな穴やヒビから水が入り膨れてそこが丸く剥がれる事があります。中には剥がれずにそこだけ水膨れの様な状態になる事もあります。その現象ではないかと思います。 また>>105さん、106さん、107さんのご意見にも通づる過去の経験をお話させて下さい。 私が大壁工法をお勧めしない原因は過去(今から約12〜3年前)に初めてエマルション系の材料を使う事になり、何せ初めての材料ですので施工方法などメーカーに問い合わせそこで大壁工法を薦められました。施工マニュアルを取り寄せ指定の材料(下地の板、目地処理材、目地補強のメッシュ等)を使い完全にマニュアル通りに施工しました。しかし結果は以下の通りでした。 ・施工して間もなくは無かった筈の板の継ぎ目の線が光の加減で目立つ様になってきた。(先に横方向から目立ってきた) ・しばらくするとその線がはっきり出てきてよく見ると線が凹凸(目地処理の際に詰めた目地材が押されて出たり逆に中に入り込んだ物と思われる)。 ・その線が部分的に割れてきた。 この状態になりメーカーを呼び見させたところ、いくら同じ指定の材料を使っても指定業者が施工した訳ではないので責任持てませんとの事…。 初めての工法ゆえ最初から最後まで職人と施工マニュアル通りに作業してもらい一工程終わる度に確認していたので作業に不備がある訳ではないです。唯一落ち度があるとすればメーカーの“推奨”という響きを鵜呑みにしてしまった事です。後日新たにその上から塗り直しましたが一年程経過したらまた同じ状態になってしまいました。(塗り直す際に左官業者はたぶん同じ事になると予測していたが全くその通りに…) それから周りの物件(うち以外の会社が施工した)を気にして見ると全部とは言いませんがかなりの確率で同じ状態でした。 それ以来、メーカーの言う事は参考程度でまずは職人さんの意見を重視する様になったのは言うまでもありません。 結局は材料を売る側、色々な試験で問題が無くても実戦では…。 といった経験です。 |
113:
現場監督
[2011-09-21 13:59:15]
>>111さん
申し訳ありません。 質問に答えそびれました。ベルアートとジョリパットだとやはりジョリパットを奨めたいですね。 ベルアートも過去に施工したのですがジョリパットに比べて色褪せが目立つ様に思います。特に濃い色の場合は余計に目立つと思います。またベルアートは微弾性といって通常のジョリパットなどに比べて若干ですが伸び縮みする素材だったと思います。 また申し訳ないのですが細かい名称(MO等)については把握しておりません。 おそらくですがその材料の特性については材料メーカーのサイトを覗けば説明があると思います。 …大壁工法にSK…ミサワさんかな? 選択できない…とおっしゃる様に大きなハウスメーカーともなるとどうしてもメーカー同士の提携的な問題もあるのでベルアートからジョリパットに変更可能か確認してみた方がよいかと思います。 お力になれず申し訳ありません。 |
114:
入居済み住民さん
[2011-09-21 15:10:33]
現場監督さん、106です。丁寧な回答ありがとうございます。
HMは住不です。我が家はジョリパットで大きな問題は出なかったので、子供の家もできれば同じものが安心だったのですが、前記の通りここ3年の間に業者の統廃合が進んだのか関東はベルアートということらしいです。もう一度確認してみます。 |
115:
ななし
[2011-09-21 17:02:44]
トピ主です。
皆様ご意見をありがとうございます! <オプション費なし比較> アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 通気層なし VS ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし 個人的な結論としては・・・いや、結論になっていないかも知れませんが、 外壁にはオプション費を40万円ほど用意する事にしました。 “オプション費なし”との条件で皆さんにご意見をいただいているうちに、それぞれの素材(もしくは工法)のウィークポイントがわかり始めました。 これらウィークポイントを多少なり補う為には、オプション費が必要だと判断しました。 40万円の予算でオプション費をかけると、下記のような比較となります。 アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 ラスモスⅡノンクラック通気工法 VS ニチハ サイディング 16mm マイクロガードあり(ハイパーコートなし) 9/25(日)までに結論を出し、施工会社に申し出る必要があります。 現在、心の中で優勢なのは、アイカ ジョリパットアルファ ラスモルタル下地 ラスモスⅡノンクラック通気工法 です。 4~5日ほどのみですが、猶予がありますのでそれまでは目一杯、検討しようと思っています。 もし、トッピック内容とずれて申し訳ありませんが、ご意見をいただけるのであれば続けてどうぞよろしくお願いします! オプション費をかけないという同条件でこのトピック見ていた方、すみません。 もし私がオプション費なしで進めるのであれば、ニチハ サイディング 14mm マイクロガードなし をきっと選びました。 通気層の事を知ってしまうと、標準仕様で通気層があるサイディング 14mmの方が多少なりいいと思ったからです。 トピックをあげた後、再度、住宅展示場に行ったり、近所を徘徊し他のお宅を何軒もかなり観察しました。 私がこれから建てる家は、3階建ての狭小住宅なので特にそのようなタイプの家をよく見ました。 感想としては、塗り壁でもサイディングでも建物の入口付近にごちゃごちゃ物を置いているお宅は、全体的に汚れている印象を持ちました。 反対にそれなりに築年数が経ってそうなお宅でも花壇がちゃんと手入れがされていたり、自転車もすっきり置かれているお宅などは、外壁が汚れていてもその部分に直ぐに目が行くって感じはしませんでした。 どの素材を選んでもその後の掃除や気配りができなければ、汚い印象になるんだなと思いました。 |
116:
匿名さん
[2011-09-21 21:55:01]
色々と外観にこだわる気持ちはわかるけど、実際のところ外観気にするのは
建てて1ヶ月っていったところ。それにかなり素敵な外観に仕上がらない限り 家主以外は誰も興味なんて持ちません。 結局だれも見ないんだったら40万円を他のものに使った方が良いと思います。 あくまでも個人的な意見ですが。 |
117:
匿名さん
[2011-09-21 22:12:43]
40マソというのは外観じゃなく構造の費用なのでは?
それに誰かに見せるためじゃなく、自分が納得できるかどうかでしょ 論点が違いすぎwスレを最初から読めw |
118:
匿名
[2011-09-21 22:31:11]
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119:
匿名
[2011-09-21 23:42:58]
でもなんでスレ主さんは「ラスモル通気工法」にたどり着いたんだろう?
調べてみたら現場監督さんや左官業さんがオススメの通気工法とは内容がだいぶ違うみたいだし… 謎だ(・・?) |
120:
匿名さん
[2011-09-22 00:31:48]
>117
引渡し前は自分で納得しても、引渡し後一ヶ月もすると 「外壁じゃなく他のに40万円かけとけばよかった」って思う事が 多々有るから助言として言っているだけですよ。40万円あれば小屋裏収納ぐらい作れます。 読解力なさすぎ。 >たぶんサイディングの家なんだね サイディングじゃないですよ。鎧下見板張りです。 センスのある塗り壁の家って1年に1回出会うか出会わないかです。 |
サイディングが通気層を作り始めたのも数年前だと思いますが元々の始まりは施工する人が効率的に作業を進める為に柱等に胴縁を付けたが始まりだと思います。というのは従来、柱や間柱に直接サイディングを張っていたのですが案外見た目ではわかりませんが柱や間柱は狂い(捻れや曲がり)があるものでそのまま張ると収まりが非常に悪いのです。そこでその狂いを調整する為に胴縁を間に入れたのがスタートだと思います。結果的にその隙間を風が通り万が一の時に具合が良い…となりました。
作業工程を説明すると
・透湿シート、胴縁、サイディング、コーキング…となります。
自分がモルタルの壁からの侵入が少ない(影響が出にくいといった方が正確)と思うのはその作業工程の違いだと思うのです。
モルタルの場合
・透湿シート、胴縁(通気の場合)、ガラ板、“防水フェルト”、ラスアミ、下塗り、中塗り、仕上げ材料…となります。
このサイディング施工には無い防水フェルトが重要な働きをしているのだと思います。万が一クラックから侵入しても中の木材に触れる前に止める働きがあります。簡単というと二重に水を防ぐ効果があるという事です。
またサイディング、モルタル問わずですが通気層が無くてもある程度、風は循環するもですよ。
ご自宅の電気のスイッチカバーを外してみてください。案外、風が回っているのがわかりますので。
ちなみに昨今の気密性の高い住宅ですとこの風の循環が上手くいかなければ家にとって悪影響を及ぼします。逆に一昔前の住宅は冬場は寒いですが家にとっては良い影響になっていると考えられます。
ですから極端に神経質にならなくても良いのでは? と感じるのです。