家を新築するときに検討要素のひとつとして空調方式があります。
全館空調にする場合、建物の設計から考慮する必要がありますので、
早期に検討するが必要がありますね。一方個別空調は後からの設置
も可能ですが、全館空調へ変更することは出来ません。
このスレでは個別空調と全館空調をメリットデメリットの観点で
比較し、これから検討する方、現在検討中の方のお役に立てて
頂ければと思います。
<関連スレ>
全館空調を導入された方 その2
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/72867/
全館空調は無駄にエネルギーを消費しますか? 4
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/176335/
[スレ作成日時]2011-07-30 09:50:44
【メリット】個別空調と全館空調を比較する【デメリット】
18:
入居済み住民さん
[2011-07-30 17:15:28]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
その経験から個別空調(必要時にオンオフ)に対して全館空調(連続稼働)
のメリット、デメリットを書いてみます。
全館空調のメリット
・気を使って設計、施工すれば、いつでも家中が年中適温で
非常に快適。生活の質が明らかに高くなる。
・夜、朝方の気温変化によって体調を崩すことがない。
(引っ越してから1年半家族全員1度も風邪をひいていない。)
・室外機の数が少なく、外部への配管を1か所に集められる
ため、見た目を良くできる。
全館空調のデメリット
・空調設備の値段が高いうえ、能力を発揮させるために
断熱、機密を確保するためのコストがかかる。
・熱還流率を下げるために設計の自由度がかなり減る。
・焼き肉、喫煙をすると全館に臭いや油が回る。
・室内機が結構うるさいので設置場所をよく考える必要がある。
・外界の天候変動とは無縁の環境を人工的につくる設備なので
エコや自然との調和に反している負い目を感じる。
というところでしょうか。
ホテルやオフィスの環境に似ているので、大多数の人が快適だと
感じると思います。
断熱・機密のためにアイシネンを使ったり、開閉できる窓は既製品の
サッシを使い、フリー設計の大開口ははめ殺しにする、外気に
触れる壁面をなるべく減らすなど、設計にあたり、建築家には
山武の意見をかなり取り入れてもらいました。
いくつかの設計案(たとえばコの字を立てた橋のような家やガラス張りの家)
は山武にダメ出しされて廃案になったので結構設計の自由度は減ると思います。