中古戸建を購入予定です。
もともと不動産賃貸会社が所有していたのを某仲介業者が買い取り
販売するという物件なのですが、
「(物件の契約は)所有権の譲渡ではなく信託受益権の譲渡になります」
と言われました。
その場は、耳慣れない言葉だが後でネットで調べようと思い
追求しなかったのですが、調べてみても意味が分からず困っています。
仲介業者に聞いてみるにしても基礎知識くらいは備えておきたいので、
どのような権利で、所有権とどう違うのか、
ご存知の方がいらしたら教えてください。
業者いわく、所有権と大差ありませんとのことですが。。。
参考URLや文献の情報でも構いません。
よろしくお願いします。
法律関係にまるでうといため、不適切な表現があったらお許し下さい。
[スレ作成日時]2004-09-02 21:06:00
「信託受益権」って何でしょうか?
2:
今は快適
[2004-09-03 00:29:00]
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我家と同じようなケースだとすると、基本的には不動産売買ではなく、証券化された不動物件の証券売買のようです。
なので、契約書も不動産の所有権譲渡契約ではなく、信託元本受益権譲渡契約書でした。
不動産業者さんから受けた説明をおおまかにすると、
「不動産の管理・運用・処分等を信託銀行と信託契約を結んでいて、受益権というのは、証券(不動産)から生ずる利益を得る権利です。
売買契約と同時に信託契約を解除して不動産所有権を買主に移すので最終的には所有権と大差ないですよ。」
というような説明でした。
なんでこのような形態になったかというのが、大手不動産会社がバブルの頃に建築した物件が、バブルがはじけてしまったので随分売れ残ってしまった。
販売することも出来ず、不良債権処理のために子会社に譲渡。
その際、不動産売買だと子会社に膨大な税金がかかるので、間に信託銀行に入ってもらい不動産を証券化して証券売買として子会社に譲渡した経過があると説明を受けました。
我家の場合は、
「最終的に不動産の所有権が我家のものになる」という点を確認して、契約しました。
今は、所有権登記の済んだ登記簿も手元にあります。
もしかすると、信託内容によって変わってくるかもしれないので、業者さんに説明を求めて登記簿と信託原簿とかを見せてもらってはどうでしょうか?
あと、信託契約を解消するのに信託銀行内での決済なんかもあるので、契約から最終的に残金の支払いをするまでに、なんだかんだと2ヶ月くらいかかりました。
うちも初めてのマイホームで、通常の不動産売買を知らないので比較は出来ませんが、
「信託受益権」という聴きなれない言葉にかなりビビッて、調べても判らなかったくちなので思わずレスしてみました。
何か、参考になることはありましたでしょうか?
うちも法律関係はうといので、表現がいい加減ですが、許してください。