3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
迫り来る連動型超巨大地震&直下型誘発地震と高層建築の耐震性
292:
スレ主
[2012-03-14 22:29:58]
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294:
匿名さん
[2012-03-17 17:09:23]
スレ主さん、仰ることは理解しているつもりですし、基本的な部分では同じ考えをもっていると思っています。
しかし、この場で専門家同士が専門家にしか理解できない文章を書き綴っても、専門家以外の人たちには誤解無くどれだけ伝わるでしょうか。 おそらく、ほとんどまともには伝わらないと思います。 ですので、専門用語はあまり用いないで、専門家の間なら誰もが知っている理屈でさえ全く知らない人も多いと思います。 その多くの人たちに少しでも誤解無く伝えらるようにすべきだと私は考えているだけです。 今また大きな地震が続いています。 プレートや断層、アウターライズ地震など、起こる場所や深さ起こる向きや範囲などにより、同じマグニチュードであったとしても、揺れ方だけでなく、津波が起こるかどうかなどで、建物への影響や被害は大きく変わります。 超高層ビルは、何度の大型地震に耐え、どのような長周期地震動に耐えられるのでしょうか? 耐震設計は、繰り返し何度も起こる大型地震の検証は行っていませんので未知数なのです。 それに加えて地震と津波で被害を受け、事故を起こした福島原発の水槽がどこまで耐えられるのかも全く不明の状態ですので、今後起こる大型地震は、原発を更に悲惨な状態にし、避難範囲を桁違いに拡大したり、日本の経済を麻痺させることも十分考えられます。 東京23区も避難エリアに入る可能性も高いので、建物が大丈夫であったとしても、放射能の影響で何世紀も人が住めなくなるかも知れませんからね。 |
296:
匿名さん
[2012-03-18 14:20:09]
311での揺れは、たとえば層間変形率では、設計上の許容値の1/3ぐらいだっただろうと思います。
普通は1/100ぐらいを安全値で造りますが、今回は1/300程度です。 単純に、許容値の1/3程度であれば、数百回遭遇しても躯体自体は何ら問題ないと思います。 吊り天井とか耐力壁でない隔壁は、変形に追随できず傷んでいるのは間違いないですが。 |
297:
匿名さん
[2012-03-18 19:06:27]
実際に実験を行って検証したわけではないのですから、問題ないと思うと言うのは単なる個人の感想でしかないと言うことです。
これまでにも、設計上では絶対に壊れるはずのないはずなのに、壊れてしまったと言うこともあります。 例えば、風が強く吹く場所に作られた吊り橋が、壊れるはずのない設計値のはるか下の弱い風だったのに壊れてしまったと言う有名な実例があります。 この例は地震ではありませんが、想像も出来なかった原因で破壊されてしまうこともあるのです。 繰り返し起こる地震に対しての実験を伴わない個人的な考えですが、鉄骨や鉄筋が長い範囲で曲げられるのなら繰り返し揺らされても問題ないでしょうが、一点だけが曲げられた場合、その部分が極端に弱くなり、折れてしまうことになるでしょう。 コンクリートは少しでも曲げられると目には見えなくても亀裂が入りますが、内部に鉄筋があるので壊れずに戻りますが、何度か繰り返しているうちに、亀裂が大きくなりぼろぼろと剥がれ落ちてしまいますので、一度でも大きな揺れを経験した建物には、設計当初の耐震性はないと考えています。 |
298:
昭和人
[2012-03-19 00:15:55]
>>294
専門用語が交わされる事に関して誤解無く伝わる様にするには、難しい問題ですね。 しかし、そうした用語が交わされる事でスレの攻撃が避けられるように思います。 (ある意味専門的で敬遠してくる。) アウターライズ地震は先日の千葉東方沖地震がそのようですね。 >>耐震設計は、繰り返し何度も起こる大型地震の検証は行っていませんので未知数なのです。 確かにそうは思います。 eディフェンスでこれまで実験されてきた兵庫県南部地震でのJR鷹取工場が観測した地震動によるシミュレーションですが、あくまで実際に近い様なシミュレーションで、実際にはさらに複雑な力が建物に加わっているとは思いますね。 ただ、鉄骨の柱の座屈や柱の梁との接続部での溶接部分の破断が見られたようですね。 >>不明の状態ですので、今後起こる大型地震は、原発を更に悲惨な状態にし、避難範囲を桁違いに拡大したり、日本の経済を麻痺させることも十分考えられます。 >>東京23区も避難エリアに入る可能性も高いので、建物が大丈夫であったとしても、放射能の影響で何世紀も人が住めなくなるかも知れませんからね。 東北地方太平洋沖地震時に日本原電の東海第二原発が津波に若干襲われ、非常用全電源喪失の瀬戸際の状況だったようですね。 http://www.japc.co.jp/news/press/2011/pdf/230407.pdf もし非常用全電源喪失の最悪の状況になった場合、首都東京は捨てなければならなくなった状況だったかも知れませんね。 >>296 >>297 >>コンクリートは少しでも曲げられると目には見えなくても亀裂が入りますが、 >>内部に鉄筋があるので壊れずに戻りますが、何度か繰り返しているうちに、 >>亀裂が大きくなりぼろぼろと剥がれ落ちてしまいますので、一度でも大きな >>揺れを経験した建物には、設計当初の耐震性はないと考えています。 専門家ならではの見解を有り難うございます。 S造ではなくRC造の場合、コンクリートが最大強度に達するのは打設から1ヶ月過ぎでしたっけ、それから次第に強度は劣化していくようですね。 それに加えて巨大地震の地震動による強い変形で被りコンクリートが剥がれ、そらに進むと主筋内部のコンクリートも破壊れる為、荷重を支える強さが失われ『段落とし』となり主筋がはらみ出す現象も起こるようですね。 それが東北地方太平洋沖地震時に東北新幹線が被災しており、ラーメン構造の高架橋でも柱の剪断破壊が見られましたね。 にも関わらず、ジャッキアップして再使用してしまう技術力って何なのでしょうか? そもそも、東北新幹線は1981年の開通前でも施工中に何度か東北地方の大きな地震に襲われており無傷とは言えず損傷しては補修していたようですし。 |
299:
匿名さん
[2012-03-19 13:20:18]
高架橋の土台の場合、せんだん破壊が起きていても内部状況が良好ならば、崩れそうな破片を戻すように修復し、間に接着剤などを注入し、周囲を包帯のように包んで固めてしまいますと、コンクリートに求められる耐力である圧縮、つまり、上に重いものを載せても耐えられるように戻せますが、建物の場合、外壁の範囲だけで、その補修補強が出来ればいいのですが、建物の場合、内装の仕上げであるなどの占有部分や共用部分における有効寸法や意匠部分に関わってきますので、理論的には直せるのですが、高架橋の土台とは違い、現実には常識を超えるコストは掛かりますし、占有面積が小さくなったり、廊下などの有効幅が取れなくなったりしますので、建物内で出来る部分もあるが出来ない部分も出てくるのです。
また、シャッキアップするにしても高層マンションの総重量は、高架橋の土台よりもはるかに重くバランスを崩して倒してしまう可能性も考えますと、責任問題になりますので誰も手を付けたくないですからね。 構造体の耐力や補修方法などは共通しているかも知れませんが、それが有る場所や用途、取り巻く法規などが合致しない構造体とは単純に比べることは出来ないと思います。 |
300:
匿名さん
[2012-03-19 17:28:23]
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301:
匿名
[2012-03-20 22:28:06]
阪神淡路大震災で1981年以降の施工マンションでは半壊すらなかった。安心してよいのではないか?
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302:
匿名さん
[2012-03-21 09:06:24]
阪神大震災を引き起こした地震と、関東大震災を再び引き起こそうとしている地震とでは、タイプも大きさだけでなく、それを取り巻く条件も違いすぎるので参考にはならないです。
予想されているマグニチュードにおいても「1」くらいの違い、つまり対数表記ですので10進法でわかりやすくしますと「16倍」の違いがあります。 |
303:
匿名さん
[2012-03-21 09:08:25]
それに加え、対象となる建物の形状と規模も違いすぎます。
阪神大震災当時にはなかったような景色で、超高層ビルなどが乱立しているのです。 |
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304:
匿名さん
[2012-03-21 21:02:43]
マグニチュード5と6が、10進法での5と6の違いだ思い込んでる人が多いのでしょうか?
ただ、マグニチュード5と6の違いは、約16倍ではなく約30倍です。 ですから、マグニチュード5と7のように2つ違えば約1000倍になるのです。 |
305:
匿名
[2012-03-22 17:01:21]
それなら全滅よ?なのに東京にいて大震災で倒壊すると信じる人は東京には住めないはず。過去の震災ぐらいと信じてるから住めるのではないか?
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306:
匿名さん
[2012-03-23 01:18:39]
全滅と言う意味がわかりませんね。
東京都の全ての建物が全滅、つまり、倒壊すると言うことですか? そうなら違います。 起こって見なければ誰にも確実な結果を予想することすら出来ません。 新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの金額が必要になる建物が多いでしょう。 ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。 でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう。 過去の震災時と今とでは、建物などの景色が大きく変わっていますので、同じ様に考えることは出来ません。 |
307:
匿名
[2012-03-24 08:30:36]
築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことか?
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308:
匿名さん
[2012-03-24 10:07:32]
必ずしも築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことではありません。
建物の損壊状態は、どのエリアにある建物かによって大きく異なります。 同じ震度であったエリアだとしても、揺れ方が違ったり、同じ年に建てた同じ階数の建物であっても、形状が違えば壊れ方も違ってきます。 例えば、同じ5階建て40世帯だとしても、50㎡クラスの2LDKばかりの建物と、80㎡クラスの4LDKなどでワイドスパンの間取りの建物とでは、前者のほうが建物は強いといえますので、倒壊の危険性は低く、損壊の度合いも少なくなるでしょう。 また、大小の間取りが組み合わされているマンションの場合、それらの間取りの組み合わせによっては、揺れを上手く逃がすように揺れたり、その逆で、揺れを増幅するように揺れたりすることで、大きな地震に耐える建物もあるが、それほど大きな揺れでないのに深刻な被害を受ける建物もあるでしょう。 単に、築浅だからとか、上辺だけではわからないのです。 |
309:
スレ主
[2012-03-24 10:36:12]
>>306
そちらは不動産関係業者ですか? 巨大地震関連、建築・土木工学関連を離脱したような投稿内容が見られます。 こうした投稿は遠慮して頂きたい。 >>新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め >>倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの >>金額が必要になる建物が多いでしょう。 新耐震以前の在来工法って何ですか? 木造住宅の在来工法と2×4工法の違いの事を言っているのではないですか? RC造及びSRC造の集合住宅の場合は、新耐震基準以前の在来工法とかのは存在しないはずです。 あるのは免震か制震工法だけではないのでしょうかね? 新耐震基準ではなく旧耐震基準でもビクともしないような構造もあるはずです。 梁に『ハンチ』をつけると言うのは聞いた事がありますか? 現在、ハンチは省略されているのが殆どです。 何故、ハンチを省略するようになったか? これは鉄筋の加工に手間が掛かり面倒だと言う事を聞いたことがあります。 それほど昔は下手な新耐震基準の建築・土木構造物より手間をかけたものがあると言う事です。 最近の整備新幹線を代表する新線のラーメン高架橋はその殆どがハンチを省略し、鉄筋を太くして橋脚の間隔も広がり、素人が見て一見きゃしゃな鉄道模型の世界のようなものを見かけます。しかし、それを実現しているのは構造計算でパーソナル・コンピューターの性能の向上で昔の旧耐震基準でもしっかりしたものと同等の耐震性能を保証したものと個人的に思います。 >>ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。 そんな事は無い。 そもそも巨大地震のメカニズムを理解していない表れです。 マグニチュードの大きさ、そして震源の深さも関係してきます。 直下型の場合は 23区内の北側だけではなく首都圏全体を激震に襲われるのが普通です。 しかも関東平野全体が関東ローム層としたのが曲者ではないのですかね? 津波の心配もしかり、直下型ではまず発生は有り得ません。発生時の断層の高低差を想像していますか? 水深の浅い東京湾のことですから、兵庫県南部地震時の野島断層の様に高低差が1m以下の断層なら東京湾の海底下で発生したとして潮位だけの変化の津波でもどれくらいの規模が想像出来ないのですかね? 津波の心配をするのは、海溝型地震で海底下の巨大な破壊が発生し地殻の沈降あるいは隆起によって海面を押し上げたり下げたりする事で発生します。東北地方太平洋地震の連動型超巨大地震に関してTVのメディアや書籍などで散々説明されているはずです。 問題は想定されている南海トラフなどで東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震時の大津波が東京湾に侵入してきた時です。 >>でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう 何が危険なのか? 23区の西側の杉並区などは細い街路が集中し木造住宅が密集している住宅の不燃化が遅れており、古い都市計画で形成されています。逆に火災の延焼が危険になってきます。 南側のエリアって何ですかね? 埋め立て地は江戸時代から続く過去の都市計画からして街路の狭さの対策として火災の延焼を避けるべく広い街路が取られています。 これは震災時の避難経路に重要な役割をします。 |
310:
匿名さん
[2012-03-24 13:55:35]
私は建築工学の関係です。
在来工法とは、仰るとおり、柱と梁で組み立てていく木造住宅のことです。 こちらは高層建築に関するスレッドだとはわかっていたのですが、305のような「全滅」と言う発言に対して、戸建も含まれていると思えたので戸建の例をだしたのです。 新耐震以後の在来工法には色々な工夫がみられます。 特に弱い1階の梁を柱に取り付けるために穴を開けて柱の断面積を半分くらいにしてしまう部分と、その次に弱いのが柱下部と土台との接合部分です。 地震の揺れで、その柱の部分が折れてしまい、ちょうど1階部分の柱が、柱の剛性で保っている壁と共に倒れるように壊れ、2階が倒れた1階の上に載ってしまうという壊れ方をするのを、ニュースなどでの実験の映像を流しています。 ごらんになったことはあるのではないかと思います。 同じ形の建物で、1つは古くからの在来工法で、もう1つは最近の耐震補強などを施した建物での比較です。 高層建築ではない2バイ4ですが、完全なる壁工法の建物で地震には強い建物です。 モデルルームを取り壊すときにメーカー協力のもと、実験を行った実例での話しですが、バランスを考慮しながら外周の壁を撤去していくと、外周全部の壁を取り去っても、2階の建具は正常に動作していまして、床の傾きもほとんど出ませんでした。 もう1つは、建物の南東の角から3分の1くらいの外壁と内壁を取り去ったのですが、2階の状態は前述の状態と同じでした。 構造用合板と補強プレートと釘での壁構造ですが、木の特性から鉄骨増のような粘りのある建物です。 ハンチは土木関係でよく用いられていますね。 建築ではあまり見られませんし在来工法にハンチを用いることは前述の理由で意味がありません。 RC造ではハンチを用いる場合もありますが、高層マンションの場合、室内に梁型が出ますので見た目がよくなく室内の使い勝手が悪くなります、ハンチを用いるのは住宅ではなくオフィスビルなどに限られるでしょう。 関東大震災は、震源地が相模湾でしたので直下型とは違います。 今懸念されている直下型は、今現在の断層の状態がわからないこともありますので、前回の揺れ分布からの想定でしかありません。 直下型地震の震源地は東京港あたりの想定で、最大震度7だとすると、新宿あたりでは震度6になるかどうかだと言われているようです。 しかし高層建築物への問題は長周期地振動との複合の揺れです。 土木での橋脚と建築でのマンションなどの建物とでは、考え方が根本から違う部分が多いですね。 橋脚の場合、建築物とは規模が違い過ぎます。 マンションはひとつの塊ですが、橋は、かなり間隔をあけた橋脚の上に橋を載せたものです。 重量バランスはもちろん、重心位置や基礎に掛かる荷重の大きさや向きが異なります。 直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。 実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。 今の湾岸に建てているマンションでは、5~7mの津波を想定して建てているものが多いです。 津波で壊されるということがなくても、タイで起こったような状態になるでしょう。 南のエリアは低いので、一度、水が入ってくると抜け難いので、長期に渡り水深2~3mくらいになるエリアが多いのです。 先日、葛飾区役所に行った時、区役所付近で水深3mになるという表示が道路にしてありました。 この水深は荒川が決壊したときの想定だそうです。 東京湾で起きた直下型地震での津波が川を遡り決壊を引き起こすという東京都が作ったCG映像にも出されています。 映像によると、銀座も水没していました。 |
311:
スレ主
[2012-03-25 21:42:27]
>>310
専門家との事、これは非常に失礼しました。 専門用語一つも出てこなかったので識別が難しかったのでして。 既に巨大地震の発生のメカニズムに加え、建築・土木は素人の私以上に詳しいと思うのでそれを前提に考えておきます。 ハンチを持っている建築物はS40年代以前までの施工では目立っていたと思います。 >>直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。 >>実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。 これは違うのではないのでしょうか? 東北地方太平洋沖地震の場合は東京湾に侵入してきた津波が湾内で反響して波高が高くなった所もありますし。 しかし、浦安沖の波高はTDRを運営するOLCが観測しており何と0.5mしかなかったとのことです。 そして津波は御存知の通りいきなり高い波が来るのが津波ではなく徐々に潮位が変化するのも津波ですからね。 恐らく東京湾周辺を震源とする津波はそれほど問題とはならない可愛いものではないか?と。 何故なら海底下の断層が海水を押し上げる程の地殻の破壊力は東北地方太平洋地震とは桁違いに少ないのでは? と。 三連動超巨大地震の場合、東京湾に侵入して来た津波で潮位の変化を一番受けやすいのが、江東ゼロメートル地帯では無いのでしょうか? 旧木場などの河川で筏の係留をしていた光景は消え、RCの堤防で守られている運河の河川は殆ど姿を消しました。代わって、隅田川と荒川の防潮堤に守られていることになり、そこが損傷し浸水が始まると、如何に排水ポンプを持ってしてでも震災時に停電している可能性もあるので排水が間に合うかどうかも微妙ですね。 逆に海側の埋め立てられている地帯はどれも海抜ゼロメートルではなく1m以上はある訳ですし。 ただ、潮位が2m以上になると明らかに水没しますね。 |
312:
匿名さん
[2012-03-25 22:35:02]
例えば、3.11の前、平成17年に発表されている中央区の情報に3.11のことを付け加えたものがあります。
http://www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/tunamiekijouka/index.html 他でも、3.11の時、荒川か隅田川で2m水位が上がったとニュースで報道していました。 3.11のことがあってから、これまでの想定では役に立たないので東京都が見直している最中です。 東京直下地震でも湾内で反射して、最大3~4mくらいの津波になる可能性があると言う学者もいるようで、そのような意見も積極的に取り入れて、3.11のような想定外で多くの人命を失わないようにするようです。 まだ発表されていませんので、どの当たりに決めるのかわかりませんが、神奈川県の状態を考えると、かなり変わるのではないでしょうか。 |
313:
匿名
[2012-03-26 08:34:59]
大震災で耐震基準1の普通の物件でも倒壊しないかどうか?今までの大震災では倒壊しなかった。?
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315:
匿名
[2012-03-26 19:43:27]
非常階段のある付近は倒壊しにくいのではないか?物件でも端だけにある非常階段一つの物件より真ん中や両サイドに非常階段がある方が倒壊しにくい物件と言えるのではないか?
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316:
匿名さん
[2012-03-26 20:14:10]
晴海の検潮所でも311での津波は1.4mとありましたが、引き波と押し波の高低差ではないのでしょうかね?
近隣に住んでいますが、そこまでの実感はありませんでした。 ただ314が引用している学説は、東京湾に津波が入りやすい震源かも知れませんね。 近傍震源だとより強震になるため、防潮水門や排水機場の設備などが損傷する惧れもなきにしもあらず。 >>315 高層建物では、構造自体は非常階段とは独立しているので(壁式建物や木造のように、階段室付近に主要な柱等が集中している訳ではなく、基本的に均等な構造割りの中で、階段自重を支えるだけの鉄骨で支持されているという意味)、格別その付近が丈夫という訳ではないように思います。 |
317:
匿名さん
[2012-03-27 00:53:05]
非常階段が倒壊しないとか頑丈だというのは誤解です。
階段の周囲がRCの耐震壁で四角に柱があったとしても、建物に接しているものですから建物が倒壊すれば同じ様に倒壊します。 トイレが一番頑丈だとかの間違ったことが信じられているのです。 |
318:
匿名さん
[2012-03-27 12:41:13]
今回発見された2つの活断層、千葉県の海岸線から100キロくらい東に、南北方向160キロで高低差約2キロの断層と、その東にある南北方向300キロで高低差約3キロの断層で地震が起きると、マグニチュード8以上の巨大地震となるそうです。
東日本大震災のように海底の深い部分で大きく長く揺れるので、揺れも大きいし長周期地震動も発生するし、大津波が起こることになるようです。 発見されたばかりですから、いつ起こるのかはわかりませんが、この地震が起こった時には、東南海大地震よりも深刻な被害を関東に与えるでしょう。 津波は当然のごとく東京湾にも侵入し、大きく長い揺れで破壊された水門や緩んだ河川の防潮堤を破壊して川から都内深くまで浸水させて大きな被害を出すでしょう。 東日本大震災で最大2mくらいの津波が東京の河川で観測されたということから、千葉県沖の巨大地震が起これば、千葉や神奈川は宮城のような津波被害となり、東京も4m以上の津波になるのではないでしょうか。 |
319:
スレ主
[2012-03-27 12:58:47]
>>318
房総沖にこれまでノーマークであった未知の活断層の存在に関してメディアで知りました。 JAMSTECも報告しているので信頼できるものと思います。 それがいつ起こるのかは不明なだけに不安を増大させるのは明らかですね。 未知の活断層と言うと東北地方太平洋沖地震で巨大な地殻変動が起きた以上、日本列島各地に次々に未知の活断層を発見するのではないのでしょうか? まさに故小松左京氏の『日本沈没』を彷彿させる様な日本列島全体の巨大な地殻変動が起きているのをこの世で起きているとは…。 七大都市で有史以来、巨大地震が発生していない空白期間が長い大都市もリスクを考える必要もあると思いますが。 東京湾はその湾口が一種の防潮堤の役割をしているような感じで、東北地方太平洋沖地震で人工の防潮堤の開口部から潮位が上がった津波が侵入してくる事を連想しそうです。 その時に問題となるのが湾内で反射した波が、波高を上げる事ですね。 しかし、その先には米海軍横須賀基地、日産自動車追浜工場がある…どんな被害になるか想像したくはないです。 |
321:
匿名さん
[2012-04-01 00:30:48]
聞いた話ですが、ニュースで南海トラフでの巨大地震、つまり南海大地震が起こったら、最大34mの津波が予想されているそうです。
浜岡原発のようなのですが、今、津波を食い止めるために高さ18mの防波壁を作っているようですが、そこの予想高さは21mだそうです、 しかし、原子力発電所の前だけに防波壁を作っても意味ないので、原子力発電所の周囲を囲むのでしょうが、一部でも決壊すれば、決壊しなくても波が乗り換えれば、内部は全て浸水し、水没するでしょうね。 津波で侵入したのと同じ能力の排水が出来れば良いのでしょうが、そんな排水能力のある設備なんて考えられません。 よって、実際に津波がくれば結果的に無駄となり、それに掛けた費用も無駄になるのです。 浜岡原発もメルトダウンを起こすと、日本はどうなるでしょうね。 東日本大震災の巨大余震で発生する巨大津波は東北を遅い長周期地震動が東京を襲うでしょうし、千葉沖大地震では巨大津波と長周期地震動が東京を襲うでしょうし、東南海巨大地震でも大津波と長周期地震動が東京を遅い、直下型大地震では震度7が東京を遅うことになるので、東京はどうなるのでしょうね。 |
322:
匿名
[2012-04-01 02:56:45]
可能性のある最悪のケース。
流出した大量のオイルに引火してそのまま東京湾を漂えば、数日間火の海です。 更に漂流した火災が発電所の様な危険施設に引火すれば爆発もあり得ます。 |
324:
スレ主
[2012-04-01 12:35:58]
>>322
東京湾上でその様なケースに陥った場合、首都東京の支援物資の配給は絶望的となると思います。 羽田からの支援物資は米軍のC-5も含む空自ともC-130すら降りられなくなる事態に陥り、大量の支援物資配給の頼りになる強襲揚陸艦すら近づけなくなり極めて最悪の事態となり得ます。 横田・厚木基地のランウェイが無傷、それとも早期に復旧できたとしても、内陸部の道路の被災、大渋滞による交通障害などでヘリでの輸送が主体になるのではないのでしょうか? >>321さんが仰る通り南海トラフの地殻が破壊された場合、日本列島そのものが絶望的状況になるのではないか? と。 先日の新聞のメディアでも鶴賀の原発周辺の断層の数を精査したらしく驚くほどの断層の数だったようですね。 |
325:
スレ主
[2012-04-01 13:08:25]
>>321
最近の政府の傘下での検討会では、これまでの甘い想定を覆す最悪の想定をする様になってきていますね。 より現実的な想定にやっとのこと動き出したのでしょう。 四国沿岸で最大34mの巨大津波となると大阪湾、伊勢湾、浜名湖、東京湾に侵入してきた潮位の変化の大きい津波が問題となりそうですね。 また、浜岡原発が再稼働していたら…。 SFの様な世界が現実に近付くのを見るのは勘弁して欲しいと思います。 |
326:
匿名さん
[2012-04-01 15:17:46]
今回の南海トラフの想定でも、東京湾奥は2~3mの予測です。
湾内の反射波が重なってもっと高くなることはあるでしょうが、移動している海水の量や高波高の継続時間が小さいので、極端な浸水にはならないでしょう。 ヘリ輸送は1回のペイロードが小さく、ツインローターの双発大型ヘリでもせいぜい3トンがいいところ。一般ヘリなら500キロがせいぜいで、併用して日本中から100機を輸送用(救難・捜索を除く)に投入し、1日100回ピストン輸送しても1万トンちょっとしか運べません。これは大型トラック800台分、揚陸艦(母艦の方)の5隻分にしか過ぎません。 東京区部だけでも被災人口は1000万人はいますから、根本的にはとにかく陸路と海路を確保するしかないです。 まだ序の口ですが、第2東名が開通したのはせめてもの幸いです。 |
327:
匿名さん
[2012-04-02 19:03:50]
高潮と重なると4mを越えると報道していましたよ、
それに、昨年までの東京湾では津波の高さが50センチと言う想定で東京都が作ったCG映像では、地震の揺れと津波とが重なって河川を決壊させ、河川の水と津波とが重なり、銀座でも自動車が洲男没するくらいの状況になる映像でした。 それなのに今回の見直しで2mになったのなら、更に被害は拡大し、深刻になるはずです。 江戸川区や江東区では、震度7になっていますので、河川が決壊するには十分な揺れです。 |
328:
匿名さん
[2012-04-02 20:40:34]
前提が重要なんですが、高潮と重なるというのは、まあ巨大地震が5000回起きるとして、そのうち1回ぐらいでしょう。
水門が閉まり、実際にメートル単位で水位が上昇する高潮(台風由来)は、10年に1度もありませんから。 また震度7というのはあくまで直下震源の場合で、津波が発生する海溝型の地震の場合は、東京では最大震度5強です。 3連動のM9だと継続時間が長くなるのであるいは液状化被害が311並みになるかも知れませんが、実際の311で防潮設備に被害はありませんでした。 もちろん、直下地震で水門がやられ、復旧しないうちに3連動というのであれば、それなりに浸水する地域が広がるでしょう。ただし順序が逆なら、津波被害は限定的だと思います。 泣きっ面に蜂という言葉もありますし、最近の学者・行政の想定は、「想定外」とあとから非難されないよう最悪パターンを示し、無責任なマスコミもそれに乗っかる風潮がありますから、327さんのご紹介のようなケースも、それはそれで存在意義はありますね。 |
329:
匿名さん
[2012-04-02 21:55:35]
すいません、首都直下型地震と混じってしまいました。
直下型地震では東京湾に通じる水門の多くは、震度7で機能しなくなると言ってました。 また、土地は水平でも平らでもありませんので、一度侵入した水は、低いところに溜まり、流れ出ないエリアが沢山ありますので、自然に吸収されるか蒸発するまで水没したままだとも言ってました。 それよりも、高潮とは報道番組で私が「満潮」だと思っていたことを差していまして、毎日起こるものですので、そんなに少ない確立ではないと思います。 思い出しました、河川の両側にある堤防ですが、直下型地震では破壊されるのですが長周期地震動ででも緩むとも言っていました。 例えば、1mの津波とは単に水面が1m上がるのではなく、1mの高さで押し寄せてくる水の巨大な塊なのです。 1mだからと言って、1mの防波堤では、どんどん押し寄せるので、そこで水面が高く盛り上がり1mの防波堤を乗り越えてしまうのです。 同様の理屈で、1mの津波だとしても、緩やかな登り斜面での最高到達高さは1.5m以上になるようです。 津波とは、波とは違い、巨大な水の塊が長時間に渡り一定の強さで押し寄せ続けて来るものです。 津波が波と同じだと勘違いしている人が多いので、津波の怖さを知らずに海岸まで見に行こうなどと考える人が多いのです。 30センチの津波が来たら、300キロの重さの物を動かすと実験で見せていました。 3.11の津波の映像を見れば一目瞭然だと思うのですが、それでも津波は波と同じように解釈するのは他の人に誤解を与えてしまうので辞めるべきだと思います。 |
330:
スレ主
[2012-04-02 23:04:59]
>>329
付け加えますと津波と言うものは、いきなり高い波が来るのだけが津波ではなく、潮位が徐々に30cm変化しただけでも津波ですよね。 押し波と引き波もありますので、押し波が来た状態で暫くその潮位が続く事もあり、今度は潮位が戻って行く水が引き始めるのが引き波ですね。 風による波に対して津波は海底下の地殻変動で隆起もしくは沈降による海水の潮位の変化は『波長』が違うと言う事を理解されていない方も多いか…と思います。 この『波長』そのものを理解するのが難しいようです。 |
331:
スレ主
[2012-04-02 23:11:28]
>>326
ヘリに関する詳細な輸送力のフォローを有り難うございます。 ツイン・ローターと言うとCH-47チヌークの事ですよね。自衛隊にも多数現役で配備されていますし。 ただ、東北地方太平洋沖地震で支援物資を届けることが困難な(自衛隊では支援力の限界に来ていて米軍へ要請)場所へ輸送した米海兵隊のヘリは空自にも配備されているSH-3シーキングが活躍したそうですし。 |
332:
匿名さん
[2012-04-03 09:55:02]
普通の波でさえ、浜辺に打ち上げられれば、その時の平均海水面の高さよりも高い位置まで到着し、引いて行きますね。
浜辺の波打ち際に立っていると、波の強い時には引き波で足元の砂が波ですくい取られ、波が引いた直後、足が少し埋まってしまい、足で引き波の強さを感じることが出来ます。 津波では波と違い、3.11の映像でご覧になったように、まるで川の流れかのように一定の時間、同じ速度で押し寄せ続けるので、ちょっとした丘などは飲み込んでしまうのです。 押し波は水の塊が低いところから高いところへ移動するので重力がその勢いを抑えてくれるのですが、引き波では重力が加わりますので押し波よりも速度が速くなり強い力を出すのです。 この理屈は波でも同じですが、津波の場合、移動する水の塊の量と移動距離と時間が、圧倒的に多いのです。 単に見ていると穏やかにも見えるので、ニュースなどでは近付かないで直ぐに避難して下さいと言っているのが大袈裟に思い込んでしまい、大袈裟に言い過ぎているんじゃないのかと勘違いしている人も多いのでしょう。 今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称しているマンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。 しかも、津波に関しては、波と誤解しているかのような対策しか施されていないのに、東京都の発表を元に安全が確保されていると思っているのです。 スーパー堤防などと称している傾斜を使った堤防が多いのですが、津波の高さプラス1~2mくらいでしか作っていないため、今回の想定では無に等しく、過去の想定であっても津波は乗り越えて来る可能性が非常に高いのです。 タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。 更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。 火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。 最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。 東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。 |
333:
匿名さん
[2012-04-03 12:14:39]
地震も心配ですが、今日のような強風も、高層マンションへの影響は大きいですね。
|
334:
匿名さん
[2012-04-03 19:01:16]
東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。 東北でM6前後の地震があったときに拾う揺れの感じです。 目をつぶって立っていると、身体が自然にバランスをとります。 バルコニーの隔て板が風圧で割れるかも知れません。 こんな悪天候のときに大地震が重なったりすると、避難も遅れて大変ですね。 |
335:
匿名さん
[2012-04-03 20:38:52]
そんなに揺れるのですね。
揺れることで地震に耐えると言う建物なのでしょうが、これだけ長時間揺られていると船酔いのような状態になるのでしょうね。 直下型を含め、今問題にされている巨大地震たちが1日でも遅く起こることを祈りたいです。 |
336:
スレ主
[2012-04-07 19:12:21]
>>332
専門家としての見解ですか? 湾岸地区の被災しか見ていない偏った傾向が見られますけど。 >>今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称している >>マンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。 安全性を語っていると仰っていますが、デベのアナウンスですか? 建築・土木の世界だと安全性に関して絶対などあり得ない筈です。 それは国の骨格としてのインフラで高速鉄道・高速道路の被災(損傷)も見られました。 関東平野部の茨城県側の常磐自動車道の土工区間の崩落や常磐線の土路盤の沈下で軌道が暫く崩れ不通になった区間もあります。 >>タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、 >>杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。 その様な状況になると河川に設置されている橋梁のケーソンも同じ事になります。 まず、設計荷重が杭に何千tの荷重がかかっているか理解する必要があるのではないのでしょうか? 杭の剪断破壊は可能性がゼロとは言えず、どこかかしこか損傷する可能性はあると思います。 これが、安全性に100パーセントの絶対は無いと言う事ではないのでしょうか? >>更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。 >>火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。 そうなると首都の都区内の中心部は大変な被災をしている事は変わらないのですかね? 補修にしろ大量の資材は主に海運を頼らざるを得なくなる(311時にはガソリンや軽油の燃料輸送で東北本線が被災したため、日本海側の北陸本線・羽越本線を経由した鉄道貨物輸送作戦が行われました。)為、コンビナートが被災すると内陸部とは言え陸路の道路の補修の大量の資材も海運が主になるはずです。 >>最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。 湾岸部の被災ばかりに偏るとその様な見解になります。 >>東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。 これにも語弊があります。 いくら内陸部とは言え、都市計画が古く街路も狭いようでは資材輸送がスムーズに行かなくなります。 |
337:
匿名さん
[2012-04-07 19:17:08]
超高層の揺れ、「東日本」の2倍…3連動地震
読売新聞 4月7日(土)9時17分配信 東海・東南海・南海の三連動地震が起きた場合、首都圏の超高層建物の揺れの速さは東日本大震災の2倍以上になることが、日本建築学会小委員会の分析でわかった。 建物の崩壊までは至らないが、補修が必要な損傷が生じるおそれがあるという。 分析によると、東日本大震災では高さ100メートル以上の超高層建物を大きく揺らす周期2~6秒の「長周期地震動」が、首都圏ではあまり強くなく、速度は毎秒20~50センチ程度だった。実際、10分間以上揺れ続けたが、構造被害はなかった。 これに対し、三連動地震では、同じ周期の長周期地震動は強く、速度は毎秒50~100センチと予測された。高さ60メートル以上の超高層ビルの耐震性を確保するため、建築基準法で設計用の基準とした「告示波」(地盤の揺れ)の速度を一部で上回り、損傷の可能性がある。 最終更新:4月7日(土)9時17分 |
338:
スレ主
[2012-04-07 19:17:45]
>>334
>>東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。 >>風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。 超高層建築は地震の揺れの他にも風揺れも勘案しているのではないのでしょうか? あの911のWTCビルですら風揺れは考えていた。 S造は良くたわむ様だけど、RC造はまだましではないか? と。 たわまないコンクリートなどこの世に存在しないのは、橋梁でPC橋梁の桁の中間部に立ち止まって居れば車両荷重の移動でも揺れていることがわかるはずです。 また、先日の瀬戸大橋の吊り橋のように巨大橋梁でも風圧の圧力によってたわんでいる事も御存知か…と。 むしろ巨大構造物がたわまない方が、驚くに値しないのでしょうか? |
340:
匿名さん
[2012-04-07 21:57:22]
あらゆるものが、その差はあれど熱膨張することさえ知らないと言うよりも、考えたことのない人は多いです。
同様に、鉄筋コンクリートの壁を目の当たりにして、1m当たり数ミリも曲がるなんて信じられないようです。 風耐力は考慮されています。 しかし、原子力発電所で起こった事故同様、想定外はありますし、先日のような強風が長時間吹き続けると言う想定に対しての耐力は想定外、すなわち構造計算外です。 1度や2度で深刻なことにはなりませんが、想定外の大きな揺れが多くなれば、その分、ストレスが蓄積して巨大地震が来た時に、設計当初の耐力が出るかどうかの心配はありますね。 でも、安全率は所定の数値よりも多く見るのが通例ですので、直下型地震での震度7であっても倒壊することはないでしょうが、長周期地震動の場合は大きく揺らされてしまうため心配です。 建物の形状と振幅方向と周波数によっては、文字通り、途中で折れてしまうような破壊が起こる可能性もあるでしょうね。 |
341:
匿名さん
[2012-04-07 22:04:34]
高層マンションの大規模改修工事なんて想定外
現実的じゃない |
専門家でしたんですね。こちら素人ですが、わざわざ反省されたのを恐縮しております。
さて、世紀の地盤改良工事で世界最先端の施工をしたのは青函隧道であったのを専門家であればもう御存知ですね。
>>私が言いたかったのは、マンションの営業トークで地盤改良しているから地震でも
>>安心してよいと言うような内容であれば、それは液状化に対してのみであると言う
>>ことだと知って欲しかったのです。
営業トークは元々『ああ、そう。』でしか思っていませんでしたよ。
例えば『棒鉄筋』と『異形鉄筋』の違いすらわからないのが多数だとは思っていましたよ。
元々『安心です』なんて、人類が造った構造物は強大な自然の前では、絶対の安心なんて有り得ませんし。
液状化に関して軟弱地盤と言う事は、橋脚のケーソンを建てる際に河床や海峡に基礎杭を打設する事を連想すれば、如何に基礎杭が大事がわかっていましたから。
TDRに関してはTDLの地平駐車場は液状化対策をしていないと言うよりケチった事でしょう。
もしあんな面積で地盤改良工事をしていたらコスト倒れになるのでは?
対してTDSの立体駐車場は構造物の荷重がかかることから当然地盤改良工事をしていたと思います。
その中で、巨大な設計荷重に耐えたのは京葉線の二つの誇道橋だと思います。
何しろ複々線化を想定してもう一つ桁を載せられるように設計してあった様ですから。
>>震度7と言う、縦か横かもわからない、とんでもない揺れが来るとしたら、杭基礎の支持層がどうなるのかも想像できませんので安心だとは言えないのです。
建築・土木の専門家の間で『安心』と言う言葉は使わないのでは?
『ビクともしない』と言うのでは?
それに人が絡む以上完璧な構造物・建築物は存在しないと解釈しています。
例えば、施工中の北陸新幹線北陸自動車道の誇道橋の橋脚に設計ミスとも思える形状をしている部分があると聞いた事もあります。