東日本大震災から3カ月近く。被災した東京湾岸地区の中古マンション取引では、売り手と買い手の双方が希望する価格に大きな格差が生じている。
■買い手と売り手で1000万円の差
東京・湾岸地区のマンションには、大幅な価格下落を当て込んだ買い手が現れ始めた。一方、売り手は引き続き「人気の湾岸地区」という震災前の評価を前提に販売しようとする。両者の意識には大きな隔たりがある。
千葉県浦安市。旧江戸川を隔てた東京都江戸川区より取引価格が高いなど一定のブランドイメージを築いていたが、液状化やインフラへのダメージなどが伝わり「震災で浦安バブルがはじけた」とも評される。この地区の中古マンション売買では現在、水面下でこんなやりとりが交わされている。
1戸当たり100平方メートル程度の中古マンション。10年前の購入価格が5000万~6000万円の物件について、売り手は4500万円程度の希望価格を提示する。一方、買い手の希望は3500万円程度で、売り手より2割ほど安い水準だ。
売りと買い、2つの価格の差が広がれば「売りたくとも売れない」「買いたくても買えない」という膠着(こうちゃく)状態が生じる。売り手は、いまだに抱えるローンの残高等を考えると安い価格では売れないし、買い手も買い急がない。売買自体が成立しにくくなる。
不動産情報サービス、東京カンテイ(東京・品川)の中山登志朗上席主任研究員は「取引価格ベースでみると、浦安地区での動きはほとんどない」と指摘する。
■首都圏全体で取引薄く
首都圏全体を見ても震災後の中古マンション市場は模様眺め気分が強い。不動産経済研究所(東京・新宿)によると、新築では4月の首都圏1都3県の発売戸数が前年同月比27%落ち込んだが、中古も取引が薄く、価格は小動きだ。
東京カンテイによると、4月末の中古マンション平均価格は東京23区では4222万円(70平方メートル換算)。前月比で1.1%下落。千葉市も0.8%下落したが、横浜市が0.2%、さいたま市がそれぞれ0.5%上昇するなど、首都圏全体では一進一退の値動きだ。
■特需まであと3カ月以上
阪神大震災の際、被災地だった阪神間のマンション取引は、約半年にわたり停滞したが、その後は元に戻った。被災地である阪神間からその他の地区への流出もみられたが、神戸では半年が経過した時点から新築も含めたマンション特需が起きた。
半年後に取引が再開した阪神大震災のパターンが当てはまるとすると、湾岸地区の中古マンションの取引が回復し、売り手・買い手双方の希望価格が折り合うには、あと3カ月以上を要することになる。
その時の価格は湾岸エリアのブランドイメージ分を上乗せしたものになるのか、そうではないのか。地盤改良やインフラの安定など、地元自治体が買い手に安心感を与えるような施策を実施できるかどうかも大きく影響しそうだ。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819698E0E4E2E3...
[スレ作成日時]2011-05-30 14:16:36
はじけた「湾岸ブーム」 売買成立困難に
341:
匿名
[2011-06-12 10:42:11]
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342:
匿名さん
[2011-06-12 11:39:11]
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343:
匿名さん
[2011-06-12 11:45:21]
産経新聞の記事です。東京湾北部って、つまり湾岸埋立地ですよ。
東京には当分地震は来ないなんていうのは真っ赤なウソです。 首都直下地震「明日起きてもおかしくない」 「30年以内に70%」-。政府の地震調査委員会が公表しているマグニチュード(M)7級の首都直下地震の発生確率だ。地震学者は「東日本大震災で、もともと高かった切迫度がさらに高まった」と指摘する。 東北・関東地方の太平洋岸に壊滅的な被害をもたらしたM9・0の超巨大地震は、太平洋プレート(岩板)と北米プレートの境界で起きた海溝型地震だ。ラグビーにたとえると、がっちり組み合っていたスクラムの最前列の巨漢選手が突然倒れたようなもの。当然、2列目、3列目の選手も巻き添えを食う。大震災以降、震源域から遠く離れた秋田、静岡、長野、新潟などで相次いで起きている規模の大きい内陸地震が、2、3列目に相当する。 東日本を乗せた北米プレートは、つっかい棒が外れたように大きくバランスを崩している。その南端に位置する首都圏は「いつ大地震が起きてもおかしくない」状況にある。 産業技術総合研究所の石川有三招聘(しょうへい)研究員は、大震災から約1カ月間の地震活動を分析し、震災前と比較した。その結果、大地震が起きた太平洋プレートと北米プレートの境界部だけでなく、関東地方の下に沈み込むフィリピン海プレートと周辺プレートとの境界部でも地震活動が活発化していることが分かった。 石川研究員は「関東の地下などで地震が起きやすくなっている。時期や規模は分からないが、首都直下型をより警戒すべき状況にある」と話す。 一方、東大地震研究所の研究チームは、昭和54年から平成15年までに関東で起きたM2以上の地震約3万回のメカニズムを調べ、大震災後に地震が誘発される地域を分析。地下の浅い場所では伊豆半島から神奈川県西部、深い場所では茨城県南西部や東京湾北部などで地震の活発化が予想され、実際の観測でもほぼ同じ傾向が明らかになった。 地震調査委は9日、M7・4が予想される東京北西部の「立川断層」の地震発生確率が高まった可能性があると発表。委員の島崎邦彦東大名誉教授も警鐘を鳴らしていた。 「100年後かもしれないが、明日起きてもおかしくない。そうなれば東京は大変なことになる」 今回の大地震では、揺れそのものに加え、津波の脅威をまざまざと知らしめた。気象庁によると、震源地から約400キロ離れた東京・晴海でも1・5メートルの津波を観測。国土交通省によると、東京湾に注ぐ多摩川や荒川でも上流に逆流する津波が確認された。 石原慎太郎知事は4月11日の記者会見で、「多摩川含めて荒川、隅田川は一種の細い入り江だから。これが津波の吸収源みたいになって甚大な被害が勃発する恐れが十分ある」と危機感を示した。 阪神大震災(M7・3)クラスの地震が都心を直撃したら、経済的損失は東日本大震災をはるかに超える規模になる。 中央防災会議の被害想定では、東京湾北部を震源とするM7・3の地震が起きた場合、経済被害は約112兆円に達する。東日本大震災の5倍に相当し、国家予算にも匹敵する。 住民やライフラインも、深刻な被害を受ける。最悪のケースでは、死者1万1千人、負傷者21万人。ほとんどは建物倒壊と火災が原因で、津波被害は想定されていない。発生直後は断水人口が1100万人、停電は160万軒に達し、避難所生活者は460万人にものぼる。 首都直下地震の被害想定は「一極集中」の弱さを物語っている。(中本哲也、高橋昌之、山口敦、楠城泰介) |
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346:
匿名さん
[2011-06-12 12:03:59]
千代田区は九段会館がかなりボロイから天井が落ちてしまった。液状化ではないですよね。
町田はどんな事が起きたのですか?書いてくれれば検討してあげますよ。 |
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347:
匿名さん
[2011-06-12 13:24:00]
日本橋では液状化もあったし、古い家屋の倒壊もあったよ。
内陸部でも液状化しやすい地域あるから、液状化マップをよくみたほうがいい。 |
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348:
匿名
[2011-06-12 14:13:23]
23区内で液状化と言えば、やっぱり江東区湾岸埋立地の「豊洲」
テレビ各局で報道され、ネットでも動画や画像が確認出来る。 「豊洲 液状化」でぐぐれる。 勿論、「豊洲(トヨス)」は有毒物質による土壌汚染でも知られている。 豊洲(トヨス)に液状化は無かったて言われても信用度ゼロ。事実は事実。 |
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349:
匿名さん
[2011-06-12 15:06:44]
江東区こどもを守る会
江東区の汚泥処理施設のある町を放射線測定の専門家と調査した人たちがいる。 自治体がするべきことを、おとうさんやお母さんたちが町の中を歩き回ってやった。 公園などの土も、専門のところで調べてもらい、調査結果をマスコミにも取り上げてもらった。 「とくだね!」でも放送されていた。 http://koutoumama.jimdo.com/ 男達より先に女・子供が湾岸を去っていくだろう。 |
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351:
匿名
[2011-06-12 17:42:41]
液状化は、住民にとって余計で大金の出費が出る事や健康への不透明な影響が嫌なのです。
特に豊洲の地面がコンクリートに覆われて見えない部分、 震災の後の地盤変化がひどいのは、皆お分かりのようですが、 物件が湾岸地域で売れ残るのは有明と豊洲くらいなので、 (他の高層マンションは売り切れちゃうので) やはり豊洲がいいとは今は思えないですね。 もう少し都心寄りの近くに住んでるのですが、 よくチラシが入ってきます。 ショッピングモールは今の時代では大型でもなく普通だし、 レストランは味がおいしくないのに値段が高し、 ブランド店でも低価格の商品ばかり陳列したり、 スーパーでは良い商品を買おうとすると高額だし、 高くてたまにしか売れて無いのか、埃がたまってるしで、 こういう所に豊洲住民の経済状況や見栄っ張り感が見えて、 ちょっと嫌な感じがします。 今では豊洲へはショッピングでは行かず、映画を見に行く(駐車が楽)位です。 買いに来ている人の品も無いし(ここは個人差なので失礼)、 新橋、大手町、日本橋といった日本企業の中心へは他県の方が通勤早いし。 悪い批判はきりが無いのですが、豊洲の町に何をすれば良くなるでしょうねぇ。 もう少し低価格化なのかなと、、、思いますが。 |
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352:
匿名さん
[2011-06-12 17:49:26]
豊洲は切り捨てでいいですよ。
人が住まなくなって荒廃したら全部更地にして原発を作ればいい。 |
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353:
匿名さん
[2011-06-12 19:52:28]
今の時間になると虫食い状態の売れ残りが目立つね
買っちゃった人には同情の言葉もありません |
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354:
匿名さん
[2011-06-12 21:44:45]
豊洲は今は無いね、確実に。
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355:
匿名さん
[2011-06-12 21:58:45]
不動産業界ででいう湾岸エリアの定義って明確なものありますか?
本土と地続きでない埋立地とか? これまで湾岸を買ったつもりも住んでるつもりもなかったのですが 最近、ここも世間でいう湾岸エリアなのでは?と思いはじめました。 芝4のタワーです。 |
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356:
匿名さん
[2011-06-12 22:34:06]
芝4丁目って山の手でしょ。湾岸ってイメージじゃないけど。
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357:
匿名さん
[2011-06-12 22:41:17]
あの辺が湾岸だったのは江戸時代まで
現代では京浜東北線や第一京浜の西側は湾岸などではありませんね |
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358:
匿名さん
[2011-06-12 22:49:49]
阪神大震災の例でいえばあと3ヶ月で湾岸人気は回復ですね。にっこり
■特需まであと3カ月以上 阪神大震災の際、被災地だった阪神間のマンション取引は、約半年にわたり停滞したが、その後は元に戻った。被災地である阪神間からその他の地区への流出もみられたが、神戸では半年が経過した時点から新築も含めたマンション特需が起きた。 半年後に取引が再開した阪神大震災のパターンが当てはまるとすると、湾岸地区の中古マンションの取引が回復し、売り手・買い手双方の希望価格が折り合うには、あと3カ月以上を要することになる。 その時の価格は湾岸エリアのブランドイメージ分を上乗せしたものになるのか、そうではないのか。地盤改良やインフラの安定など、地元自治体が買い手に安心感を与えるような施策を実施できるかどうかも大きく影響しそうだ。 |
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359:
匿名さん
[2011-06-12 22:51:19]
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360:
匿名さん
[2011-06-12 23:09:13]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
豊洲は液状化したにもかかわらず地盤改良工事もされておりません。