福島原発人災事故で、オール電化住宅が停電の原因にもなると、矢面に
立たされています。しかし、本当にそうでしょうか?
オール電化住宅こそ、私たちが願う自然エネルギーによるCO2排出削減、
原発停止の未来の暮らしを先取りしているのではないでしょうか?
太陽光発電でオール電化生活を送る皆さん!
その快適さを語りあいませんか?
[スレ作成日時]2011-05-21 09:56:04
太陽光発電で快適なオール電化を語りませんか!?
1112:
匿名さん
[2011-06-10 12:37:33]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
電気温水器が中部電力との共同開発とは知らなかった、ありがとう。でもこれで色々理解できた。
自分も深夜電力割引制度の「開始」は、原発とは無関係だと思ってる。
というのも、高度成長期に増加し続ける電力需要に対応するため、
電力会社は数多くの火力発電所を増設した。(増設する義務があった?)
それに伴い深夜の電力供給「能力」が余剰になる。
当時の石油はとても安かった。実際、東京電力50年史でも、「日本の高度成長を支えたのは、海外から輸入された値段の安い石油でした」と明記してある。
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/rekishi/50anniver/ay1962-j.htm...
(上のページ、「東京電力50年史」で検索、「50年の歩み」→「高度経済成長を支えて」で読める。トップページからは、たどれない模様)
ここで、電力会社を電気の製造業と考えよう。
発電所建設費などの固定費は発電の有無に関わらず発生する。しかし燃料代すなわち変動費は少ない。
だったら少々値引きしてでも、供給能力に余力のある深夜に需要(=売上げ)を増やしたほうが
損益分岐点比率が下がる=利益が増える。
自社の利益が増える制度(料金体系、設備など)を作るのは私企業としては自然だろう。
そこで中部電力が電気温水器を三菱電機と共同開発したというのも理解できる。
ところが、オイルショックで原油価格が大幅に上昇。増え続ける電力需要を前に、
需要とともにコストが増加する火力発電では元がとれない。
そこで原子力発電の比率が増やしていった。
原発は細かい出力調整が行えず、深夜も供給し続ける(=ほぼ固定費、変動費わずか)
だったら高度経済成長期の火力発電時代と同じく、深夜需要を喚起したほうが利益は増える。
それを支えた設備の一つが電気温水器やエコキュートであり、オール電化割引だった。
深夜電力割引制度の「開始」は、原発とは無関係だが、残念ながら深夜割引の「存続」は
原発が大きく関わっているといわざるを得ないと思う。