23区 マンション液状化被害の実情
24:
匿名さん
[2011-03-25 15:04:27]
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39:
匿名さん
[2011-03-25 20:25:31]
☆江東区の地形
江東区は区全域が低地に属 し、地下鉄東西線をおおよその境として、 東京湾に接する南側の大部分が江戸期から昭和期にかけて出現した人為 的な埋立地*である。江戸期には主に隅田川 や荒川河口部の三角州(海 岸低地)の埋め立てが行われており、越中島や佃島(中央区)がほぼこの 時期に陸続きとなっている。 * この地域の埋立事業は、徳川家康の江戸幕府開府(1603年)の前後か ら本格化している。江戸城城下の拡大と新田開発、幾度もの大火で発生 したゴミ 問題の解消などが動機と考えられ、現代にも通じる。区内を 縦横に走る運河も江戸期埋立てと時を同じくする徳川事業の足跡である。 ☆地形・地質と住宅地盤 ・海岸低地 [地盤データ例 A 潮見1丁目,http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/tokyo/koto/N13_koto_A.htm B 亀戸3丁目,http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/tokyo/koto/N13_koto_B.htm C 東砂3丁目,http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/tokyo/koto/N13_koto_C.htm D 三好4丁目 http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/tokyo/koto/N13_koto_D.htm] 東京湾沿岸に広く分布する標高の低い平坦面である。地下水位が高く、 上部には緩い砂や軟弱なシルトなどが分布しているため、標準的な基礎 では十分な耐力を確保することが困難であり、適切な基礎補強策が必要 となる。 また埋立地では埋め土部分の性質、特にいわゆるガラや廃材 の混在等についても考慮しておく必要がある。 ・自然堤防 周囲の氾濫低地や海岸低地と比べ海抜高度がわずかに高く、一般に 河川に沿って帯状に分布している。河川によって運搬された砂や砂礫 が浅い深度から分布しているため、住宅地盤としては、比較的良好な 場合も多い。しかし、度重なる河川の氾濫と蛇行によって運ばれた軟 弱な粘性土や緩い砂が自然堤防の上に新たに堆積している場合には、 基礎補強対策が必要となることがある。 |
51:
匿名さん
[2011-03-25 23:53:21]
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68:
匿名さん
[2011-03-26 12:51:10]
>>65
逆の見方もできるのでは? 液状化いしていなければ、多くが倒壊していたかもしれない。 阪神大震災のときも、液状化被害の大きかった地域で、家屋の倒壊は少なかったからね。 兵庫県南部地震による阪神地域の被害分布とその解釈 http://157.1.40.181/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=... 滋賀県の資料では、 http://www.pref.shiga.jp/c/jishin/kekka/files/houhou.pdf ------ 〔液状化の影響補正〕 兵庫県南部地震においては,次のように液状化の発生が建物被害に2通りに作用した。この 液状化による被害への影響を,兵庫県南部地震の被災データより求められた表3-3 と表3-4 の 関係を用いて補正した。なお,建物の建築年区分は,前述の考え方によった。 ・強震地域(地震動が強く被害の大きい地域)⇒ 液状化による免震的効果で被害が低減 ・弱震地域(地震動,被害ともに小さい地域)⇒ 液状化により被害が増大 ------ と説明している。 また、政府の防災基礎講座 http://dil.bosai.go.jp/library/saigai/s13ekijyou/ekijyouka.htm 「13. 地盤液状化による建物損壊は比較的ゆっくりと進行するので人への危害力は小さい -1964年新潟地震,1983年日本海中部地震,1995年兵庫県南部地震など」 では、「液状化は免震構造と同じ効果をもたらし,震動を弱めます.」とあるが、長周期化を起こすので、長い揺れにつながるようですね。 歴史的には、液状化地域の死者は少ないということのようです。 |
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建物倒壊危険度と火災危険度