オール電化って原発前提のシステムですよね。
これからどうなっていくのでしょう?
原発が縮小するのは現実的ではない。
あるいは原発を縮小していき、夜間割引は縮小されるとか。
個人的には原発は縮小、電気代に高率の税金を付加(特に原発に起因する部分)して、
原発でないソーラーや風力などのクリーン電力、
住宅性能向上や省エネ家電への補助金の財源にするような政策ができたら
いいかなと思いました。
原発が縮小し、省エネ社会、環境負荷の小さい社会に向かうような
インセンティブの働く制度の創設を望みます。
[スレ作成日時]2011-03-23 07:52:17
オール電化と原発、今後
176:
匿名さん
[2011-03-26 00:49:54]
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沖縄電力は他とつながっていないこと(不測の事態に融通ができない)から、設備投資にかかるコストは
他よりも大きいでしょうね。このことからピークシフトさせる必要性がより高いのだと思います。
↓から推測。
http://www.geocities.jp/koomatmama/seikatukannkyouronn.html
ただ、知ってるのか知らないけど、経済産業省も原発の平準化利用として、エコキュートを上げています。
(3)電力負荷平準化対策
電力負荷平準化対策等により、電力負荷率の改善、発電分野によるCO2排出削減等の対応を通して、電力の安定供給、地球環境への適合、電力コストの低減を図る。
電力負荷率の更なる改善(平成22年度:ピークシフト電力250万kW)
CO2排原単位の低減(2008~2012年度における使用端CO2排出原単位を平均で0.34㎏-CO2/kWh程度にまで低減)
高効率給湯器(CO2冷媒ヒートポンプ給湯器)の累積導入台数(平成22年度:約520万台)
出展はこちら↓
http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/22fy-seisakuhyouka/28.p...
で、火力はということだけど、石油・天然ガス・石炭は安定供給がテーマになっていて、
平準化利用には触れていない。
原子力は燃料リサイクルもあるけど、平準化利用もテーマなんですよね。
その出展は↓こちら。
http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/19fy-AR2007/ARpdf/AR19f...
つまり、夜間電力が安いのは、2つの理由が見えてきます。
1.ピークシフトをさせることによって、設備投資を抑えるという政策面。(沖縄電力含む全電力会社に該当しうる)
2.原発の無駄な夜間発電を捨てるより安く売る。(沖縄電力は原発がないので、沖縄以外の電力会社に該当)
ここで、原発が縮小するならという仮定のもとに、夜間電力を安くする理由として
2.が消えるので、高くせざるえない要素はあるのかと思います。
(沖縄よりも規模が大きく、不測の事態には他からの供給も見込める本土の電力会社は1.の必要性は低く、
2.の理由が沖縄よりも大きいはずです。)
※今回は東京電力、東北電力の両方が地震の影響を受けたので、供給が見込めていません。
しかし、東電の夏の電力不足対策には昨年の夏のように普段は融通しています。
西日本からは大規模に融通を見込めないので想定外の電力不足といえます。
沖縄電力に原発がないこと、その料金設定を持ち出してきたのは客観的なわかりやすい理由ですが、
経産省の出して政策的に行っていることを覆す客観的な理由があれば聞いてみたいです。