名古屋市が被災地3県に3億円支援

[匿名]

名古屋市が被災地３県に総額３億円分の物資支援策発表
(愛知県)

　名古屋市の河村市長は市民からの声や被災地の要望を受け新たに総額３億円分の物資を提供したいと発表した。
１９日夜、名古屋市の河村市長は緊急の記者会見を開き、東日本大地震の被災地である岩手、宮城、福島の３県に対し、それぞれ１億円相当の物資を送りたいと発表した。河村市長は３県の知事とそれぞれ電話で話しをし宮城県からは避難所に配備する四輪駆動車を、また福島県からは電気自動車の要望があったという。また市民からも連日、一層の支援を望む声が多数寄せられていることなどからも　　　この支援策を決めたという。河村市長は支援にあてる３億円について来年度に減税しないことで浮いた財源の一部を使いたいとしており今月２４日から始まる議会で審議される今年度の補正予算案に盛り込む方針。被災地支援には市をあげて取り組みたいとしており市民に対し理解を求めている。支援物資は議会で承認され次第、できるだけ名古屋市内で調達し、現地に送られる予定。この他にも、すでに必要な物資などの情報を収集するため、調査ﾁｰﾑを被災地へ派遣したということで、さらなる支援策についても進めたいとしている。