以下記事に、完成している高層にも補強改修を促すの旨ありますが、果たしてどうなのでしょう。
朝日新聞 2011年1月11日4時0分
超高層ビル「ゆっくり揺れ」対策も義務化 国交省方針
震源から遠く離れた高い建物を大きく揺らす危険がある長周期地震に対応するため、国土交通省は新たに建てる高さ60メートル以上の超高層ビルやマンションに、長周期の揺れも考慮した耐震強度を義務付ける方針を固めた。すでに完成した超高層ビルにも、揺れに耐えられるか点検し、必要なら補強工事するよう求める。早ければ新年度前半からの義務化を目指す。
長周期の地震動は、1回の揺れの時間(周期)が2秒から数十秒と長く、ゆっくりとした揺れが特徴。今回、対応が義務化されるのは高さ60メートル以上のビルやマンションで、おおむね20階以上の建物が対象となる。東京、大阪、名古屋の3大都市圏で先行的に義務化する。3大都市圏は近い将来、東海地震や東南海地震といった大規模地震の発生が予測され、地質的にも長周期地震の影響を受けやすい平野部に都市が密集するためだ。
これまでの建築基準法は、建物に必要な耐震強度を算出する構造計算は主に、阪神大震災のような短い周期の地震を想定していた。今後、同法の運用を見直し、新たな超高層のビルやマンションでは、長周期地震でどれだけ揺れるかを構造計算でシミュレーションすることが義務になり、より耐震性が強化される。
一方、完成した超高層ビルやマンションは全国で約2500棟あり、9割は3大都市圏に集中している。国交省は、3大都市圏ですでに完成した超高層ビルやマンションでも、長周期地震に耐えられるかどうかの点検を任意で求める。大きな揺れが予想される建物は、はりや柱に揺れを吸収する制震装置を設けて補強するなど、追加の対策工事を促す。
長周期地震では、超高層ビルは高い階ほど揺れが大きくなるとされ、上層階では家具が数メートル動き、転倒する家具が凶器に変わる危険が指摘されている。このため国交省は、新築の超高層ビルでは家具が固定しやすくなるよう、壁や天井を裏から補強する下地材を設けるなど、転倒防止策を講じることも義務づける。
建物には高さや構造によって揺れやすい周期(固有周期)がある。地震の揺れの周期と、建物の固有周期が重なる「共振現象」が起きると揺れが増幅され、地面の揺れは小さくても、高い建物は大きく揺れるようになる。
2003年の北海道・十勝沖地震では、震源から250キロ離れた苫小牧市の石油タンクが破損し、大火災が発生。04年の新潟県中越地震でも200キロ離れた東京の六本木ヒルズの森タワー(地上54階建て)でエレベーターのワイヤの一部が切れた。
国交省は、建設業界や有識者からの意見を踏まえ、早ければ11年度の前半から義務化する考え。(歌野清一郎)
[スレ作成日時]2011-01-17 08:21:54
超高層ビル「ゆっくり揺れ」対策も義務化
250:
匿名さん
[2011-01-19 22:30:21]
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251:
匿名さん
[2011-01-19 22:30:27]
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252:
匿名さん
[2011-01-19 22:42:55]
だーれも買わないだろうね
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253:
匿名さん
[2011-01-19 22:50:17]
想定される地震動の卓越周期の予想はかなり確度低いですよ。
「23区内の固有振動は6〜8秒」なんていう言葉を使うのは馬鹿馬鹿しい。 |
254:
匿名さん
[2011-01-19 23:20:35]
デベが一生懸命問題ないと連呼しているのを見ているとかわいそうに思えてくる。
誰か買ってあげて。 |
255:
匿名さん
[2011-01-19 23:23:59]
>>250
新規で作り込む場合は、対応済み新築としての差別化で価格上昇は受け入れられる可能性は 「木に登る」タイプだったらあるでしょう。。 でも中古は、既存建造物に後から手を加えるコストって想像できないけど、計画段階よりは 一層負担が大きいことは素人でも容易に想像できる気がする。 その意味では、新築が対応明確化すればするほど、逆に、中古は価格の低下はより加速する のでは? |
257:
匿名さん
[2011-01-19 23:31:09]
個別で盛り上がっているところはあるな
新基準が正式に決まったら嫌でも盛り上がるでしょ |
259:
匿名さん
[2011-01-19 23:32:29]
一年くらい様子見るか。
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260:
匿名さん
[2011-01-19 23:33:55]
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261:
匿名さん
[2011-01-19 23:34:09]
>>255
すみません、「木に登る」というところが良く意味がわからないのですが、教えてください。(今日はもう寝ますのでお返事はできませんが・・・) おっしゃるとおり、既存建物でどうするかは難しいですね。 買い替え時に、何らかの対策義務化ということになれば、その改装費分が売却価格から引かれるという感じでしょうか。(法人間売買だとそういう考え方になると思います。) 構造部分については、どうも「対策を促す」=補助するという方向で、オフィスビルで、かつ大手保有の賃貸でしか実際的な対策はされないのではないでしょうか。 |
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262:
匿名さん
[2011-01-19 23:36:25]
各財閥系は早急に手を打つと思うよ。
そして「安全宣言」出されて終了。 |
263:
匿名さん
[2011-01-19 23:38:56]
シミュレーション途中で新基準もまだ決まってないのにどうやって安全宣言だすのだろう?
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264:
匿名さん
[2011-01-19 23:40:17]
小さな系列は、営業さんがパソコン相手に計算して安全宣言…
なんて事にならない様、希望します。 |
265:
匿名さん
[2011-01-19 23:44:07]
いま258が一生懸命計算しています。
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267:
匿名さん
[2011-01-19 23:59:36]
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268:
匿名さん
[2011-01-20 00:05:12]
大臣は「よく働いてる」と思われ、財閥系は「さすが日本のタワマンは質がいい」と内外に宣伝。
国と企業のデキレースと思ってしまう私は、心が汚れてますか? |
269:
匿名さん
[2011-01-20 00:13:46]
財閥系で使用されている長周期波って何?w
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270:
匿名さん
[2011-01-20 00:15:10]
これから次々とマンションが建つ地域は厳しいだろうな。。。
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271:
匿名さん
[2011-01-20 00:23:36]
>>262
「安全宣言」というレベルでは制御できないでしょ? 万が一、施行後、新築も特別なんら対応せずに今まで同様の構造・仕様で建造し続けるなら、 何も変わらない可能性はある。 しかし、基準超えの建造物になんら対策を打ち出さないで新築を計画するとは 思えない。 だとすれば、対策済みの新築は、「対応済み」を打ち出して販売されるわけで、 いくら中古が「対策してなくても安全」と宣言しても、安全という重要なテーマで、 相対的な競争力低下は避けられず、それは価格低下の加速を意味する というシナリオが一番想定されると思うけど。 もはや「安全宣言」というものは、「義務化施行後も全く構造を変えない」限り、 意味をなさないんではないかと思う。 |
272:
匿名さん
[2011-01-20 00:50:41]
怖くなってきた
勿論職場のビルも |
躯体は問題ないでしょうし、ライフラインはもたないかも知れませんがそれで直接死人が出る訳でもないので。
これだと戸あたりコストはせいぜい数十万ですかね。
そもそも論的に揺れを低減するならアクティブ制震装置が必要でしょう。
タワマンの躯体建造費はせいぜい坪70万円位なので、仮に制震装置でコストが1割余計に掛かると、1戸あたり30坪(共用部分込みであり、専有では22~3坪という感じでしょうか)のマンションで200万円程の価格上昇ですかね。これくらいなら、安全安心を売りにすれば十分訴求力はあると思います。