基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
8050:
匿名さん
[2020-02-06 11:47:22]
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床下エアコンの方法には主に2種類有ります。
1、エアコン吹き出し→床下通過(縦断)→ガラリ→室内通過(縦断)→エアコン吸い込み。
2、エアコン吹き出し→床下循環→エアコン吸い込み。
現在は空気の流れ通路が楽ですから 1、が主流になってます、ほとんどが 1、のタイプです。
利点は簡単、エアコンを基礎の1隅に設置してガラリを遠い所に設置するだけで一応は完成する、循環路が出来る。
欠点は温度分布を良くするのが難しい。
床下の構造を床下エアコンのために流路等を変える必要が有る、室内の流路も床下エアコンのために考慮しなければならない。
>8046にも低い設定温度が記載されてるが設定温度を高く出来ない。
室内にも空気が流れるから空気温度が高過ぎると不快になるから設定温度を上げられない。
床暖房(輻射伝熱)とエアコン暖房(対流伝熱)の合いの子になってる。
床冷房に適さない、ガラリからの冷たい空気は重いから室内の上に上がらない、床を這ってエアコンの吸い込みまで流れる。床が冷やされ過ぎて冷たいから適さない。
2、の欠点は循環路を必ず設置する必要が有る、比較的温度分布も難しい。
2、の利点は床下の温度分布を良くすれば室内の温度分布も良くなる。
トイレ等扉が閉まってる小さい部屋でも床からの輻射熱で温められる。(床面積からの輻射熱と室内の必要熱は一致する)
冷たい空気が室内に多く流れず、床が極端に冷たくないから床冷房に使える。
輻射暖房の良さは風の無い事、風で室内が暖まらないから床の温度が上がてるはず。
0.5℃でも床温度が高いと頭寒足熱で快適な空間になる。
輻射熱量は距離の2乗に反比例します、床が熱源で暖かいと床に近い体は多くの熱を受け取れるから室内設定温度を下げられる。