住宅設備・建材・工法掲示板「床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください」についてご紹介しています。
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名無し@e戸建て [更新日時] 2024-11-15 21:58:59
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基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。

[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]

[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50

 
注文住宅のオンライン相談

床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください

7183: 匿名さん 
[2019-02-11 23:58:49]
[他の利用者様に対する暴言や中傷のため、削除しました。管理担当]
7184: tk 
[2019-02-12 08:45:27]
>6769>6756の続き
■床断熱の思考設計…3
 換気システムについて

 tk宅は床下エアコンを利用して「パッシブ換気システム」を実現している。はじめにこの由来を説明してから、床暖熱で実現する方法を考える。

 tk宅の「パッシブ換気システム」のオリジナルは、北海道立の研究所から入手した「パッシブ換気システム設計・施工マニュアル」である。
https://www.hro.or.jp/list/building/koho/pdf/gijutu/passive_manual.pdf

昨年、パンフレット「パッシブ換気システム」が発行された。
https://www.hro.or.jp/list/building/koho/pdf/gijutu/passive.pdf

 住宅建築のド素人のtkがこれを入手して熟読した。

理解した構造のポイントは下記の通り
・基礎断熱を行う
・床下に蓄熱暖房機を置く
・外気を床下から吸い込む
 床下内で温調されて室内に冷気は入らない
・屋根に大型の排気筒を付ける

温暖地のtk宅には合わないと思った点は、
冬季の内外温度差が大きい北海道では室内空気の上昇パワーが大きいが、Ⅳ地域では上昇パワーが少ないことである。
また春に近づくにつれて温度差が少なくなるから換気パワーは更に少なくなる。

遮二無二、無動力で換気しようとすると、かえってコストが上がってしまう。
これを解決するために、給気にシロッコファンを使った。
これでオールシーズン、安定した換気量が確保でき、換気パワーの変化を考えなくてもよくなった。

(つづく)
7185: tk 
[2019-02-12 08:54:40]
>7184追記
パッシブ換気システムとは、
空気循環用動力を使わずに、温度差で床下から2階まで空気をゆっくり上昇させて換気するシステム。
7186: 全裸でカーリングすべき男、きいち 
[2019-02-12 21:07:06]
他者の国語理解力を言うなら
>>7180に答えなよ。
7187: tk 
[2019-02-13 08:32:35]
>7184続き
■冷房時にも空気が床下から2階に上昇する理由

床下で暖房すれば空気は上昇するというのは直感的に理解できる。

誤解しやすいのは床下冷房時も空気が上昇する現象だ。
このスレでよく見かけるのは、「冷房をするには小屋内にエアコンを設置して冷たい空気を落とす」という表現だ。
普通に考えればその通りだが、
tk宅のように条件を整えれば、冷房時でも床下の冷たい空気を上昇させることができる。

tk宅の夏は、床下温度を24℃に冷房している。
吸気用シロッコファンで換気用外気を床下に供給しているから、
換気流量分だけ空気が1階に押し上げられ、
1階温度は28℃に冷やされる。
また、1階床温度は室温より1℃低いから、1階は床からも冷やされている。

1階の空気は床下のファンから押し上げられた分だけ2階に上昇する。
1階空気は窓や外壁で暖められているから僅かな上昇力があり、1階内で対流を起こさない。

2階に昇った空気は、2階内の空気を押し出して、壁に取り付けたΦ100の換気口4個から屋外に排出する。
2階空気は何もしなければ1階より1.5℃高くなり、29.5℃になる。
2階ではエアコンを動かして28℃まで室温を下げている。
2階エアコンの消費電力は床下エアコンの1/10~1/20程度である。

この方式を完成させるには3年掛かった。
7188: 匿名さん 
[2019-02-13 10:52:36]
>この方式を完成させるには3年掛かった。

難しそうに書いてるけどファン回すだけだから3秒くらいで分かりそう。
7189: 匿名さん 
[2019-02-13 15:19:25]
>>7187 tkさん

ちなみに、この1月の電気代ってどのくらいだったの?
7190: tk 
[2019-02-13 18:17:55]
>7189
使用電力
12/13~1/14(33日間):631kWh
・東電からの購入分:531kWh
・太陽光発電分:100kWh

年間使用電力(2018年2月~2019年1月):4900kWh
7191: 匿名さん 
[2019-02-13 23:12:23]
>>7190 tkさん

太陽光がなかったとしたら、1万8千円程度ってことかな?拘ってるようだけど、一般的な家より光熱費がかかってるようだね。
7192: tk 
[2019-02-14 07:30:07]
>7191
15年前に建てた家だから、断熱性能が少し悪いかもね。
7193: tk 
[2019-02-14 07:51:44]
>7192 続き
太陽光を付けた初年度(2010年7月)の1月の総消費電力は
692kWhだった。

家の性能が劣化しているわけではないから打つ手はないね。
7194: 匿名さん 
[2019-02-14 08:17:55]
>>7193 tkさん

そう考えると、床下エアコンというものは、過ごしやすい環境になるわけでもなく、節約できるわけでもなく、とても自己満足な設備だということだね。
7195: tk 
[2019-02-14 08:37:48]
>7194
自宅の環境のベストを追求してテストを繰り返し、満足するレベルに到達したのたのだから、自己満足の塊だ。
7196: 匿名さん 
[2019-02-14 08:42:24]
>>7195 tkさん

これから先、新築される方に床下エアコンは勧められない。ということですかね。
7197: tk 
[2019-02-14 08:43:05]
>7187続き
■暖房時のパッシブ換気

暖房時に強い対流が起こると寒さを感じるから室温を上げる必要がある。

パッシブ換気は床下から換気用空気量の空気が静かに昇って2階の排気口に抜けるから室内風を感じることがない。
したがって、対流があるときに比べて室温を下げられる。

冬季は床下を26℃に保っている。
したがって、換気用外気も26℃まで加温される。
ファンによる外気取込み分と同量の空気が1階床通風口から1階に上がる。
1階の温度は20℃±になっている。
(20℃になるように床下エアコンを設定している)
床面温度は室温よりわずか(0~1℃)に高くなっているから冷気輻射はない。
1階エアコンは使わない。

1階空気は階段室を昇って2階に達する。
2階で加温しなければ、2階温度は1.5℃低くなる。
この状態では冷気が階段室から降りてきて1階の階段付近は寒くなる。
そのために2階エアコンを動かして、2階も1階温度と同じ温度に保ち、対流を止めている。

2階壁の排気口(Φ100、4個)からは、外気供給量とおなじ風量が排気される。
7198: tk 
[2019-02-14 08:52:59]
>7196
>これから先、新築される方に床下エアコンは勧められない。
tk宅と同じ方式を建てられる建築業者はいないから薦めても実現手段がない。

tk方式は、現在床下エアコンを建てている業者を想定して説明している。
7199: 匿名さん 
[2019-02-14 09:07:23]
床下エアコン方式はエアコンに対するSAってどうなってるのでしょうか?エアコンの吸気側または吐出側をダクト方式にしないと非効率な気がしてしまうのですがどうなんでしょうか?
基礎断熱しているのに自然吸気のガラリ付けたら意味ないし。もっと上手い仕組みになっているのでしょうか?
7200: tk 
[2019-02-14 09:39:30]
>7199

>床下エアコン方式はエアコンに対するSAってどうなってるのでしょうか?
SAとは何のことですか。
サービス・エリアのことであれば、エアコンの直上の床板を分割してはずせるようにしています。

>エアコンの吸気側または吐出側をダクト方式にしないと非効率な気がしてしまうのですがどうなんでしょうか?
大型のエアコンはダクト式ですが、熱効率は家庭用の小型(6畳、8畳用)がベストです。
ダクトがあるとなぜ効率が良い気がしますか。

>基礎断熱しているのに自然吸気のガラリ付けたら意味ないし。もっと上手い仕組みになっているのでしょうか?
tk宅は床下に外気吸い込み用ファンを付けて床下エアコンで温めています。
7201: 匿名さん 
[2019-02-14 09:56:53]
>7199
小屋の住人です。
エアコンの吸気は太いダクトでエアコンから一番離れた遠い床下位置から吸わせてます。
室内とは循環させてません、床下のみ循環してます。
換気空気ダクトはエアコン近くの太いダクトの途中に接続させてます。
エアコンの太いダクトの吸気口は暖房時は全開、冷房時はほぼ密閉(換気空気ダクト面積程度開)にしてます。
基本的に換気空気はエアコンを通して床下に吹き出させてます。
エアコンが自動掃除等で停止、中間季節で停止時は太いダクトを逆流して換気空気はエアコンから一番遠い位置から床下に供給されます。
冬は冷たい換気空気を最初にエアコンで温めます。
夏は湿度の高い換気空気を最初にエアコンで除湿します、低湿度の空気で部屋の空気を押し出すように換気しますから湿度の換気効率が良いです。
デシカ等(デシカント式調湿換気装置)が少ない換気空気量で低湿度に出来るのは換気空気を除湿して換気してるからです。
デシカを真似た名称でヒポン(ヒートポンプ式除湿換気装置)は室内を低湿度に出来ます。
7202: 匿名さん 
[2019-02-14 10:19:43]
>室内を低湿度に出来ます。

なぜ低湿度にする必要があるの?
7203: 匿名さん 
[2019-02-14 10:20:38]
ありがとうございます。何となくですが仕組みは分かりました。
7204: 匿名さん 
[2019-02-14 10:35:52]
>>7198 tkさん

でも、結果は同じくらいでしょう?もっと良い手段はありますって感じがするな。

ところで、tkさんは定年後に今の家を建てたんだよね?それから築15年ってことは、もう75歳以上ってことなのかな?
7205: 匿名さん 
[2019-02-14 15:17:24]
>7201
>室内を低湿度に出来ます。

おじさんにもtkにも良くないですよ。

https://www.google.com/search?hl=ja&source=hp&ei=6AZlXMaUGYK68...
7206: 通りがかりさん 
[2019-02-14 15:54:36]
>>7203
「tkさん」と「小屋のおじさん」のお宅はどちらも一般的な床下エアコンとは異なる独自の方式を採っています。
一般的な床下エアコンは、基礎内には外気給気しません。24時間換気には、ダクト式一種換気システムを併用する家が多いです。
エアコンの設置場所は床のすぐ上やすぐ下で、床面付近の冷気を吸込み、床下へ供給し、居住エリアの床に設けられた数ヶ所のガラリから室内に温風が吹き出します。
エアコンの設置場所を洗面室や玄関ホールなどにすることで、騒音対策をしている家もあります。
7207: 匿名さん 
[2019-02-14 16:10:54]
>7206
>一般的な床下エアコンとは異なる独自の方式を採っています。
床下エアコンの初期は一般的な方法でした、床下の温度分布を良くするのに皆さん苦労してたようです。
現在は少数派になりましたがメリットが多いですから採用すべき方法です。
室内との循環は循環ファンを設置すれば出来ます、日射による室内オーバーヒートの冷却等必要な時だけ使用すれば良いです。
7208: 匿名さん 
[2019-02-14 16:29:53]
>>7207 匿名さん

エアコンの保証が得られなくなるって本当?
ついでに壊れたら、入替は誰でもできるの?入替費用はどのくらいかかるの?
7209: 匿名さん 
[2019-02-14 16:58:44]
>7208
デマと思います、デマの元は下記と思います。
https://nisi93.exblog.jp/25079612/
>エアコンも日立に変えたのだが、説明書に書かれていない温度センサーの位置を知りたくてサービスセンターに問い合わせたところ、数日後に、西方設計は床下にエアコンを設置しているので返答は出来ないと断られた。
専門業者なら誰でも出来ると思います、設置は低い位置に有るから楽だと思います、費用も変わらないと思います。
7210: 匿名さん 
[2019-02-14 17:07:00]
所詮スイッチひとつでOn・Off出来る家電でしょ。
必要があればOn、必要なければOffって使い方でいいんじゃないの。
7211: 匿名さん 
[2019-02-14 17:12:05]
デメリットはありますか?
7212: 匿名さん 
[2019-02-14 17:14:53]
https://uub.jp/pdr/h/ww_5.html
床暖普及率はガス屋の頑張りも有り伸びてる。
快適が最優先でないですか?
7213: tk 
[2019-02-14 17:42:34]
>7206
ビルを空調するときは専用の空調室を用意しています。
tk宅は床下を空調室と考えています。
住宅でも小屋裏に空調室を設けてダクト配管をしているものがあります。
床下を空調室にすれば、循環ファンもダクトもなしで同じ目的が実現できます。
ついでに床暖もできます。
7214: 匿名さん 
[2019-02-14 18:17:00]
床下への外気導入も室内空気の循環も夏場の結露リスクは高まります。
そして結露しないよう除湿というイタチごっこになります。
一度やったら止められない。
まるで麻薬中毒のようになりなす。
7215: 匿名さん 
[2019-02-14 18:26:49]
>7214
人のためにも住宅のためにも結露させない、高湿度にさせないのは基本中の基本。
適温、適湿度が人と住宅のため必要です。
7216: tk 
[2019-02-14 19:01:33]
>7204
tkのことを知りたがっているようだから少し自己紹介するね。

・年齢:79歳
 体力トレーニングをしているから、まだ、足をキチンと上げた全力疾走ができる。

・リタイアしたとき終の棲家を2年かけて自設計・自営で建てた。
 HMに頼む価格より1千万円安くできた。
 年俸500万円もらって2年間楽しんだことになる。
 冬暖かく、梅雨時はカラッとし、夏涼しい家ができた。
 近所の家が全滅しても無傷で残り、保守費用は20年間ゼロ、電力代もリーズナブルというつもりだ。

・その後は、現役時代から予定していたヨットの自設計・自作をし、これまで15隻作った。
 江ノ島ヨットハーバーで仲間と乗っている。
 材料費は1隻3~4万円で1年間楽しめる金のかからない趣味だ。
 昨年は日本テレビで紹介された。
 下記のyoutubeは江ノ島にいた人に貸したときのものだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=YYWZNggEYqM
 最近、これを見たスエーデン人に要求され製作図を送った。

ハッピー・リタイアだと思っている。
 
7217: 匿名さん 
[2019-02-14 19:19:01]
>>7216 tkさん

この手の話には年齢や世代は、とても重要だと思うから聞いたのだけど、、嘘偽りなく、紹介されている方なの?


7218: 匿名さん 
[2019-02-14 19:41:05]
>7215
>人のためにも住宅のためにも結露させない、

結露し難くくカビ難くい家造りが基本ですね。
7219: tk 
[2019-02-14 20:16:06]
>7217
>嘘偽りなく、紹介されている方なの?

同類がいない変わった経験をしているから本当にできないかも知れないね。
だから、テレビ会社が取り上げたのかも知れない。
こんなことで話を盛ったり嘘をついたりしたら、当人が虚しくなるだけだよ。
tkが生活に滿足していることは、書き込み方でわかると思うけど。
7220: 匿名さん 
[2019-02-14 20:38:11]
>>7219 tkさん

書き込みかたから、もう少し下の方と思っていましたが、、これだけPCを操作できる79歳もなかなかいないですね。

阿武隈さんに比べたら、とても充実していますね。
7221: tk 
[2019-02-14 20:49:53]
>7220
若いときは79歳というのはもうすぐ死にそうな老人と思っていたが、自分が79歳になったという事実が自覚できないでいる。

7222: 匿名さん 
[2019-02-14 22:41:17]
>>7221 tkさん

まだまだこれからなんじゃないですか?人生100年ということで。
正体を明かしたのは、阿武隈さんと同一人物だと言われるのが我慢できなかったからですか?

年齢を聞いたのは、湿度や室温の関係は年齢によって大きく左右されるからですね。
これから家を建てるために、阿武隈さんの投稿は、まったく参考になりませんので。
7223: 匿名さん 
[2019-02-15 01:01:03]
[他の利用者様に対する嘲笑、煽り発言のため、削除しました。管理担当]
7224: 匿名さん 
[2019-02-15 01:37:34]
>>7216
ジョンボートみたいなヨットですね、自分で考えて自分で作るのは幾つになっても楽しいと思います。
私はカヌー自作した事あるんですが、欲しい理由はカヌー遊びではなく釣りの道具として
だから値段と使い易さが最優先、でもそんな市販品は何処にもないから合板で作りました。

家作りは間取りと各種仕様だけ自分で作って、小さな工務店にお願いしましたが
私の場合はとにかく使用材とその材料費からの選定こそが四苦八苦でした。
それなりの予算で考えられる最上の家を目指すのではなく、寂しい予算からそれなりの家を目指す
そんな感じでした。
家造りで自分でやる意味が最もあるのは、間取りと仕様選定
現場でやる意味があるのは断熱材の施工くらいだと感じました。
家のDIYで持つべき道具なら、インパクトに始まりスライド丸ノコに感動する
そこまで行けばもう、次は何をやろうかで、できない風は吹きません。
7225: tk 
[2019-02-15 08:20:20]
>7224
私は2年前に建築確認のいらない10㎡未満の中二階付き小屋を庭に作りました。
記念に家一軒を一人で全部作ってみたかったからです。
方丈記を書いた方丈庵は床サイズ3m×3mですが、これを参考にして3m×3.3mにしました。
有名な建築家ル・コルビジェが最後に住んでいた休暇小屋の窓の配置を真似して、
縦すべり出し窓を使い、室内から縦長の額縁を通して庭が見えるようにました。

基礎はコンクリートを手練りして作り、重労働でアゴを出しました。
構造は2×4、外壁と屋根は継ぎ目なしガルバ波板の縦張りです。
XPS断熱を行い、アルミ窓枠のペアガラスです。
総費用は95万円でした。

今年大学受験をする孫が、受かったら親元を離れてこの小屋から通いたいと言い出しました。
ここはヨット作りの道具・資材置き場に使っているので困ったと思いましたが、
受かりそうもないのでOKを出しました。
本当に受かったら、物置をいくつか買って道具を置くつもりです。
7226: 匿名さん 
[2019-02-15 09:13:27]
[スレッドの趣旨に反する投稿のため、削除しました。管理担当]
7227: tk 
[2019-02-15 10:07:59]
>7197続き
■2種換気における内/外圧力差

tk宅はグラスウール断熱をしているから、内外圧力差に注意しないと壁内結露を起こす。
設計時には、どのような換気方法にするかわからなかったから、とりあえず第3種換気にした。
室内圧が外気より高くなる換気方法に変えることを予想して、袋入りのグラスウールとは別に壁枠に気密シートをはり、コンセント類も気密工事をしておいた。

いろいろな換気方法をトライしたが現在は次のようにしている。

tk宅は、2階排気口で室内と室外の圧力が常に平衡している。
第2種換気により外気取り入れファンで空気が室内に押し込まれても、Φ100の排気口が4個あるから室内圧は排気口付近の室内圧は外気と同じになる。

床下の圧力は夏と冬では異なる。

冬は外気より室温が高いから排気口から6m低い床下の圧力は温度に比例して低くなる。
温度が1℃高くなると密度は1/273だけ軽くなる。
夏は逆に外気のほうが高温だから、床下圧力は外気より高くなる。

この現象は、基礎搬入口を開けば証明できる。
冬は外から空気を吸い込み、夏は室内空気が屋外に流れ出た。

解説本には「2種換気は室内圧が外気より高くなる」と書いてあるが、
いつもそうとは限らない。

冬は外気が排気口以外の隙間から漏れ込んでも室温で暖められるから結露は起きない。
夏は室内圧の方が高いから室内空気は外部に漏れ出す。
室内の絶対湿度は外気より低い上に、外気で暖められるから断熱材内の結露は起きない。
したがって、逆転結露の心配はない。
7228: 匿名さん 
[2019-02-15 16:37:34]
>>7227 tkさん

全然関係のない話で申し訳ないのですが、ご自宅は窯業系の横張りなのかな~という感じがするのですが、15年経過後、どんな風になってますか?雨漏りなどはないですか?
7229: tk 
[2019-02-15 17:01:07]
>7228
サイディングは、ガルバリウム鋼板の成形品(アイジー工業製)で、裏にt15のポリウレタン発泡材が貼り付けてあります。
外観は窯業系と見分けがつかないほどです。

これを選んだ最大の理由は軽量化して耐震性を上げることです。
窯業系の1割位の重量です。
また、シーリングが必要ないので、窯業系のように10年毎のシーリングの打ち換えが必要ありません。

tkの地域における建築法の耐火性もクリヤーしています。
このサイデイング材は、寒冷地で冬季に凍結ヒビ割れが起きて使えない窯業系の代わりに使われています。
7230: 匿名さん 
[2019-02-15 17:32:20]
[情報交換を阻害するため、削除しました。管理担当]
7231: 匿名さん 
[2019-02-15 18:33:36]
>>7229 tkさん

ガルバリウムだったのですね。横張りでも水が入ってきたりしませんか?
我が家もアイジーのガルバリウムです。やはり軽く耐震性に影響するところと、シーリングが必要ないというところでガルバリムの外壁にしました。

ただ、10年以上経過しているものを見たことがなかったので、ちょっと気になっていましたが、特に不具合とかはありませんか?
7232: tk 
[2019-02-15 20:20:28]
>7231
>ガルバリウムだったのですね。横張りでも水が入ってきたりしませんか?

水が入っても確認する方法がないので調べたことはありません。
横張りの上下の合わせ目はメーカーがプレス加工したもので、見た目はよくできていました。

外壁内への水漏れの原因のほとんどは、強い風圧が掛かったときに起こります。

アメリカの大工の手引書を読むと、
「鎧張りの木製下見板(鎧張り)は、板の重ね合わせ目に頭が丸い小さな釘を打って隙間を設け、
風圧を受けたとき内部の圧力が表面圧と等しくなるようにすばやくバランスさせろ」
と書いてありました。

内外の圧力差がなければ、雨水は内部に押し込まれることなく上から下に流れます。
アメリカでは、今は木製羽目板は使わずに硬質塩ビ製を使い、ペンキ塗りが不要になっています。
このサンプルを見ると鎧型に整形された板の下向きの部分に小さな穴をたくさん開けて、内外バランスに配慮してあります。

tk宅では外壁の上面(軒下部分)にも隙間を開けて、外壁全体に風圧が掛かったとき水切り部分の隙間と連通させて内外圧力のバランスを図っています。

同様の考えで、窓枠の上部にも横方向に2cmのスリットを入れてあります。
アメリカ製の窓を買ったので、窓メーカーの取付マニュアルに指示されていました。
外壁工事をした板金業者が怖がっていましたが、指示通りにしてもらいました。

透湿防水シート(タイベック)を張るときも窓メーカーのマニュアル通りになるように指示しました。

外壁張りのポイントは隙間を完全にシールすることではなく、外壁内外の圧力差を無くすことです。

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