基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
2281:
tk
[2017-01-18 15:42:46]
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2282:
匿名さん
[2017-01-18 15:53:45]
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2283:
tk
[2017-01-18 16:04:24]
>2262
>おじさんちもtkさんちも共通してんのはレスポンスの悪さですかね? レスポンスが悪いということは、基礎コンクリートの蓄熱効果で室温の変動が少ないからです。 床下エアコンの放熱能力が確保された上で1階室温を測定して制御すれば、1階室温が外れることもなくなり、レスポンスの悪さが室温の安定化に役立ちます。 |
2284:
tk
[2017-01-18 16:04:54]
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2285:
匿名さん
[2017-01-18 16:07:54]
24時間床下エアコンなら室内温度で制御も可能性は少し有るかな?
躯体からの放熱はQ値x室内外温度差になる。 躯体の放熱に見合う床表面温度は輻射熱なので床温度と室内温度の差の4乗になる。 4乗が曲者で単純に変換出来ないと推測します。 スラブ表面温度と床温度は一定差で良いと推測。 スラブ表面温度と床下エアコンの設定温度の関係は対流熱伝達で計算では難しい。 床下エアコンからの対流熱伝達でスラブ及び床裏を温める、スラブと床裏は輻射熱でやり取りする。 床裏と床表面温度は熱伝導、単純な温度差。 床表面からの輻射熱の4乗が室温を介して外気温度と連動しないと推測します。 |
2286:
匿名さん
[2017-01-18 16:12:11]
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2287:
名無しさん
[2017-01-18 16:32:13]
おじさんとTKさんに聞きたい、というかスレタイどおりの質問なのですが
もともと何を狙って床下エアコンにしたのか、実際住んでみてのメリット、デメリットを今一度まとめて教えてください たぶん過去にレスしていたと思うのですが探すのが億劫なのですみません |
2288:
匿名さん
[2017-01-18 16:36:41]
>2281
Q値2.0w/m2で室温22℃一定の場合の外気温と床表面温度(内部発熱、日射ゼロの時) 外気温 床表面温度 室内外温度差 床温度と室温との差 18℃ 23.4℃ 4℃ 1.4℃ 12℃ 25.5℃ 10℃ 3.5℃ 6℃ 27.6℃ 16℃ 5.6℃ 0℃ 29.6℃ 22℃ 7.6℃ |
2289:
匿名さん
[2017-01-18 16:48:36]
>2287
風が無い、音が無い、トイレ、浴室も含め輻射熱による頭寒足熱の全館(1階のみ)床暖房。 蓄熱を生かし深夜電力を利用すればランニングコストは財布に優しい。 デメリットは一般化はしてないので、やる気と好奇心が不可欠な事。 |
2290:
tk
[2017-01-18 19:13:48]
>2287
13年前にリタイアするときに終の棲家として設計しました。 国内/国外出張を沢山しすぎて旅行はコリゴリでした。 そこで室内に、夏は北海道、冬はハワイの気候を実現することにしました。 家の中に寒い場所や暑い場所がないようにするには1階床暖房が必須です。 どれにするか考えました。 ・電熱線暖房は設備費と電気代でアウト ・灯油ボイラーによる温水暖房は設備費と保守費用でアウト ランニングコストも安くない エコキュートはまだできていない ・床下エアコンは床下断熱材コストを基礎外断熱材に回せるから、コストアップは少ない。 エアコンは10万円で取付可能 COPは6倍なので、もっともランニングコストが安い というわけで床下エアコンにしました。 当時の床下暖房の熱源は、深夜電力による蓄熱暖房器、西方設計のFF灯油ヒーター方式が主流でした。 当時、床下エアコンの実例は日本にありませんが、10万円で済むのでやってみました。 運転して5~6時間は猛烈なセメント臭が上がってきて、失敗かと思いました。 室温は目標通り一定になりましたが、湿度が低くてハワイの居心地とはかけ離れていました。 加湿器を4台動かしたら、加湿器の給水に追われて大変でした。 ここで夏の打ち水のかわりに冬の床下打ち水を試してみました。 バケツの水を1日に1~2杯撒けば湿度60%が維持できました。 ところが散水部分に黒カビが発生し、対策を考えました。 酸を撒くのはセメントが劣化するので、強アルカリの水ガラスを床に塗って解決できました。 毎朝湿度が60%を切ったらバケツの水を1杯撒きます。 55%まで下がったときは2杯撒いています。 (今日はここまで) |
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2291:
匿名さん
[2017-01-18 20:03:30]
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2292:
名無しさん
[2017-01-18 21:18:21]
おじさん、TKさん、答えてくれてありがとうございます
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2293:
匿名さん
[2017-01-18 23:27:02]
>2289
>やる気と好奇心が不可欠な事。 いいこと言いますね、おじさん。 井戸水を利用した除湿器で失敗。 2種換気テストに失敗して雨漏り・・などなど。 そうそう、幼稚園児もそういった体験から成長していくのです。 ○っ端技術屋の汚名返上は、そのやる気と好奇心にかかってますよ。 |
2294:
tk
[2017-01-19 08:36:05]
>2293
>○っ端技術屋の汚名返上は、そのやる気と好奇心にかかってますよ。 tkは以前、ここで沢山質問をして、問題は完全に解決していると理解しています。 tkもアイディアが浮かんだらすぐに実験して確かめます。 経験のないことをいくら考えても時間の無駄です。 試せばすぐにわかります。 床下散水をテストしたとき、床下に何杯水を撒いても目標湿度60%に達しないことがありました。 そのうちLow-Eペアガラスが結露しはじめました。 窓の温度から考えれば露点に達していないはずです。 湿度計を疑ったら15%低めに表示していました。 ダイヤル式湿度計を床に落としたために狂っていました。 たまたまtk宅は2×4住宅で気密性能がよかったため天井の結露はありませんでした。 この失敗のおかげで、床下散水パワーの強力さがわかりました。 |
2295:
tk
[2017-01-19 08:40:30]
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2296:
匿名さん
[2017-01-19 09:26:49]
>気密性能がよかったため(小屋裏)の結露はありませんでした。
気密性能が特別に良くなくても普通は小屋裏で結露はしません、そのために小屋裏換気口は存在します。 >2293指摘の結露による雨漏りは複数の原因によって生じています。 ① 2種換気テスト中で室内をプラスのため隙間から漏れやすい状態だった。 ② 天井断熱で構造上、柱貫通部は隙間が出来やすい、木割れ等で隙間も新たに生じる。 ③ 屋根裏の掃除をしやすくするため余ったタイベックシートを断熱材の上に敷き詰めた。 掃除機が引っかからないようにテーピングした(タッカー止めは引っかかるから不可) タイベックシートが、ずれないように周りもテーピングした。 プラス圧で室内から漏れた空気は柱廻りの隙間から天井裏に漏れた。 タイベックシートが無ければスムーズに屋根裏に漏れ、屋根裏換気口から抜けてる可能性が大。 タイベックシートに阻まれ空気はスムーズに抜けられなかった。 タイベックシートの温度はマイナス、湿気は結露して凍結して蓄積された。 晴天の日の昼間の南面の小屋裏温度は上昇して0℃以上に上昇して凍結した結露水が融けて水になり柱廻りの隙間から室内に逆流して結露水による雨漏りになった。 対応としては当然、冬の2種換気は止めてタイベックシートの周りのテーピングは無くした。 室内を確実に負圧にすれば外気を吸い込むが結露は生じない。 |
2297:
tk
[2017-01-19 10:50:39]
>2296
>対応としては当然、冬の2種換気は止めてタイベックシートの周りのテーピングは無くした。 tk宅は10年以上2種換気をしていて小屋結露は起きていない。 柱が天井を貫通しない2×4構造の原理的な利点だと思う。 |
2298:
匿名さん
[2017-01-19 11:35:35]
>2×4構造の原理的な利点だと思う。
単に充填断熱だからでないですか? 柱に限らず、構造材等が貫通しないと天井断熱は成り立たない。 柔らかいグラスウールでは屋根を支えられない。 特に外張り断熱の場合は成り立たない。 屋根断熱は貫通部を無くして断熱欠損を防ぎ、気密性能も維持しやすい。 屋根断熱は屋根裏がないため屋根の雨漏りを発見し難い大きな欠点が有る。 |
2299:
tk
[2017-01-19 14:58:13]
>2298
>単に充填断熱だからでないですか? 2×4住宅の構造を知らないと、ここから先に進めません。 tkは耐久性が保証されている気密シートを貼っています。 これと2×4構造で空気が漏れない天井が簡単に施工できます。 |
2300:
匿名さん
[2017-01-19 15:17:57]
構造を知らなくても常識で進められます。
2x4でも合板だけで構造は組んでないはずです。 2x4材部分は必ず熱橋として存在します。 ただ軸組と異なり通し柱などが不要ですから気密性能は取り易いのは分かります。 軸組でも通し柱を止めるとか面倒でも貫通部に先張りシートを施工するとかすれば気密性能は上げられます。 合板2x4の欠点は意図せずとも合板で気密性能が出てしまうことです。 気密性能は室内側の防湿シートで確実に出さないと、高気密でも合板の内側はカビだらけの恐れが強いです。 |
>蓄熱と外気温の関係が有るから月1回程度の操作は不可欠。
tkは不精だから、本当は月一程度でも触りたくない。
ワイヤードリモコンを使えば解決できそうだ。
ワイヤードリモコンは設定変更が楽になる方法としか考えていなかった。
1階温度が測れる床下エアコンがないものかと考えていた。
これで床下エアコンは完成するかなー。