いつか伝統工法の家を建てたいと思っています。
今から15年ほど前の高校生の時分に兵庫県の遠い親戚を尋ねる機会があり、
生まれて初めて伝統工法の家(江戸時代に建てたそうです)に行きました。
真夏にも限らず、エアコンも無く、しかしあまりの涼しさに感動しました。
本当に家に入った瞬間、ひんやりって感じです。
家主さんいわく、「昔の家はみんなこうなんですよ」とのことでした。
それ以来の憧れです。
実際に住んでる方々、
またその他不便なとこ、良いとこ教えて頂きたく、
よろしくお願いいたします。
冬は寒いとか…。
[スレ作成日時]2010-12-24 23:19:36
伝統工法について
251:
匿名さん
[2012-09-25 09:08:09]
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252:
匿名さん
[2012-09-25 09:50:59]
温故知新という言葉を引用してくださった方がおりますので、少し皆様に考えて頂いて御意見をお聞かせ頂ければと思います。軸組工法の特長として筋交いがあると思います。はるか昔にも火の見やぐらを建てたりする場合、筋交いは普通に使われてたと思います。その知識や技術は十分にあったと思います。なのに何故、住居の建築には筋交いが使われずに、通し貫が使われてたのでしょうか。軸組工法が温故知新によって生まれたものなら、筋交いがあえて使われなかった理由を理解し、その理由となった問題点を克服出来た上での工法であると言えるのでしょうか。
私は素人ですがこう思います。筋交いを入れると、揺れが起きた場合に2点に力が集中してまう。それによって、桁・梁が押し上げられ、ほぞが抜ける。その問題が起きたため、筋交いを金物で補強する事が規定された。今度は金物で桁・梁を固定したことにより、柱が土台から抜ける問題が起きた。その解決の為に今度はホールダウンが規定された。このように在来軸組はその工法の中では確実に進化をしておりますが、伝統工法を温故知新によって学んだ賜物ではないと思います。戦後の人・物の無い時代に如何に簡単に時間とお金を掛けずに建てられるかと言うところから生まれたものだと思います。そのため、在来軸組は日本建築の歴史や経験、古きを知らずに生まれたもので、まだまだ発展途上なのではないかと思います。 |
253:
匿名さん
[2012-09-25 10:05:21]
ちょっと言葉不足でしたが、私自身勉強不足で、通し貫の工法が生まれた理由がわかりません。ご存知の方がおりましたら、是非ご教授頂ければと思います。
理由が分からないまま歴史を否定するものではないとの思いで、どちらかと言えば伝統工法の方が優れているという気持ちなのですが、理由がわかれば軸組などにも気持ちが傾くかもしれません。 とにかく主流だとか反主流だとかそういう流れに流されたくないので、きちんと本質を見極めて選択したいと思ってます。 |
254:
匿名さん
[2012-09-25 10:47:39]
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255:
匿名さん
[2012-09-25 10:55:19]
>251
在来と伝統は構造の違いであって、 気密・断熱など内外装の仕様によるパフォーマンスを 比較する意味は無いんじゃないでしょうか? あくまで構造体のパフォーマンスを比較せねば。。。 在来軸組 (新築費用2000万円で 30年 修繕費10年毎に100万円)×3 伝統工法 (新築費用3000万円で100年 修繕費10年毎に200万円)×1 軸組でも長期優良なら伝統工法と同じくらいなのでしょうか。。。 |
256:
匿名さん
[2012-09-25 10:59:25]
>252
我々は伝統工法の良い物だけ見せられているのだと思う、つまり現在も残ってる建物。 江戸末期まで地方では竪穴住居に住んでいたとの説も有る。 昔も安普請のいい加減な家が殆どと推測できる、残っているのは公と金持ちの家と思うので良いのは当たり前。 情報網の発達してない時代に大工の殆どは伝統工法など知識を持ってるとは思えない。 |
257:
匿名さん
[2012-09-25 11:10:23]
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258:
匿名さん
[2012-09-25 14:24:32]
>>252
伝統工法の家で筋交いがあえて使われなかった理由は、夏涼しい風通しの良い家だから襖や障子の家で筋交いは入れられない。 柱や梁などの構造材が太く挿し鴨居で十分、筋交いが無くても地震で倒壊するとは思っていなかったからです。(自宅がそうです) 伝統工法の表面的な技法だけではなく部材も立派な物を使うと、 今は坪単価100万円以上するんじゃないですか。 |
259:
匿名さん
[2012-09-25 14:28:20]
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260:
匿名さん
[2012-09-25 14:30:09]
>我々は伝統工法の良い物だけ見せられているのだと思う
その通りですね。 伝統工法で建てられた家だからすべてが良いものだと言う訳でもないし、 在来軸組みだって良いものと悪いものがあります。 結局、在来軸組みはバかでもちょんと建てられる構造で、 伝統工法は技術、経験、知識が必要とされる。 良いものと悪いものの差がはっきりと出るのはむしろ伝統工法だと思います。 伝統工法を評価している人はそれは承知していますし、 だからこそ、今、この現代において伝統工法で家を建てられる大工は 非常に技術が高く、良い家が建つと確信を持てるわけですね。 |
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261:
匿名さん
[2012-09-25 14:38:40]
>255
在来軸組の耐久性30年と、伝統工法の耐久性100年の根拠は何? 在来軸組みの建て替えサイクルが早かったのは生活の洋式化と、極小土地にウサギ小屋を建てた為に引っ越すか建て替えしか選択肢が無かったからです。 広い土地に豪邸を建てれば100年以上残ります。 財閥の別荘や大使館や指定文化財の洋館が良い例です。 修繕費は高価で大きい建物ほど掛かるので金額は置いといて、ほぼ同意します。 |
262:
匿名さん
[2012-09-25 14:40:18]
258さんの説明には少し矛盾がありますので補足頂ければ幸いです。襖や障子の家で筋交いは入れられない、とのことですが、筋交いが入れられないような造りの家であれば、通し貫も入れられず伝統工法における特徴のひとつには成り得なかったのではないかと思いますが、その点についてはどのように解釈すればよろしいでしょうか? 通し貫が入れられる壁があれば筋交いでも良かったのではないかと思います。
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263:
匿名さん
[2012-09-25 14:41:08]
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264:
匿名さん
[2012-09-25 14:55:44]
263さん、わかりました。では、筋交いの知識・技術を持ちながらも、何百年もの間、それを住居建築に採用してこなかった理由とはなんだと思われますか? どなたかがおっしゃっていた金物が使えなかったからだと思いますか?
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265:
匿名さん
[2012-09-25 15:04:57]
>262さん、失礼しました282です。
勘違いしていました 通し貫とはこれですね、自宅の板倉の写真です。 しかし、通し貫が伝統工法の条件とするには無理があります、通し貫は住宅ではあまり見ません。 伝統工法の条件は挿し鴨居と込み栓と竹こまいの土壁ぐらいでしょう。 |
266:
匿名さん
[2012-09-25 15:06:48]
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267:
匿名さん
[2012-09-25 15:10:01]
ちなみにこれが自宅の挿し鴨居です。
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268:
匿名さん
[2012-09-25 15:12:16]
ちなみにこれが自宅の石場建て基礎です、どれも写真撮りたてです。
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269:
匿名さん
[2012-09-25 15:15:37]
ちなみにこれが自宅 納屋の竹こまい壁です、こんな文化財級の古民家民家は誰も住みたくないでしょう。
私もこりごりしてます。 |
270:
匿名さん
[2012-09-25 15:22:22]
連写、連投レスです。
どうだ参ったか、古民家の実態を思い知れ。 私はもういやです、最新の高気密高断熱の住宅に住みたい!!! |
271:
匿名さん
[2012-09-25 15:38:19]
>264
柔構造を生かすため、地震の衝撃ををかわすため土壁は崩れるようにして有ると聞いた。 屋根瓦も揺れなければ下に落とせない。 筋交いは大事な構造材を駄目にする可能性が有るので避けたと推量する。 傾いても構造材さえ無事なら直せば良いの考えと思う。元々殆どの材料は周りに有る物で安い物で手間だけで出来てる。 その他にも日本人の美意識が筋交いを嫌った、斜めは面倒、丸柱(角柱は贅沢)になれば更に面倒。 家は人にとって必要です、ゆえに周りの安い物で出来なければならないのです 現在、人のためになってない、伝統工法は家としては不要です。 |
272:
匿名さん
[2012-09-25 15:59:33]
自宅の廊下、ケヤキ無垢板で隙間風ピューピューです。
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273:
匿名さん
[2012-09-25 16:03:31]
写真連投した者です。
筋交い有り金物なしで大地震に合うと、筋交いに突き上げられて柱と梁の挿入部が抜けます。 だから筋交いなしの竹こまい壁だと思います。 |
274:
匿名さん
[2012-09-25 16:15:46]
>267
押入れの中などカビたりする場所はありませんか? |
275:
匿名さん
[2012-09-25 16:24:43]
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276:
匿名さん
[2012-09-25 17:05:41]
>270
高高は閉塞感が生じる可能性が有りますので季節の良いときだけ古民家利用が良いと思いますが? 高高は油断すると、すぐに食料の残材にカビが発生しますので要注意です。 昔はカビ、菌が寒さより恐ろしかったので夏を旨にしたと思います。 |
277:
匿名さん
[2012-09-25 17:06:23]
いいですね。とても味わい深い立派なお宅ですね。最近は古民家再生を手掛ける方が増えてきましたので、現代の生活に合わせて修繕すれば、建て替えるよりもいい家になると思います。
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278:
匿名さん
[2012-09-25 17:09:31]
>276
新しい角度からの家造りの提案ですね。とても興味深いです。 |
279:
匿名さん
[2012-09-25 17:21:12]
そういうば某一条のお宅に住んでいる方が、高高の家は屋内はどこも温度が一定でヒートショックの心配もなく過ごしやすいが、外との気温差が大き過ぎて、出不精になったり、外出しても気温差で体調を崩し易いと言っておりました。これは通販番組で言うところの『あくまで個人の感想です』レベルの意見なのでしょうか。一般的、と言うか統計的にはそういうことは少ないんでしょうか。
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280:
匿名さん
[2012-09-25 18:48:27]
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281:
匿名さん
[2012-09-25 19:08:06]
>279
逆の意見も有ります、数分ですが外が寒いことを忘れ薄着のまま外に出る事が多いです。 体が芯から暖まっていると短時間では苦になりません。 高高で無い場合で炬燵等に入っていると出不精になると思います。 家で寒さを感じないと活動的になり外出する気になります。 >気温差で体調を崩し易いと言っておりました。 何日も外出しなければ有るかも知れません?普通は出入りの激しい場合と思います。 高高でないと気温と輻射(壁等からの熱)の温度差が大きいので体調を崩し易いとの話も有ります。 |
282:
匿名さん
[2012-09-25 20:31:13]
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283:
匿名さん
[2012-09-25 21:02:22]
>281
その方は幼稚園の送り迎えや、ゴミ出し、犬の散歩、買い物等、頻繁に外出しなければならないことが多いらしいです。極力外出したくないらしいですが。でも、ちょっと極端な意見なんでしょうかね。 |
284:
匿名さん
[2012-09-25 21:04:28]
>280
冬仕様、夏仕様の家を2軒建てたってことですか?それはまた贅沢な。よだれが出ます。 |
285:
匿名さん
[2012-09-25 22:20:08]
>259
建物が柔構造なら断熱も柔構造にするでしょうよ。 |
286:
匿名さん
[2012-09-25 22:23:10]
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287:
匿名さん
[2012-09-25 23:04:31]
>269
じゃ、我が家の納屋も。110年もので少し傾いています。 |
288:
匿名さん
[2012-09-25 23:14:00]
>285
柔構造の断熱材で高気密高断熱はハードル高い。施工が難しい。 |
289:
匿名さん
[2012-09-25 23:15:45]
>287
石場建ての土台がはずれかかってる、免震の方が良さそう。 |
290:
匿名
[2012-09-25 23:18:11]
それもこれも柔構造ですから。
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291:
匿名さん
[2012-09-25 23:19:48]
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292:
匿名さん
[2012-09-27 21:40:06]
伝統工法推進派(多分あこがれ)の書き込みが止まっちゃいましたね。
実際の写真を出して伝統工法の酷さを突きつけられるとグーの音も出ないんでしょうね。 |
293:
匿名さん
[2012-09-27 21:48:32]
伝統工法の家って実際に住むと大変だからね。
地震で倒壊はしなくても2階だと洒落にならないくらい揺れるし漆喰は剥がれるし壁に隙間は空くし良いことないよ。 |
294:
匿名さん
[2012-09-28 11:19:50]
伝統工法の現代仕様の家です。
さすがに土壁ではなく、断熱材も入っているので、 正確には伝統工法とは言わないのかもしれませんが、 寒くも無く快適に暮らせてますよ。 太い柱で渡り顎の木組みなので、地震でもそれほど揺れません。 友達の家はプレカットの軸組みらしいですが、 本当か嘘か分かりませんが、風で家が揺れるそうです。 風が強い日に我が家に遊びに来たときにそんなこと言ってました。 わたしは大好きですよ。柱が現しになってる伝統工法が。 きちんと手入れをすれば色艶が増すし、それだけ愛着も湧きますし。 うえの写真は手入れが悪いだけです。修繕も怠ってます。 30年前後の在来軸組みだって、手入れがされてない家は酷いもんですよ。 伝統工法に限ったことではないですよ。 どんな家も住む人の心ひとつです。 |
295:
匿名さん
[2012-09-28 11:46:23]
>294
伝統工法もどきですか、高高の出来ないと在来軸組と何が違うのか理解できません。 現在は高気密を維持できなければ家の価値は無いも同然です。 高高住宅でも新潟地震で高気密が失われ、悲惨なようです。 伝統工法の倒壊しなければ良いの考えは通用しません。 |
296:
匿名さん
[2012-09-28 11:48:22]
>294
土壁が耐力壁になってるのに無くて大丈夫ですか。 >うえの写真は手入れが悪いだけです。修繕も怠ってます。 5代も前の爺様が建てたボロ家なんて修繕する気にもなりません。 それに古民家再生なんかすると同じ大きさの家を建てるよりもかなり高くなります。 |
297:
匿名さん
[2012-09-28 12:28:31]
>295
家の価値の受け止め方は人それぞれです。あなたが高高を求めるならそれはそれで良し。気密性のない家を価値がないと言い切る必要などありません。 |
298:
匿名さん
[2012-09-28 12:34:28]
伝統工法でも実際に住むのならば次世代省エネくらいクリアしておいた方が良いですね。
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299:
匿名さん
[2012-09-28 12:39:34]
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300:
匿名さん
[2012-09-28 12:50:21]
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伝統工法のコスパはどうなの?最低じゃないの?
高気密C値0.5以下 高断熱Q値2.0以下の家は伝統工法で作れますか?
是非あなたの考えを聞きたい!