住宅の設計や現場管理を得意としている一級建築士です。
このHP 施主さんの気持ちがや悩みがわかってとても参考になります。
なにかわからないことや 困っていることがあったら聞いてください
一生懸命 お答えします。
よろしくお願いします
(営利目的ではありません。基本的にはこのスレッドの中だけで簡潔とします)
[スレ作成日時]2007-06-26 00:05:00
建築士です なんでも聞いてください
323:
ダッチ
[2007-08-19 23:53:00]
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324:
316
[2007-08-20 14:08:00]
建築士さん、316です。
いつもお世話になっています。 工務店は、何でも話しを聞いてくれて、 すぐ対応してくれています。 その意味では不満はないのですが、あまりに ミスが多いので少し落ち込んでいます。 ガイコウについても話をしました。 ようやっと絵を書いてくれましたが、 外壁の色が決まっていないので、絵が出来 なかったといっています。 その他の項目についても解答を作ってくれています。 表面上はうまくいっています。 私としても言い過ぎた面があると思っていますが、 初めてで最後のことですから、少し神経質になっています。 これからも工務店とはうまく付き合って行きたいと 思っていますのでまた何かありましたら よろしくお願いします。 |
325:
夏休み
[2007-08-20 17:04:00]
はじめまして。
大手HMで新築して2回目の夏を迎えていますが 、屋根からの輻射熱のせいか、2階は常に35℃を越える状況に毎日まいっています。特に西日が当たる午後は蒸し風呂かサウナのようになってしまいます。 屋根が陸屋根の為なのか、断熱性能が悪いのか(屋根:グラスウール10K100mm、壁:グラスウール10K75mm)だと思うのですが。 何か輻射熱を抑える方法はないのでしょうか? |
326:
建築士№265
[2007-08-20 23:32:00]
No.321 様
お返事が遅くなり申し訳ありません。 >木造2x4なのですが、雨が心配です。 >大工工事中で濡れてはいけないタイミングを教えてください。 2×4の弱点として確かに施工中の雨に弱い という点が上げられます。仕上げ工程であるフローリングや石膏ボード 断熱材などが濡れるのはもってのほかですが、構造合板の段階で濡れることは覚悟しなければなりません。構造パネルが濡れても、長時間でなく、乾燥が充分されれば問題はありません。ただ釘がさびてしまうと所定の強度が出ないので、SUS釘であればいいのですが鉄釘の場合は注意が必要です。 最近は進んだビルダーは工場で相当な部分まで組み立ててて一気に棟上げしたり、養生を相当厳重にするようです。 |
327:
建築士№265
[2007-08-20 23:41:00]
No.323 by ダッチ 様
>高基礎にするか盛土にするか悩んでおります >少しでも日当たりが良くなればと思い、家自体を上げることになりました ということですが、盛土のほうがお勧めです。基礎が高いと、地震時の水平力が働いたときに危険側であること、掃き出し窓と地面の高さが高くなり、出入りが不便であること、場合によっては型枠が特注になる ということがあげられます。 |
328:
地元不動産業者さん
[2007-08-21 00:09:00]
建築士殿
質問ですが、お客様に「私たちは素人なんです。あなたはプロでしょ?・・・で、どうしてくれるんですか?誠意を見せてください」という類のお客様への対応はどうされてますか? 例えばスレもたっていますが、隣家の給湯器の廃熱口がリビングの窓の前とか、室外機がどうのとか・・・ 私からしたら、最終承認したのはあなたでしょ?といいたくなる場合が多々ございますが。 ぐちっぽくてすみませんが |
329:
建築士№265
[2007-08-21 00:34:00]
No.325 by 夏休み 様
2階が35℃を越える というのは実は我が家もそうで、窓を閉め切って、おそらく40℃近くになります。 無垢材の調湿のおかげでからっとしているせいか、不快ではありませんが さすがに夏の午後は根性がないと入られません。 とりあえず我が家で実施している対策を書きます。 1 窓を開けて通風をとる。 3階の窓の近くに扇風機を置き、窓のほうに向けて運転します。 1階から風を入れて、3階の窓から抜けるようにしています。 注意点としては家の周りの風の向きに逆らわないことです。 1階に打ち水をすると効果的です。 換気扇も運転し熱を逃がすことが大切です 2 窓から直射日光を入れない 窓の外で日差しをさえぎるのが基本 窓の外にヨシズをかけたり 雨戸を2/3くらい閉める (通風確保のため窓は開けておく) 窓に遮熱フィルムを張る という手もあります。 3 暑い場所から避難する 我が家では暑い3階を放棄し、夏は1階で生活しています もっとも省エネ効果抜群です 4 予算がかかりますが壁をあたためないように、壁にネットを張ったり 遮熱塗装をしたり ということも考えられます 5 熱源を減らす PCやテレビ 発熱電球など家電製品からの発熱もありますので できるだけ熱を持つ電化製品のコンセントを抜く 蛍光灯ランプに交換する ということも大切です ちなみに我が家は 壁=ガルバ鋼鈑+ダイライト+ポリエステル断熱材(16k 100mm) 天井 勾配天井 ガルバ鋼鈑+ウレタンフォーム80mm+杉天井 です。冬は暖かいのですが、夏は一度あたためられた断熱材の熱気がなかなか抜けず、遮熱フィルムを入れればよかったなと反省しています。 将来は遮熱塗装をしてみようと思っています。 また屋根は少々重くなりますが、ガルバよりは瓦のほうが断熱性 遮音のほうも良いと思います。 今年の夏は、外断熱の家やエアサーキットの家はどうだったんでしょうかね。地球温暖化時代の家作りを考えると、高気密断熱で冬暖かいというより、いかに夏を快適に過ごせるのか というのが重要になってくるのかも知れませんね。 |
330:
購入検討中さん
[2007-08-21 23:49:00]
建築士殿 教えてください。
現在、150坪の畑に、家を建てる計画をしております。 道路から、50cmほど低いので、盛土をするのですが、 せっかくの畑の黒土がもったいないので、黒土を一旦、除けておき 山土等で盛土、その後、黒土をかぶせようとと考えています。 黒土をよける為に30cmほど掘るとおもうので、 合わせて80cmほどの盛土と同等になるとすると、 地盤改良の必要が出てくるのでは無いか心配です。 現状の地盤を調べてみないと分からないとは思いますが、 経験上、80cmほどの盛土をしたら、地盤改良が必要でしょうか? 工務店には、地盤改良の確立が上がるので、現状から50cm盛土をした方が 良いのでは?と言われています。 以上、宜しくお願い致します。 |
331:
建築士№265
[2007-08-22 06:31:00]
No.328 by 地元不動産業者さん へ
室外機や給湯器などの位置による不具合ですが、完璧にそのようなことが避けられればよいのですが、うちの会社でも担当者は人間なので、そのような不具合は結構出ています。ミスは素直に謝り、多少の変更で対応できる場合は担当者が判断して変更しています。金銭保障はしたことがありません。たまにそのような要求をするお客様がいますが、やってしまうと癖になってしまい、ことあるごとに不具合を見つけてお金の要求をするので、お客様にとってもよくありません。 |
332:
建築士№265
[2007-08-22 22:25:00]
No.330様
一般的には黒土は園芸などには最適ですが、住宅の地盤としては締まりにくく、適してはいません。黒土を残したままで、その上に盛土をするのは避けるべきです。黒土を除去した上で盛り土をすると80cmとなり、地盤改良が必要か ということですが、黒土の下の地盤が良好であれば、盛り土は山砂などを用い充分な締め固めを行えば改良無しでも可能です。 |
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333:
330
[2007-08-23 21:38:00]
建築士殿 非常に参考になりました。
ありがとうございました。 |
334:
ビギナーさん
[2007-08-23 21:48:00]
建築士殿
工務店で木造で家を建てる予定なのですが、 ダイライト構造の家と、軸組み構造で迷っています。 ダイライトにすると、50坪で35万UPと言われているのですが、 それだけの費用をかけるだけの価値があるのでしょうか? 私が思いつくメリットは、 火災保険が安い。 開口部の制限が緩い。(筋交いが無い分) 強度が強い? です。 ダイライト構造のメリット、デメリットを教えて頂けないでしょうか? |
335:
築士№265
[2007-08-25 04:28:00]
No.334 by ビギナーさん へ
自分もダイライト工法の家に住んでいます。 間口7m 奥行き8mの小さな家なので 外壁に張ったダイライトだけで、ほとんど耐震壁量を確保できました。 メリットとしては ・筋かいが少なくなるのでプランの自由度が高い ・家全体をダイライトで囲うので、高気密高断熱にしやすい ・合板と違い、ホルムアルデヒドの放散量が少なく、 いやなにおいがしない。 ・合板と違い透湿抵抗が低いので、壁内の湿気が外に逃げやすい (壁体内結露が防止できる) ・筋交と違い、耐震壁に計上できない部分(窓の周囲など)も張るので 家全体の強度が上がる デメリットは ・施工中 粉が近隣に飛び迷惑をかける ・重いので施工が大変 欠点ではありませんが、施工に当たっては、決められた仕様の釘を 決められたピッチで打つこと。釘頭がボードにめりこんでしまうと 所定の性能を発揮しないので釘打機の圧力をきちんと調整すること、 不用意にスリーブ穴などを開けないこと が大切です。 50坪で35万円UPということですが、それなりのメリットはあると思います |
336:
入居予定さん
[2007-08-25 13:01:00]
建築士№265様
>釘頭がボードにめりこんでしまうと >所定の性能を発揮しないので釘打機の圧力をきちんと調整する うちはノボパンSTPでしたが、釘が1ミリほど板にめりこんでいました。 ある本を読んで、これがよくないことは知っていたのですが、 監督に確認しても「問題はないです」みたいなことを言われて そのまま施工が続いていきました。 引き渡しまで1ヶ月を切っているので、今さら直してもらおうとは 思いませんが、「構造用合板に釘をめり込ませてはいけない」という 具体的な根拠を、どう示せばよかったのでしょうか。 |
337:
匿名さん
[2007-08-25 20:50:00]
>>317
スレ主の意向がありますので、見積の数字は出しませんが、 スクリューパイル、径250というと、AK社のEZ工法を指していると思います。 これであっていますでしょうか? あっている場合、以下お読みください。 その工法で、径がφ250というのは先端の羽根径の事で、軸径(杭本体の鋼管径)がφ114.3の杭です。 その場合、杭長16mというのは工法の認定外の長さです。この長さの施工は出来ません。 図面に書いてあるのでしょうか?再確認してください。 また、補足ですが杭に限らず建築(土木)の見積というのは、その現場ごとの金額です。 例えば搬入路が狭かったり、敷地が狭かったりすると大きな物が運べないので小さく、少しずつ運ぶために金額が膨らみます。杭の長さもそうですが、生コン、鉄筋、木材、みな小運搬となり高くつきます。 特に杭は重機作業ですから、現場によって重機も選ばなければなりません。施工条件で重機も特殊な物になると高くつきます。 そのあたりの事もありますから、金額が妥当かどうかの質問には答え辛いですね。 |
338:
建築士№265
[2007-08-26 07:50:00]
No.336 様
耐震壁の釘について、めり込んでしまうと所定の強度が取れない ということ もろもろその他、施工上の注意点は施主さんから 注意するものではありません。これはどうなんですか?と 初期段階で質問することが効果的です 「あ この人は良く知っているな。気をつけなくては」という気持ちに監督がなります。 |
339:
たか
[2007-08-26 09:31:00]
教えてください。
ロフトを検討中なのですが、断熱材に悩んでいます。 カネライトの性能がよさそうなのですが、 カネライト50mm厚はグラスウールでは何mm厚に相当するのでしょうか? |
340:
337
[2007-08-26 11:32:00]
>>317
337の補足です。 先の回答は工法を限定しましたが、一般に小径鋼管杭の施工長さは軸径の130倍が限度です。 世の中に「ナントカパイル」、「ナントカ杭」、と似たような工法が山ほどあり、全てを把握しているわけではありませんが、どの工法でも同じ数字だと思います。 また、取得認定によって、先端土質が砂・礫質地盤か粘性地盤かでも長さは変わる場合があります。 ですから、今回の場合、軸径114.3ならどの工法でも不適格で、鋼管の次の太さ139.8に変更になると思います。 これでも先端が粘性土だと認定外となる可能性もありますが。 |
341:
ピットブル
[2007-08-26 20:55:00]
ご無沙汰しております。
その後、基礎が完成しました。 いくつかの気になる部分の経過を報告させていただきます。 1.立ち上がり部分のかぶり厚不足について。 根戻ししても鉄筋自体が横に平行移動するのではないので、鉄筋下部のかぶり厚を確保できるようにスラブの上に10cmのコンクリートを余計に打設してもらいかぶり厚を確保しました。 2.剥離剤をスプレーでかけたので立ち上がりの鉄筋に付着している件について。 一部基礎を破壊し鉄筋とコンクリートの状態を見ました。現場監督である大工さんによると大丈夫とのことでした。ただ、自分からすると、比べる対象が無かったので良し悪しの判別が正直付きませんでした。 削岩機でコンクリを砕いたあと、鉄筋付近を手で擦るとコンクリがポロポロとれ数回擦ると鉄筋だけの状態になりました。通常、コンクリは鉄筋から手で擦るとはがれるものでしょうか? 3.コンクリートの強度について。 まだ、コンクリが完全に固まってはいないようなので、時期をみて一部くりぬいて試験するそうです。ただ、どこで試験をするのか聞いていません。各地に検査場みたいな機関があるのでしょうか? 4.立ち上がりの鉄筋が15cm間隔のところにアンカーボルトをがくるのでさらに間隔が密なところがあり、コンクリート不足の懸念について。 鉄筋は多い分には問題ないとのことでした。 5.以前質問させていただいたスラブの平らさについて。 現在、自分で散水しているのですが、水溜りが出来る場所と出来ない場所の2つに別れている状態ですが、問題あるのでしょうか?以前のご回答では、コンクリを打設すれば水平になるのでないか?ということでしたので、自分の基礎に何か問題があるのでは無いか?と考えています。 全体的によく出来ている基礎だということですが、このまま進めていくより第3者に評価してもらおうと、建築士協会に相談したのですが、紹介先の業者の方は、これは法的な問題が絡んでくる恐れがあるので検査しにくいとの回答でした。こういった場合、第3者機関を探すことは難しいのでしょうか? 長くなってしまいましたが、よろしくお願い致します。 |
342:
匿名さん
[2007-08-27 22:19:00]
すみません質問させてください。建築確認申請がおりた後で、建物を実際の図面より10cm程ずらして建てることってかのうなのでしょうか?打ち合わせの段階で設計士の方からそういうことが出来なくは無いという感じで言われていたのですが(ホントは良くない事だと言われてました)、こういうことって良くあることなのでしょうか?実際、寸分の狂いも無く建てる事って可能なのでしょうか?もし、少しずらして建てたとして後々問題にならないのでしょうか?
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地盤調査の結果、固い地盤で、土地の周辺は高低さもさほど無い土地です。西側道路の為(三方向家)少しでも日当たりが良くなればと思い、家自体を上げることになりました。標準の基礎450mm+150mm=600mmの基礎にするか、GL自体を盛土で150mm上げるか迷っています。工事監督の方や建築士の方は、盛土の方を進めているのですが、どちらの方が地震や雨に強い、土台に良いでしょうか?