建築条件付きを検討中ですが、耐震等級1のようです。
皆さんの場合は、どうですか?
[スレ作成日時]2008-06-03 21:11:00
注文住宅のオンライン相談
やっぱり家を建てるなら 耐震震等級3 必要?
23:
匿名さん
[2008-10-05 21:49:00]
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24:
匿名さん
[2008-10-06 01:36:00]
耐震等級イコール地震に対する強さですから、こだわった方がいいですよ。
耐震等級3が取れないような建築業者には消えてもらった方がいいですね。 |
25:
匿名さん
[2008-10-06 11:43:00]
仕様書と図面には性能を記載されるべきなのですね。いいことを聞きました。ありがとうございます。
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26:
八右衛門
[2008-10-06 12:45:00]
>24さん
耐震等級3が取れないHM、もとい、工務店は結構あるみたいです。 小生もそういったところに対しては、壁倍率を増やすこと、まじめに計算書を作成することを指示しました。結局採用しませんでしたが。 大手HMに耐震性能にこだわった家を作りたい旨を伝えて、色々検討してもらったのですが、耐震等級とは、定められた荷重による壁量による計算だけであって、本当の地震に耐えられるかどうかの目安にしかならないようです。 制震部材入れても耐震等級は上がらないけど、明らかに地震に対して強くなる。 制震部材を入れる価値を説明できるHMは、耐震等級3を取れるところだとは思いますが。 |
27:
匿名さん
[2008-10-06 12:47:00]
耐震等級3取りたかったら、間取りも大幅に制限されても文句言わない事ですね!
大空間に吹き抜けに大開口の間取り要求して、これで耐震等級3取れる設計しよ!なんて わがまま過ぎですから・・・ |
28:
匿名さん
[2008-10-06 12:49:00]
構造計算入れれば良いんでない?
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29:
匿名さん
[2008-10-06 13:02:00]
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30:
匿名さん
[2008-10-06 18:26:00]
>>26
ある意味で制震信仰者なのですね。 制震部材入れても耐震等級は上がらず、可動部分があるために損傷自体は防げず、 少しだけ倒壊しにくくなることが期待できるだけですよね? それを「明らかに地震に強くなる」という誇大な表現はまずいです。 いくら一発で倒壊しなくても、損傷したら、建てる時より かなり割高のコストをかけた修理が必要になりますが、制震は コストがかかるわりに損傷に対する耐震性能は上がらないため、 業者は儲かるかもしれませんが、お客様にとっては迷惑かもしれません。 気付かぬうちに損傷部位から雨水が浸入して壁内が腐朽して 住めない家になっていると、次の地震が怖いですね。 お客様からの間取りの要望に応えても耐震等級を下げないように努力し、 もし下がりそうなら、事前にちゃんと説明して納得してもらわないと、 契約の不履行で支払いを拒否されたり、地震で損傷したときには訴えられますよ。 |
31:
八右衛門
[2008-10-06 22:42:00]
>>30様
ある意味、小生は制震部材信仰者かも(^^) 小生も最初は公的な耐震性の指標が耐震等級しかないゆえ、耐震等級を上げることばかり考えていました。 ところがよく考えると、地震によって横方向の力が掛かると当然建物が変形するのですが、耐震等級はそうならないことを前提に等級付けされます。制震部材は変形することを前提に、変形量を少くすることを目的としています。 剛直堅牢な家はなるほど変形しがたいですが、変形したら最後、破壊しないまでも元に戻りません。ダンパーのような働きをする制震部材は変形そのものを抑えるため、致死点には至りにくくなります。 即ち、制震部材は耐震等級を上げるより損傷に対して有効なようです。一発で倒壊するような巨大地震が来るなら、耐震等級をあげた方がよいですが。 もちろん耐震等級3かつ制震部材ってのが、いいんですけどね。 |
32:
匿名さん
[2008-10-07 09:59:00]
>>31さん
制震部材が効くのは、柔構造だけです。 ブレースで支える軽量鉄骨などでは、地震が発生したときの振動の増幅率が大きいので効果的です。柔構造では地震時の最大変形量が、剛構造に比べて大きいので、大きく躯体が変形したときの対策は重要です。 一方、最近の木造住宅の多くはツーバイ、軸組共に面材で支える剛構造をとっています。この場合は躯体の最大変形量は少ないですが、その分、地震時の加速度を大きく受けます。なので、最大耐力を大きく取ることが重要になります。なので、制震部材を入れても効果はありません。制震部材の効果が出る程までの変形が起こさない対策が重要です。なのに、パネル工法で制震部材を売りにしているような酷いHMもありますが…。 結局は、地震対策は構造によって、どこが重要かが変わってきます。 制震部材とは、そのようなものです。 |
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33:
八右衛門
[2008-10-07 12:54:00]
>>32さん
耐震等級1って大丈夫でしょうか?ってスレに地震周波についての説明がありました。 剛構造でも建物の固有振動数が地震の周波数に近いと破壊しやすくなります。 剛構造であっても制震部材を入れると建物の固有振動数が長周期になるので、有効ではないでしょうか? また、剛構造でも破壊に至る前には制震部材が有効になる変形量に達しますので、効果はかなりあると思います。 確かに面材で支えない軸組や軽量鉄骨は、2バイのような剛構造よりも制震部材の効果は大きいですね。 |
34:
匿名さん
[2008-10-07 12:57:00]
柔構造に制震が有効なら、伝統工法にぴったりって事かな?
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35:
匿名さん
[2008-10-07 13:11:00]
>>32さん
制震部材は変形量が大きい時に初めて効果が出ます。 剛構造で制震部材が働くほどの変形が起こったら、その段階で既に耐力壁はボロボロです。 何センチ程度の変形が起こったら、耐力壁が機能を果たさなくなるか考えてみて下さい。 耐力壁が効かない状態で、制震部材だけで建物の揺れを支えられますか? 制震部材は柔構造において、補助的に加えるから初めて効果が出るのです。 |
36:
物件比較中さん
[2008-10-07 14:55:00]
耐震等級1の軽量鉄骨セキスイハイムと、等級3だけど安い飯田産業では、
普通に住んでいる上での耐久性(経年変化)はセキスイが上で、 大きな地震が来た場合は飯田の家の方が耐えられる? |
37:
八右衛門
[2008-10-07 19:48:00]
>>35さん
想定される変形量と荷重で、制震部材は選ばなくてはなりません。 よく変形する鉄骨ブレース用○ーカスや、剛構造の木質パネル用エム○オなんかが有名ですね。 エム○オも剛構造なのになんでまたそんな商品を、と思いますが、少しの変形量をテコの原理で拡大してから、制震部材を組み込むやり方をしています。 >>34さん 伝統工法用の制震部材もあります。 さすがに平安時代からあるような建物に使われてるかどうかは判りませんが、現在の木造軸組構造に近い神社仏閣では後付けで補修工事とともに付けられることもあります。 但し、荷重に対してよりよい制震部材を選ぶのは大変です。神社仏閣を修理するプロジェクトレベルならいざ知らず、個人の家なら計算済みの大手HMの制震装置をお勧めします。 |
38:
匿名さん
[2008-10-07 23:19:00]
セキスイハイムの鉄骨で1はないでしょ…
ユニット自体が耐震性を持ってて、それを組み上げでも等級3が標準なはず… |
39:
八右衛門
[2008-10-08 00:11:00]
軽量鉄骨セキスイハイムって?
セキスイハイムは重量鉄骨ではありませんか?軽量もやってましたっけ? 積水ハウスは軽量鉄骨やってるけど、間違えたかな? 確かに積水ハウスで見積もった際、標準モデルなのに耐震等級1というのが出てきたことがあります。 |
40:
住まいに詳しい人
[2008-10-08 00:24:00]
>>39
釣りかもしれませんが、真面目に釣られてみますね。 セキスイハイムは木質系のセキスイツーユーホームと鉄骨系のセキスイハイムに分けられます。重量鉄骨はありません。 木質系は2×4や2×6のユニットで、鉄骨系は軽量鉄骨のユニットです。ハイムのような軽量鉄骨のユニットを扱う有名メーカーは、他にトヨタホーム、ミサワホームがあります。 一方の積水ハウスは木造、軽量鉄骨、重量鉄骨と取り扱っています。 一般住宅は木造か軽量鉄骨、3階建てや店舗兼居宅といった(開口部を広く設ける場合等の)特殊な建物は重量鉄骨が多いです。希望すれば2階建ての一般住宅も重量鉄骨で建てられますが、基本は上記の通りだと聞きました。但しハイムのようなユニットではありません。 軽量鉄骨と重量鉄骨の扱いは、ヘーベルハウスも似ています。 |
41:
八右衛門
[2008-10-08 00:38:00]
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42:
八右衛門
[2008-10-08 00:55:00]
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43:
匿名さん
[2008-10-08 10:43:00]
>>八右衛門さん
耐力面材の釘や接着面が剥がれず体力面として活きる範囲内では、制震部材の復元力よりも、木自体の復元力の方が遥かに強いです。曲げヤングを考えれば歴然としています。 木質パネル用エム○オは、その効果を期待してのものではなく、見かけの目新しさで客を引こうとしているだけにしか思えません。さもなくば、木質フレームの接着性能の耐久性に自信が無くて、その保険で付けているかですね。 |
44:
八右衛門
[2008-10-08 12:51:00]
>>43さん
そうなんですか。見せかけるだけのために、あれだけ沢山の実験やシミュレーションをやるとも思えませんが。ただでさえ、経営が苦しそうなのに。 エム○オの設計思想を当事者に聞きたいなあ。 ところで、小生が振っておきながら申し訳ないのですが、耐震等級3が必要かのスレなのに脱線させてしまいました。すみません。 小生は耐震等級も大事だけれど、制震部材を入れる選択肢がある旨をご紹介したかっただけです。 制震部材信仰者ですから(^^) |
45:
匿名さん
[2008-10-08 13:05:00]
>>八右衛門さん
ミサ○のホームページを見てみましたが、比較しているのは、柔構造の鉄骨のブレース工法との比較で、同じ剛構造でエム○オの有無での効果の比較はありませんね。物理的に考えれば明白なのですが、結局はそんなもんです。 スレ違いすいません。 |
46:
匿名さん
[2008-10-08 13:21:00]
スレ違いかもしれないですが、わからないことがあるので教えて下さい。
ユニット系の軽量鉄骨の組み上げに関してですが、ユニット毎に耐震性があることまでは理解できるのですが、それらを組み上げるときの接合部には大きな力が集中すると思うのですが、どうなっているのでしょう。 重量鉄骨ではボルトなどの接合では弱いので錆びさせて摩擦抵抗を大きくすることで対応していると聞いていますが、軽量鉄骨では1mm錆びただけで耐力は激減するので錆は大敵ですよね。錆を使わずに一体どのように抵抗を上げて接合しているのでしょう。一番気になるところですが、ホームページを見ても明確に書かれていません。 わかる方は教えて下さい。 |
47:
八右衛門
[2008-10-08 18:41:00]
>>45さん
ミ○ワのエ○ラボにて、木質パネル同士で制震部材の有無の差が判ります。 棟別に地震周波による揺れの比較も出来、前述の数センチレベルの変形量制御や制震部材導入による固有振動数の変化まで見れます。 ミ○ワの営業さんが満足させるような説明ができるとは思いませんので、自分で物理知識を持って見ないと理解しにくいかもしれませんが。 当然ホームページでは他社との優位性を書くでしょうから鉄骨ブレースとの比較しか載せんのでしょう。 彼らは制震部材ではなく木質パネルを売りたいんですから。 またまたスレ違い、すいません。 |
48:
サラリーマンどん
[2008-10-08 20:40:00]
我が家はコロニアルが嫌で瓦にしたら等級2になった。
実際、いくつかのHMで等級3と言っている所、等級3相当だと言っている所は 計算してみると2以下というところが多いよ 計算書あればまだマシだな |
49:
八右衛門
[2008-10-08 23:00:00]
>>サラリーマンどんさん
小生は耐震等級上げるため、外壁材の選択肢を狭められました。 建物はできるだけ軽く作らないと駄目みたいですね。 重心も低くして。 |
50:
いつか買いたいさん
[2008-10-09 00:15:00]
>>43 >>44 ミサワはそんな**ではありませんよ。木質パネルはかなり剛性が高いですが、MGEOはさらに剛性が高く、パネルの降伏変位より小さい変位で効くようになっています。MGEO一枚で無開口の木質パネル4枚分以上の等価剛性、減衰性能があるようです。建築技術2006年4月号に詳しい実験データがあります。
ミサワのパネルは最大耐力はかなり高いけど、限界を超えると脆いようですね。 1/50くらいの変形量でもうほとんど耐力ゼロに落ちます。 脆いといわれるダイライトでもその倍くらいまで粘ります。 そこらへんに一抹の不安を持っているのでMGEOを薦めているのかも?? 話は変わりますが、最近ネットで読んだ論文によると、石膏ボードや窯業系サイディングが相当耐震性能がよいらしいですね。 瓦屋根総2階の建物(耐震等級1=壁量46)に換算すると、石膏ボード耐力壁仕様(倍率1)だけ使って壁量22程度で神戸海洋波に耐えるようです。 同様の実験を構造用合板(倍率2.5)でやると、壁量41でも神戸海洋波には耐えられないらしい。 耐力壁単体に積載荷重載せて揺らした、ちょっと特殊な設定の実験みたいですが。 |
51:
いつか買いたいさん
[2008-10-09 00:24:00]
>>49 外壁材は、窯業系サイディング12ミリ横張り の性能しかわかりませんが、
かな〜り粘り強いらしいです。1/14位の変形まで耐力が増え続け、最大耐力は2つ割り筋交い(倍率2)と同程度までいくらしいです。 もちろんそこまで家が変形したら大変ですが、倒壊までの余裕を稼ぐという意味はありそうです。 モルタルだともっと小さな変形で完全に剥がれ落ちるのではないでしょうか。 もしかして横張りにするのが粘りの秘訣なんだろうか? |
52:
八右衛門
[2008-10-09 00:42:00]
>>いつか買いたいさん
石膏ボードや窯業系サイディングが耐震性がよいのは初めて知りました。 なぜいいのでしょう? 共通なのは、変形しにくく、脆い、剛の素材ですね。 あと、神戸海洋波って何か教えて頂けませんか? 阪神大震災の地震波のことでしょうか? |
53:
八右衛門
[2008-10-09 00:55:00]
>>いつか買いたいさん
耐震等級を上げるため、小生が外壁材の選択肢を狭められたのは、材質ではなく、主に厚さです。誤解を招いたみたいで、申し訳ないです。 ちなみに、壁にサイディングを釘で打ち付けるだけで効果あるんでしょうか? うまく力が分散するのかな? 効果あるならぜひやりたいですね。 |
54:
いつか買いたいさん
[2008-10-09 00:55:00]
>>52さん すみません、理由はよくわかりません。。
神戸海洋波は 阪神大震災のときに神戸海洋気象台で観測された地震波です ちゃんと残っている記録としては最大の加速度818gal 最大速度90kine(だったかな?)を記録していて、振動台実験などでもよく使われています。 でも実は、神戸海洋気象台付近はそれほど目立った被害がなかったので、震度7ではなく6強になるのだと思います。 記録が残っている中ではJR鷹取駅(震度7)で観測された地震波が 最大加速度666gal 最大速度149kineでこちらのほうが破壊力は強いそうです。最大速度のほうが建物への被害と相関が高いとか。 東灘区などのもっと被害が大きかった部分はいったいどれくらいの揺れだったのかわかりませんが・・・ |
55:
いつか買いたいさん
[2008-10-09 01:06:00]
>>53さん 外壁を仕上がれば、その分重くなりますが、通常それ以上に家の強さは上がるようです。
ALCなどの重い外壁だと重くなるデメリットのほうが大きいと思いますが。 そこらへんもネット上で論文で見たのですが、あとで探してリンクはっておきます。 |
56:
八右衛門
[2008-10-09 01:07:00]
いつか買いたいさん
丁寧なご説明ありがとうございました。 小生、阪神大震災で被災した身なので、地震に対して強い家にしたいと思ってましたので、それなりに情報を集めてましたが、こういったスレでもかなり勉強になります。 皆様ありがとうございます。 |
57:
55
[2008-10-10 00:21:00]
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004839928/
右上のCiNii PDFをクリックすると、本文が読めます 耐力壁が負担しているのは最大50%程度で、石膏ボードやサイディングが残りの半分以上を負担しているようです。 耐震性を負担するのは 1、耐力壁(筋交い、合板、鉄骨系だとブレースなど) 2、内装(石膏ボードなど) 3、外壁(モルタル、サイディングなど) で、木造軸組みの場合は1+2(耐力壁+準耐力壁)で基準法の1.5倍あれば等級3 3の外壁に関しては、計算外の余力扱いということになると思います。 外壁をどうやってとめつけるかによって強度は変わってくるでしょう。 地震の際に建物が変形しても外壁が傷まないように、躯体に緊結しないような仕様だと、 外壁による耐震性のアップはあまり望めないかも。 鉄骨系の場合だと、1だけで基準法の1.5倍で等級3かな?? そうすると2の内装の余力分だけ鉄骨系のほうが同じ設計強度でも強くなるかも知れません。 軽量鉄骨でも内装の石膏ボードなどは相当耐震性に寄与しているらしいです。 軽量鉄骨プレハブが震度7地域でもほとんど倒壊していないのはそこらへんに原因があるかもしれません。 あと壁バランスも大事で、偏心率が0.3もあれば1.5倍程度の応力集中が起こるので、 1.5倍の壁量でも結局基準法ギリギリと大して変わらないことになったりもします。 偏心率を計算する際に、普通は耐力壁だけで考えるとおもうのですが、 耐力壁以外の要素も相当耐震性に寄与しているとなると、それらも含めた壁バランスを考えるということが必要になってくるでしょう。 たとえば北側に4枚の耐力壁(倍率2倍x4) 南側に2枚の耐力壁(倍率4x2枚) を配置した場合、耐力壁の強度を合計したものは南と北で同じ値ですが、内外装の量は北側が倍になるので 北側に偏った強度になってしまいます。 |
58:
八右衛門
[2008-10-10 01:05:00]
>>57さん
色々耐震性アップについてのお話、ありがとうございます。 小生、理屈が判らないとなかなか信じない人間でして、一点だけ、教えて頂けませんか? 軽量鉄骨は変形しやすい柔構造なのに、変形しにくい内壁や外壁が耐震性を上げるのはなんででしょう? 変形量の少ないうちに、内壁や外壁が2バイのような剛の効果を産み、内壁や外壁が破壊したあと、ブレースが構造を守るんでしょうか?(剛の後、柔) 木質パネルとエム○オ(柔の後、剛)と全く逆。 同じ等級3でも、破壊するような大きな地震では被害の出方が随分違いそう。 どなたか軽量鉄骨の耐震性について、理屈の詳しい方、教えて頂けませんか? |
59:
匿名さん
[2008-10-10 16:46:00]
ゴムが木よりも固いはずもないし、もし固いゴムがあって、それを使っているなら、ダンパーの役割を果たすわけもないので不思議で、何故制震部材が剛構造に効くのか全く理解できなかったのですが、ミサワのホームページに実験の概要が載ってました。
使用しているサンプルは、外周全てに耐力壁を貼るような2×的なモノコックに近い構造ではなくて、建物の一部にだけ耐力壁を付けたような家を使っての実験ですね。これだと耐力壁が入らない部分が大きいので、全体的に柔構造の要素が大きく低い周波数で揺れやすい構造になっているんですね。なので、建物全体としての低周波の揺れに対して制震装置の効果が出ているのだと思います。 逆に、この試験体のような家がミサワの標準だと、ミサワの構造はパネルの倍率を高くしている分、耐力壁の数が少なくしているのかと不安になりました。 |
60:
八右衛門
[2008-10-10 21:54:00]
>>59さん
ミサワの標準は木質パネル。全て耐力壁のようなものです。 小生は他社が及ばないほどの剛構造トップメーカーであると考えてます。 地震へのこだわりと実力は、国内HMでは太刀打ちできないのではないでしょうか? 将来、地震による内装クロスの破れすら無くしてみせる、なんていう大言が吐けるのも、ミサワだから許されるのかも。 また、軽い木質パネルは地震の加速度に対しても有利でしょう。 但し、ミサワはその強靱な躯体を利用して、柱の少ない広すぎるリビングルームや蔵なんかを作り、耐震性を自ら落としてしまっている点に注意。 何故かアンチミサワが多いですね。 小生も、会社としてミサワの評価は低いですが、地震に関しては脱帽する次第です。 |
61:
匿名さん
[2008-10-10 23:29:00]
私は耐震性能で建築中にもめるのは嫌ですし、
耐震性能にコストをかけて建物の倒壊や損傷がなくても 室内の家財や人の被害は防げないので、免震住宅にしましたよ。 ただし免震にすると、等級1扱いらしいですが。 |
62:
匿名さん
[2008-10-10 23:52:00]
今あるローコスト免震なんだが、縦揺れきたらどうなるんだ?
|
63:
免震くん
[2008-10-11 00:10:00]
机の下にもぐりますよ。
|
64:
匿名さん
[2008-10-11 00:41:00]
ミ●ワのパネルは粘りがないので実質壁倍率5倍程度なのではないかと思うんですがね。
最大耐力とかから壁倍率出すと10倍以上行きますけど、倒壊にいたるまでのエネルギー吸収量はあまり多くないのかもしれません。 実際、石膏ボード、サイディング、一部の垂れ壁、腰壁を撤去した状態のミ●ワの試験体では 壁倍率5倍として計算すると軽い屋根で壁量86cm/m^2程度あるにもかかわらず、神戸海洋波(818ガル)で揺らして相当大きなダメージ(あちこちのパネルで合板の剥離、固有振動数が大幅に低下)を受けたという実験結果がありますから。 建築技術2006年4月号に詳しく載っています。 |
65:
八右衛門
[2008-10-11 05:49:00]
免震を建てれた方、羨ましい。耐震等級1でも問題なしですね。
確かに縦揺れを吸収できないですが、そんな揺れにあたる確率は殆どないですし。 |
66:
匿名さん
[2008-10-11 11:02:00]
実大の建物で免震実験をしているようなところは、
縦揺れは問題ないことをうたっていますよ。 縦揺れで免震装置が壊れない限り、横揺れは吸収できるので問題ない ということでしょう(建物は縦揺れではなく横揺れで倒壊する)。 基礎パッキンのゴムを免震装置と称する業者もいたので、 縦揺れに弱いと誤解をしする人もいるのかもしれませんね。 |
67:
八右衛門
[2008-10-11 13:43:00]
免震の積層ゴムタイプは水平に変形してくれますが、垂直は逆に変形してくれません。
垂直の力のうち、圧縮荷重には極めてつよいですが、引張荷重には弱く簡単に壊れてしまう。 建物が壊れる前に免震装置が壊れるほどなので、縦揺れに弱いと言われています。 |
68:
匿名さん
[2008-10-11 16:02:00]
最初のスレに関してですが、住宅性能表示の耐震等級1というのは、建築基準法の最低の壁量レベル(建築基準法を満たしたもの)です。
住宅性能表示(設計)の場合、壁量・壁配置・床倍率・接合部・基礎・横架材のチェックがあります。住宅性能表示(建設)の場合、それらが図面どおり施工されているかをチェックされます。 上記を理解していただいた上で、巷では、建築基準法の最低の壁量レベル(建築基準法を満たしたもの)を 耐震等級1といわれることもあるようです。 しかし、建築基準法では、床倍率の概念はありませんし、基礎についてもチェックはほとんどないです。 両者の違いを把握されて検討されたほうがよいと思います。 共に、別料金がかかると思います。 最後に、建築基準法の最低の壁量レベル(性能表示なし)ですと、大きな地震で結構ダメージ出ると思います。 ただし、真■な家か、設計者が偏心率の計算でもしておいてくれれば 何とか持つかな? |
69:
64
[2008-10-12 23:36:00]
ミ●ワの実大振動実験の内容、ネット上にもありました。
建築技術2006年4月号に載っているものとほぼ同じ内容です。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004225043/ http://ci.nii.ac.jp/naid/110004225044/ あと、64に書き込んだ内容で訂正があります。 >壁倍率5倍として計算すると軽い屋根で壁量86cm/m^2程度あるにもかかわらず これはフェーズ5の実験で、建物中央部の耐力壁が二枚撤去されている状態(合計8枚)での加振なので、壁量は68.68cm/m^2でした。(家の耐震計算上の重さは、二階に積載荷重を含めて16.4トン) 壁10枚と思って計算していました。 でもミ●ワの家は品確法が想定しているより軽いので、壁量68.68もあれば16.4トンの家なら神戸海洋波程度ではそれほど損傷しない気がするんですよね。 (16.4トンで壁量68.68って言うことは、品確法で重い屋根の総2階に換算すると、壁量102になります) フェーズ4までにダメージがあったのでしょうか。あるいは特定の建物と神戸海洋波との相性の良し悪しでかわってくるのか? それか実力は壁倍率5もない可能性があるのか? |
70:
64
[2008-10-12 23:49:00]
ミ●ワの実大振動実験の内容、ネット上にもありました。
建築技術2006年4月号に載っているものとほぼ同じ内容です。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004225043/ http://ci.nii.ac.jp/naid/110004225044/ あと、64に書き込んだ内容で訂正があります。 >壁倍率5倍として計算すると軽い屋根で壁量86cm/m^2程度あるにもかかわらず これはフェーズ5の実験で、建物中央部の耐力壁が二枚撤去されている状態(合計8枚)での加振なので、壁量は68.68cm/m^2でした。(家の耐震計算上の重さは、二階に積載荷重を含めて16.4トン) 壁10枚と思って計算していました。 でもミ●ワの家は品確法が想定しているより軽いので、壁量68.68もあれば16.4トンの家なら神戸海洋波程度ではそれほど損傷しない気がするんですよね。 (16.4トンで壁量68.68って言うことは、品確法で重い屋根の総2階に換算すると、壁量102になります) フェーズ4までにダメージがあったのでしょうか。あるいは特定の建物と神戸海洋波との相性の良し悪しでかわってくるのか? それか実力は壁倍率5もない可能性があるのか? ただ実際の建物になると、石膏ボード、サイディングなどの余力がこれに乗ってくるので、やはり相当強い家なのだと思います。実験結果を見ても、サイディング、石膏ボードをそれぞれ撤去することで固有振動数が下がっています。 フェーズ1、フェーズ4のスイープ加振での固有振動数から計算すると、30gal程度の揺れの範囲では、石膏ボード、サイディングが全体の剛性の46%も負担しています。(固有周期の2乗が剛性と比例するとして計算) |
71:
64
[2008-10-13 00:44:00]
重かった〜
2重投稿失礼しました。 下のほうがちょっと長いですw ミ○ワのパネルって石膏ボードも含めたものとして設計耐力としているのでしょうかね? ちょっとその部分が今あいまいなところです。 ほかの掲示板でも質問したので、わかり次第また書きます。 |
72:
八右衛門
[2008-10-13 16:59:00]
↑詳しいレポートありがとうございます。
小生は、我が家の耐震性能として、皆さんが公的指標である耐震等級以外にも目を向けて頂けたらという思いから、スレに参加しました。(もちろん耐震等級3を薦めますが) 地震に対する家の強さについて皆さんがかなり興味や知識を持っておられることを嬉しく思います。 |
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家を建てようってのに、大人じゃなくその程度のオツムの人間が出てくるとは思わなんだ。