壁内通気層はほとんどのHMにあると思っていましたが、有名HMでも無いケースがあるようです。
セキスイツーユーホーム(木造2×4ユニット)は通気層が無く、2×6の登場で初めて設けました。壁内結露は問題無いのでしょうか?
また通気層とは一般的には外壁と透湿防水シートの間の層を指しますが、断熱材と合板の間の層を言うこともあります。
これらの層は、空気層または防湿層と書く場合もあるようです。
エスバイエルや積水ハウスは両方とも設けてあり、2重の通気が完備されているので、施工がしっかりしていれば壁内結露に関しては心配無いと思います。
また、合板類(構造用合板、ダイライト、モイス等)や断熱材の種類でも透湿抵抗の高いものと低いものとで施工が変わる(内側の層は不要など)そうです。
ネットで、ツーユー以外にも三井ホームとミサワも通気層が無いとの書き込みを拝見しましたが、本当でしょうか?大手HMの通気層の考え方について、話し合いませんか?
あまり工法を広げると混乱するので木造に限定しましょう。
[スレ作成日時]2009-03-16 00:25:00
【壁内結露は】壁内通気層の無いHMって・・・【大丈夫?】
No.101 |
by 匿名さん 2011-10-19 23:16:48
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通気層を結露対策として効果を発揮させる話をしだすと非常に複雑な話になります。
それは、換気・気密・断熱が複雑に絡んでしまうからです。 空気も湿度も基本的に圧力差で移動します。 つまり、一方向に圧力差をつけることが出来れば問題解決となりますが、事は単純ではありません。 例えば、換気ですが1種とか2種とかなんだかんだ言っても、一番流量が大きいのは台所の換気扇。 これを回すと屋内が負圧になり、気密をしていない場合は通気層があろうがなかろうが、家中のスキマから冷気を引っ張り込みます。 かと言って、日本人は炊飯に味噌汁など水蒸気出しまくりの食べ物が好きなので、使わずにはいられません。 などなど多くの理由で、結露対策は全体調整が必要で難しく、コストがかかります。 なので、質問者さんの通気層が必要か否かの問いに対しては、結露対策では通気層の効果は限定的だが、二次防水としては”あった方がいい”になると思います。 屋根の防水の件も書きたいですが、話が長くなるのでヤメます。 |
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No.102 |
屋根の結露対策にはマグ社の『通気くん』を採用してもらって、
かつサイディングでしたら通気胴縁を施せば結露対策は大丈夫ではないでしょうか。 真面目に施工してくれるビルダーを探せば、その仕様になっているはずです。 長く住める家はそれなりの費用が掛かりますので、値段だけを見ずに 構造見学会や建築中の家をみてビルダーを選んでください。 ちなみに、下請けのみ出して孫受けはしない企業はある程度信用できると思います。 下手な仕事をすれば親会社から依頼を受けられなくなるわけですから。 |
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No.103 |
皆さんこんばんは
ビギナーです。広島建設はどうですか?? |
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No.104 |
木造軸組工法(筋交い工法)の内断熱(グラスウール)にタイベック等の透湿防水シート(2次防水)を施工。
その次に通気胴縁を打ち付けサイディング等の外壁(1次防水)を施工。 透湿防水シート面から壁内の湿気を排気し、外壁通気(胴縁の厚みの部分)と言われている部分を通り外へ湿気をだしているから壁内湿気はほぼ心配ない。 木造軸組工法(構造用合板の工法)での内断熱(グラスウール)。外周に構造用合板を全面張りし、タイベック等の透湿防水シート(2次防水)を施工。 その次に通気胴縁を打ち付けサイディング等の外壁(1次防水)を施工。 透湿防水シート面から壁内の湿気はほぼ排気出来ない。 更に1・2階の床の施工方法が根太ならば根太間の隙間から壁内の通気は幾らか取れるが、土台と胴差しの天端に構造用合板を乗せて釘等で打ち付けて床を施工してしまうと外周壁、間仕切壁内、1階天井内の空気がほぼ密閉されてしまうことになる(壁内通気はほぼない)。 結果バルコニーが上にある1階居室の天井とか結露をお越している(雨漏りと勘違いする場合もあるほどです)。 2×4、6、8、10を使ったパネル工法も壁内通気はほぼない。通気用のガラリとか付けてあるならいいと思います。経験上SXLの壁体内通気が構造上良いと思います。誤認なら申し訳ないけど、SXLの壁体内通気の特許が切れたとたん、それをパクッたHMさんだってあるぐらいですからね、それにデザインまでマネしてますよね。 |
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No.105 |
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No.106 |
三菱は、ツーバイで壁内通気
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No.107 |
通気層内部で結露ってしますか?
ポタッ、ポタッ、と音がするのですが業者いわく雨漏りはしてないと言っています。業者名あげたいくらいです。 |
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No.108 |
梅雨時期の結露は怖いですよ。冬なら木材はすぐには腐らないが、夏はすぐに腐ります。
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No.109 |
新築を計画しています。壁内通気層の効果を大手HMが競っていますが、問題は普通の工務店が行っている壁内透湿がまったく無い工法である。耐震等級3を希望すると筋交いだけでは等級3にはならない。構造用合板を柱の外側に張らねばならない。合板は湿気をまったく通さないのに、その外側に透湿防水シートを貼っても意味ないことはすでに皆さん述べられている。
当地は温暖地域なので、壁内結露は心配ないとも言われています。それでもフイルム袋に入っているガラスウール断熱材だけで大丈夫でしょうか。筋交いがたくさんあるので、完璧にガラスウールを入れることは困難です。合板が結露でうっすら濡れて、それがゆっくりと乾燥しているだけではないか。 そこで考えたのが、湿気を通さないタイプのウレタン発泡材吹き付けをする。構造用合板の冷たさがウレタン表面には達しないので結露しないのではないか。壁内を通気層ではなく完全不通気材料で充填してしまえば良いのではないかと考えます。これは完璧なように思えますが、HMがしないのは費用がかかる為でしょう。 または、発泡ウレタンは高価なので薄く吹き付けて、残り部分を値段の安いガラスウールで充填する。これはウレタンだけだと後で張る石膏ボードとの密着が不完全で、その隙間の上昇気流で断熱効果が低下することを防ぐと思う。 長くなりましたが、断熱の専門家のご教授をお願いします。 |
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No.110 |
建築士です。
合板を透湿性の高い、ハイベストウッドや、ダイライトにかえれば、いいのではないでしょうか? Ⅳ地域でしたら、断熱は発泡ウレタンで、75㎜吹けば、グラスウールも必要ないかと思います。 |
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No.111 |
110レスさんへ。
ダイケンのダイライトのことは知っておりました。触ったこともありますが、シラスバルーンが入っているので叩きつけると簡単に割れます。ハイベストウッドとはノダのラスカットのことですね。たしかMDFの一種で木粉を接着剤で固めたものですよね。ともに透湿性材料といっても、透湿度の数値は小さな数値であったと記憶しています。この材料だから大丈夫と思えませんでしたので、コスト面でも構造用合板を選択しています。 おっしゃっていることを咀嚼すると、発泡ウレタンの吹き付けをやれば、透湿度ゼロの構造用合板を使っても結露の問題は起きないとの見解ですよね。 発泡ウレタンの施工費は厚みに比例すると聞いています。薄く吹くとは20mm程度で、合板が結露しない最小限の厚み。そこに100mmのガラスウールを入れると柱の厚みとなります。思いついただけなので、工務店にはまだ言っていません。2度手間で嫌がるかも知れません。最近はウレタン吹き付けが安くなったとも聞いていますので、おっしゃるようにウレタン75mmだけで良いのかもしれません。 |
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No.112 |
ダイライトが簡単に割れるってどれだけ剛力ですか?叩き付けるってどこに?
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No.113 |
ウレタンが均一に噴けないのに(まさか20mmなら20mmで全面的にカットするわけでもなし)そこに袋入りGWを押し込むのですが?押し込んだ部分の断熱欠損が酷いと思いますが。
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No.114 |
発泡ウレタンの薄吹きは頭の中だけで考えたことです。ウレタン施工されたものは見たことがあります。表面がうねっていました。大きく膨らんだところは、刃物でカットもされていました。発泡ウレタンが高いので、ガラスウールの補助材程度に使えばよいと考えたのです。ガラスウールは大工さんの追加仕事ですが、発泡ウレタンは別の業者に費用を支払うことになるからです。発泡ウレタンの薄吹きは施工が無理なことが理解できました。
ダイライトの脆さですが、コンクリートの角に思いきり叩きつけました。地震で家が壊れそうになっているのを支えてくれる構造材ですよ。そんな程度で壊れてほしくはありません。構造用合板の代替材料というならば、同等の強さでもっと透湿性がほしいものです。 私の質問事項は発泡ウレタンを厚く吹けば、透湿性がゼロの構造用合板でも温暖地域なら問題ないのかどうか。 問題がないなら、値段が高くてもやってみようかなと思います。 2年前に発泡ウレタン施工をした未完成の家に入れてもらった時、寒い日なのにとても暖かく感じた。そこの大工さんは俺の仕事が減るので気に入らないが、震災でガラスウールが足りないので仕方なく施工されたが、良い物だと言っていました。 |
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No.115 |
ウレタンが悪いとは思いませんが弱点もあります。耐火、臭い。
耐力壁がコンクリートに打ち付けられる場面を想定できませんが、それを言うなら住友林業のラティス状のものやTIP工法など論外でしょうかね。事実はそうではないのでしょうが。 耐震や壁倍率の考え方が間違えてるように思います。 それから合板は透湿性ゼロではないですよ。透湿抵抗は時により高いとも低いとも言える代物です。 個人的には木造住宅で完全に湿気の逃げが無くなるのは片側だけとはいえ怖いような気がします。 |
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No.116 |
ダイライトやハイベストウッドの透湿抵抗は構造用合板と比べて一桁違います。
壁倍率は同等かそれ以上です。 要は家の構造として優れているか否かが問題なのであって、コンクリートにぶつけて壊れるか壊れないかではないような気がしますが。 |
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No.117 |
壁内結露を心配するのは、その場所に大切な柱があるからです。私は日本の林業のために檜のKD柱を使います。プラスターボードを張る前に胴縁を打ちます。その部分が壁内通気の働きもすると思います。床には剛床の方が地震には強いが、空気の上昇移動を遮断するので根太にしたほうが良いのかなあと思っています。昔は棟換気は雨漏りで危ないと言われていましたが、今では実績があるので湿気を棟換気で逃がします。軒天の吸気も計算してスリット吸気にします。晴天時に暖められた上昇気流で湿気を吸い上げてもらいたいと考えています。
セキスイの木造であるシャーウッドのように胴差にスリットを入れて上昇気流を逃がすのは良いアイデアです。欠損があるので胴差が120mmになっています。特許なのか一般の工務店では実施できません。ここのスレツド名である大手HMの各社アイデアを特許放棄して、日本の木造建築のためにも、一般工務店でも出来るようにしてもらいたい。 壁量計算の考え方が間違えているとおっしゃるが、震度7の地震で筋交いと火打ちだけで大丈夫ですか。耐震等級2までしか作れないのて震度7では危ないと思っています。揺れても柳に風と受け流す考えは理解できますが、揺れた結果で隅々に欠損不具合が出るのも嫌ですよ。だから、耐震ダンパーには批判的です。免震は安ければ魅力的です。 |
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No.118 |
>発泡ウレタンを厚く吹けば、透湿性がゼロの構造用合板でも温暖地域なら問題ないのかどうか。
屋内からの漏気がゼロで、他に壁内部が濡れる要件がなければ問題はない。 理論上はね。 |
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No.119 |
投稿した後、論理の矛盾と自分の気持ちの混乱に気づきました。
断熱のために壁内を断熱材で埋めているのに、壁内結露を心配して通気をさせようとしている。そのことは断熱性を大きく低下させるのではないか。 そこで、住友林業のフェンスみたいな構造用補強材が登場するが、何だか材料が弱々しいし、断熱欠損があるとその隙間から熱が通気とともに逃げるのではないかと心もとない。 木造住宅を建てようと思っているのに、鉄骨住宅と同じ強さにしようとしている自分。さらに木材は濡れ続けると腐るので嫌だと思っている自分。古いセキスイハウスを眺めると壁に柱の存在が映っている。壁の裏側は結露しているのではないかと思ったりして、けなしている自分。 だからといって、鉄骨住宅を建てたいとは思っていない。本当は柱や梁が見えている家が良い。それならば壁内結露など気にならない。しかし、外断熱にしないと寒いだろうなあ。 |
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No.120 |
外断熱にして室内側は真壁+見せ梁で解決だな!
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No.121 |
壁内結露対策ってどれが最適?
シャーウッドの2重通気層? 住友林業のきづれパネル? 一条工務店の外断熱? |