壁内通気層はほとんどのHMにあると思っていましたが、有名HMでも無いケースがあるようです。
セキスイツーユーホーム(木造2×4ユニット)は通気層が無く、2×6の登場で初めて設けました。壁内結露は問題無いのでしょうか?
また通気層とは一般的には外壁と透湿防水シートの間の層を指しますが、断熱材と合板の間の層を言うこともあります。
これらの層は、空気層または防湿層と書く場合もあるようです。
エスバイエルや積水ハウスは両方とも設けてあり、2重の通気が完備されているので、施工がしっかりしていれば壁内結露に関しては心配無いと思います。
また、合板類(構造用合板、ダイライト、モイス等)や断熱材の種類でも透湿抵抗の高いものと低いものとで施工が変わる(内側の層は不要など)そうです。
ネットで、ツーユー以外にも三井ホームとミサワも通気層が無いとの書き込みを拝見しましたが、本当でしょうか?大手HMの通気層の考え方について、話し合いませんか?
あまり工法を広げると混乱するので木造に限定しましょう。
[スレ作成日時]2009-03-16 00:25:00
【壁内結露は】壁内通気層の無いHMって・・・【大丈夫?】
42:
匿名さん
[2009-03-18 17:45:00]
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43:
匿名さん
[2009-03-18 17:56:00]
>エスバの2重通気工法は、壁体内の断熱材が入っている部分を通気させるわけでしょ。
断熱材の外、パネルの内側に通気層を作ってる。 だから通気層の内側に断熱材がくる。 |
44:
匿名さん
[2009-03-18 18:24:00]
夏場は多湿な空気が入ってくるとか言うけど、当然「通気」されるんだからその空気も出ていくわな。
ていうか、そもそも「通気」すらしない場合は? |
45:
匿名さん
[2009-03-18 18:44:00]
重力換気で上昇する通気層の空気を考慮して、断熱性能や内部結露や
壁体内の環境を論ずるのは、かなり理解していないと難しいと思う。実験データ も合せてある程度正確な事が言えるのではないでしょうか? |
46:
匿名さん
[2009-03-18 18:46:00]
>>43
その通気層と断熱材の間には防湿シートがあるのですか?(よくわかってないです) |
47:
匿名さん
[2009-03-18 18:48:00]
間違い
防湿 ↓ 透湿シートでした |
48:
匿名さん
[2009-03-18 21:36:00]
>>42さん
君の言いたい事がリンク先を見てよく分かりました。 君の最大の間違えは高湿度と多湿を混同した事ですね。 湿度ってのは%。多湿とは大気中水蒸気量が多い状態。 リンク先にも書いてありましたね。 >空気が,どれだけの水蒸気をふくむことができるかは,温度によって決まっています、と。 夏場の晴れの湿度ってのは高い。日本は高温多湿ですから。 要は、大きな入れ物に結構水が入っている状態みたいなものだ。 その空気が基礎内に入るとどうなるか。言葉を引用させてもらう >夏場は、床下に外気が入ると基礎のコンクリートで冷やされて湿度が上がります。 そう冷やされる。 夏の外は30℃を越えてて、基礎のコンクリの温度は夏場は約18℃~21℃。 そしてグラスに結露するかのように基礎にうっすらと結露する。 湿度で言えば外では80%から90%弱、基礎内で言えば100%に限りなく近い。 しかし気中水蒸気量で言えば外が30g、基礎内は20g前後と思われる。 こうして一度は気温が下がり、上昇した湿度はどうなるか? どこに行くんだっけ?42さん。 そう、暖まりに壁体内に入って行きます。そしてまた気温が上昇。 壁体内温度は日光の影響を受け35度以上になる。そこで20g程の水分量の気体が 暖められると飽和水蒸気量が上昇、湿度(%)が下がります。 この状態を想像して下さい。外の空気よりも湿度が下がっていませんか? もちろん水分量も。35℃の20gったら50%ぐらいでしょうかね? 夏場で50%なんてありえません。 この空気が循環することによって、皆の大事なお家は守られていくのでした。めでたし。 私は仕事の都合で3年ほど前から温度と湿度を集計しています。なのでちょっと思い入れが ある分野なのでムキになりまして見苦しいトコすいません。 |
49:
申込予定さん
[2009-03-18 22:24:00]
璧体内で温められるところは良いでしょう。
では、断熱材(特にウール系)を通るとどうなるでしょう? 室内はエアコンで冷やされてます。 断熱材を通り抜けていく途中で再び冷やされますよね。 すると相対湿度はどんどん高くなり・・・ あとは分かりますよね。 |
50:
匿名さん
[2009-03-18 22:51:00]
室内をエアコンで冷やさなければいいんじゃね?
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51:
匿名さん
[2009-03-18 22:58:00]
室内の冷たい空気で冷やされた断熱材で結露が発生するまで壁体内の温度が下がるの?
そしたらそもそもHMの言うような空気の流れは発生しないってことにならない? |
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52:
匿名さん
[2009-03-18 23:55:00]
内部結露が発生する条件は存在するでしょう。
だから、結露した水分や湿気を乾かすためにも壁内通気層があるのではないですか? 断熱材(特にウール系)が駄目になりそうですが、 現実的には、内部結露が発生する条件が継続しないので乾燥していくものと思われます。 密閉した壁体内で一度内部結露したら、水分や湿気が逃げることができず、 歳月をかけてどんどん断熱材や構造体などを駄目にしていきます。 高気密化しても、経年変化で気密性能が低下していくとしたら、内部結露のリスク はゼロではありません。 |
53:
匿名さん
[2009-03-19 09:24:00]
>密閉した壁体内で一度内部結露したら、水分や湿気が逃げることができず、
>歳月をかけてどんどん断熱材や構造体などを駄目にしていきます。 自分もそう思うんですが、実際壁内を密閉してるメーカーは少ない。 自分の知る限り、壁が密閉に近い状態になってるのは大成の空間王だけです。 >経年変化で気密性能が低下していくとしたら、内部結露のリスク >はゼロではありません。 関係ないでしょう。 気密が甘くなるなら水分の逃げ道もあるってことだから。 逆に外部からの湿気を含んだ空気の浸入による結露を考えてるなら、そもそも壁内密閉の話はおかしいでしょう。 |
54:
匿名さん
[2009-03-19 11:13:00]
>>53
>>自分もそう思うんですが、実際壁内を密閉してるメーカーは少ない。 >>自分の知る限り、壁が密閉に近い状態になってるのは大成の空間王だけです。 壁内を密閉してる=内側通気層が無いと言うことじゃないのかな?そうするとエスバと積水以外は壁内を密閉しているということになるよね。でも、そうだとすると大成の空間王は外側通気層も無いということなの? |
55:
購入検討中さん
[2009-03-19 12:00:00]
密閉の定義がわからないですが、流れからすると壁の中の水蒸気が抜けないほどの密閉度ですよね。
それならば壁貼っただけで密閉なんて、ありえないですよ。 |
56:
匿名さん
[2009-03-19 12:15:00]
>>49さん
もう少しで仲良くできる気がします。 まず一つ。 エアコンの冷気でもし壁内の空気が冷やされるほどならば壁体内換気の循環が逆転してしまいそれこそ本末転倒です。冷気は下るのですから。 特許を取得した技術である事を前提に話しましょう。 もう一つ。 冷気がそこまでもし壁体内に伝わるとしたら、それ以前に室内に熱気が伝わってしまいます。 中からの冷暖房の効果を極力逃がさない、外気温を室内に極力入れないのが断熱材の前提です。 石膏ボードと断熱材外側を流れる空気体にエアコン程度の冷気が伝わる事はほぼ無いと思った方がいいです。 冷気と熱気による熱の優位性はエネルギーの蓄積の観点から見ても、お調べ頂いても日常でもお分かり頂けるはずです。 では結露が無いかと言ったらそうではないです。 夏ならそのような冷気の伝導と熱気の伝導とがぶつかる所、つまり断熱材の表面、もしくはやや内部です。 急激な温度差に急激に冷やされるのが結露の発生し易い条件なので、無論大量に結露するワケではないです。しかし確実に結露します。 その水分は周りの湿度が低いほどよく乾きます。洗濯物と同じです。そして話にも出てきました重力換気によって屋根裏から外に排出されます。 長文申し訳ないです、また指摘事項ありましたらヨロしく |
57:
56
[2009-03-19 12:42:00]
追記。
RWについてですが、断熱材内部を風が抜ける事はまず無いです。包みに入っていてさらにあの密度ですから。ですが完全に乾燥してるワケではありませんので結露はするだろうと書きました。 結露した水分は、水蒸気量の少ない方に向かって分散していきます。均一化です。 先に述べた理由により、包みの小さな穴や切れ目から極力湿度の低い壁体内換気の気流に分散します。包みにはたしかミシン目のような穴が開いていたと思います。 表面に結露した場合でも中に浸透しない程度の小さな穴です。 そうしてカビが発生しない水分量をRWは維持しています。 |
58:
購入検討中さん
[2009-03-19 23:55:00]
私はW通気工法が気に入ってエスバを候補に入れているんだけど・・・
エスバが次世代省エネ基準ギリギリの数値しか出せないのは何でだろう? 気密シートを貼っていないから? それともパネルとパネルの間をウレタン等で塞ぐことをしていないから? パネル工法でC値2.0c㎡/㎡を下回ることは不可能なのかな? |
59:
匿名さん
[2009-03-20 11:43:00]
>>58さん
パネル工法で…と言うよりも内側通気有りの工法で…というご質問の方がしっくりくる気がします。 もちろん気密テープを使用していないのもRW断熱なのもC値が低くならない原因だと思います。 たしかC値の測定方法は実際の家を締め切り、中を加圧して外との圧力差を時間で見ていくって感じの測定方法でしたかね? イメージは風船がしぼむ速度が早ければ穴が大きいと判断する・・・みたいな。 壁体内換気の場合は、石膏ボードの裏の、断熱材の外側まで外の気圧があるという事と理解してもいいと思います。 て事は、断熱材とパネルの脇の隙間等がコンセントやスイッチボックスの隙間を通じて外と繋がってますよね。 ですからC値、という観点から見るといい数値にはなりません。 ですが冬場寒いかと言ったら決して直結しません。第一に内側通気層の空気は外と直ではなく基礎内で安定してきている空気だという事。 以前にも触れましたが基礎内の温度は一年通じて安定していて、冬場は15℃~18℃です。 この時点で少しずつC値が快適と必ずしも符合しないとお気づきになると思います。 内側通気のない2.0C㎡/㎡以下より内側通気のある2.0C㎡/㎡以上の方が快適である『可能性』は出てきます。 |
60:
匿名さん
[2009-03-20 11:49:00]
追記
エスバイは気密の配線ボックスカバーを標準では採用してませんが、言って付けさせることは可能だと思いますよ。 換気扇を使用した時など、最近の気密が住宅でもコンセント類からの風は結構なものです。 物自体は100円しませんし、施工も手間のかかるものではないので、検討してみては。 |
61:
58
[2009-03-20 20:57:00]
>>59
ありがとうございます。よく理解できました。 特に「冬場寒いかと言ったら決して直結しません。第一に内側通気層の空気は外と直ではなく基礎内で安定してきている空気だという事。」に納得です。 基礎パッキンで基礎内に入った空気を内側通気層へ送りこみ、天井部分から排出するんでしたよね。 この空気の一連の動きに湿気も同じように動くため、結露を防ぐことが出来る、と。 内側通気層の空気の出所は知っていたのに考えが回りませんでした。 エスバの住宅なら、施工不良で無い限りは激しい壁内結露により躯体がカビたり痛んだ例は皆無でしょうね。 |
また釣り?
床下が多湿になるのは夏場の話です。高温多湿ではなく超多湿(外気より湿度高いという意味温度は低い)。
夏場は、床下に外気が入ると基礎のコンクリートで冷やされて湿度が上がります。
特に内側通気をやると床下の空気を使うので、外気が多く床下に取り入れられます。
湿度について↓
http://www.gifu-net.ed.jp/kishou/kansoku/shitsudo/index.htm