実家は建てて10年経ちます。
テレビや、雑誌に載るような家が建てたいと建築士を選んだそうです。
ローコスト注文住宅として、実家はHPで紹介されています。
木造二階建ての一階が母、二階が弟夫婦の持ちモノです。
土地は母のもので元の家を壊しての建築費の支払総額は建物45坪で6000万強です。
これって、ローコストっていいますか?
建物だけは4500万なのでしょうか?雑誌にはそう掲載されていました。
弟夫婦に任せてしまったので、今更どうしようもないのですが、同じ失敗はしてほしくないので少し書かせてください。
外壁はガルバリウム(シルバー)で外観も大変変わっています。
若者好みです。
母の家具の寸法を測ったり、出来上がった家の日差しの計算や、水が排水溝に流れるように庭(駐車場)には傾斜をつけるなど、どんな家が建つのかと楽しみにしていました。
出来上がった家の内装は、姪のアトピーに良いとされる端切れがベニヤにサンドされたような材で、
未だ、未完成かとよく聞かれます。
キッチンメーカーは?ですでに倒産しているそうです。
寸法まで測った三竿の箪笥はすべて入らず、処分されました。
弟夫婦から押入れ引出が渡されて、使っていたのですが中の着物や帯がカビて困りました。
原因は床下に雨などの水がたまっていたからだと思います。
大工さんが調べてくれて、建築士に相談した方が・・と言われ相談したのですが、責任はないとのことでした。
この建築士の方は、母に花水木を植えるように薦めたそうなのですが、1本30万円とあまりに高額で即座にお断りしたそうです。
玄関ドアも年々反ってきて、今は大変鍵がしにくい状態です。
これから梅雨時になると年老いてきた母の力では、鍵を閉めるのが大変になるのです。
そして、一番の問題点。
この十年、母が薬を服用しながら耐えているのは二階の音が筒抜けなことです。
新築当初より、トイレの水洗の音はもちろん用足しの音(大が特にわかります。)、洗濯機の入水音、食器洗浄機の音。
掃除機の音は工事現場の様ですし、引き戸の開け閉め音は家全体が震えるような響きです。
駐車場には大きな水たまりができますし、埋め込んだ枕木もボロボロで、アスファルトもそこらじゅうがはげています。
家を建てる目的が人に自慢することを、一番に考えたからなのでしょうね。
一階ばかりに不具合がおきていますが、二階にもよく大工さんや、電気屋さんなどが来ていますので不具合は起きているのでしょう。
もうどうにもできないと諦めていますが、これからの皆さんはくれぐれもお気をつけください。
音は、暮してみないとわかりませんから。
新築の家のせいで、親子は断絶状態です。
[スレ作成日時]2009-04-07 02:05:00
ローコスト注文住宅
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